2009年4月 9日

転送メール:贈る言葉

Walter_Norris-germany.jpg  OverSeasが愛する「ベルリンの巨匠」ウォルター・ノリス先生は、来月、故郷(米アーカンソー州)で開催されるコンサートやクリントン元大統領主催のリトル・ロック映画祭に自分のドキュメンタリーフィルムが上映されるなど、渡米の準備で超多忙のはず。なのに「このスピーチを皆に回覧せよ!」とミッションが来ました!

 
 それはボストン音楽院(Boston Conservatory)の新入生の父兄に対しての歓迎スピーチ。ボストン音楽院は、MLBレッドソックスの本拠地フェンウエイ・パークのすぐ近くの学校で、クラシック主流、講演者のカール・ポールネック先生は当学院の主任教授でありクラシック・ピアニストです。

 「音楽」の価値や意義は何なのか?子供を「音楽学校」という非実用的な場所に送り出していいのだろうか?そんな不安を持つ父兄達に、古代ギリシャの音楽認識や、ナチ収容所で作曲されたメシアンの四重奏、そして講演者自身の神秘的な音楽体験を通し、「音楽の意義」を伝える誠実なスピーチは、ノリス先生の語り口を思い出すものでした。

  ただ、フラナガン達を育んだデトロイト公立校の音楽教育が、「職業選択肢が限定された黒人の子弟に、社会で困らないような専門職を身につけさせる」という理念であったことを知るInterludeとしては、お金持ちの子弟が集まる私学は世界が違うな、という感じは否めません。でも、音楽のルーツを考える上では、「寺井尚之ジャズピアノ教室」に入門した時に行う理論講習と同様、誰にでも興味深いスピーチなので、英文メールを誰彼なしに転送するより、和訳してInterludeに公開することにしました。
 
   ネット上で調べてみたら、このポールネック先生のスピーチは2003年秋のものでしたが、この3月に同校のサイトに公開されて以来、大反響を呼んでいるようで、多くのブログや、ジャズ系ブログ、"ダグ・ラムゼイのRifftide"にも取り上げられています。

 原文はここに。
 


 下のエントリーに全訳を載せておきます。長文ですがご興味があればどうぞ!

CU
 

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