2013年4月 4日

在NYベーシスト、ヤス竹田 名門"カフェ・カーライル"に出演!

 春です! OverSeasニューヨーク支部長、YAS TAKEDAこと竹田康友が、先月"カフェ・カーライル"に出演したという嬉しいニュースが飛び込んできました!

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 写真は随分前にOverSeasで帰国ライブをやった時の竹田くん、長らく会ってないけど今もほとんど変わってないと思います。


 

cafe7984B288DA315.JPG"ヴィレッジ・ヴァンガード"や"カーネギー・ホール"に出演した日本人ミュージシャンは多くても、"Cafe Carlyle"に出演した日本人は竹田君が初めてかもしれません、
  "Cafe Carlyle"は億ションの立ち並ぶマンハッタンのセレブな街、アッパーイーストサイドのホテル"ザ・カーライル"にあります。このホテル、古くはリチャード・ロジャーズが常宿とし、JFケネディがマリリン・モンローと逢引したという由緒正しき老舗。パリの香りが漂うマルセル・ヴェリテのロマンティックな壁画が印象的な"Cafe Carlyle"は、ジャズ・クラブというよりは、キャヴィアを肴にドンペリをさり気なく傾けながら、セレブなショウを楽しむ高級キャバレーといった趣。


 かつてコール・ポーター・ソングスの第一人者と言われたボビー・ショート(p.vo)が看板スターで、現在は毎週月曜日、"ニュー・オリンズ・ジャズ・バンド"でクラリネットを吹いているのがウディ・アレン!(『ハンナとその姉妹』という映画の中にカフェ・カーライルのシーンがありました。)!NFL(全米アメフト・リーグ)開幕の夜には、マライヤ・キャリーがイヴニング・ドレスで現れて"サマータイム"を飛び入りで歌ったり...。私なんか裏口からでも入ったことのないセレブなクラブです!そんなら来週行こうと思ってるあなた、ちゃんと上着を来て革靴履いていってくださいね。

 

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 ヤス竹田がカーライルに出演したのは3/21-30、伝説的な弾き語りスター、ジョー・トンプソン・トリオの一員として白羽の矢が立ちました。チャンスが到来したのは、当初余予定のベテラン・ベーシスト、カルヴィン・ヒル(ジュニア・マンス・トリオでOverSeasに来演したことがあります。)の都合がつかなくなったからで、デトロイトといえ、カルヴィンといえ、不思議な縁を感じます。


 トンプソンはブラック・ビューティのさきがけとしてレナ・ホーンと縁の深い人。'50年代にデビュー、フランク・シナトラにその実力を認められメキメキ頭角を現しましたが、クライスラーの重役に見初められ結婚し専業主婦となり、3人の息子をプリンストンやコーネルといった一流大学に入学させてからカムバック!ライブ主体のキャバレー・シンガーゆえに、日本では余り知られていませんが、ライオネル・ハンプトンに絶賛されるなど、未だ美貌と人気が衰えない文字通りの「美魔女」です。

下の写真が、若かりしミス・トンプソンとトニー・ベネット。

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 リハーサルに行ったYAS竹田は、年齢にかかわらず、ミス・トンプソンのリズムがしっかりしているので、演り易いやん!とびっくりしたそうです!プロは凄いね。


 リハーサルで演らなかった曲をいきなり始めたり、リハとは異なるキーで演ったりというハプニングも、NYで年輪を重ねたYAS竹田には想定内、ヤスヤスと楽しく共演できたそうです。! 公演後は 「ぜひ次回も一緒にやって欲しい」と言われ、双方実りある楽しい仕事になったようです。

 

   日本で、田村翼(p)トリオのレギュラーなど大阪ジャズの第一線で活躍後渡米、ニュー・スクールからクイーンズ・カレッジで特待生としてジミー・ヒースやサー・ローランド・ハナに師事、学生オールスター・バンドで渡欧、ジャッキー・バイアードやブラッド・メルドーなどジャズ最前線から、NYの名ダンスバンド"Joe Battaglia &the NY Big Band"のレギュラーまで、活動範囲はジャズ・クラブから、フォー・シーズンズまで、幅広くギグを続けながら20余年が経ちました。


 ハッタリがなく、地道で着実な仕事ぶりで大きな信頼を得るというのは、ある意味日本的なジャズマンなのかもしれない。もっと注目されて良いNYの日本人ベーシストだと思います。この人、寺井尚之と一緒で、HPもないしFBもないアナログな人です。(追記:こう書いたら、竹田くんから、「最近はツイッターを始めたし、寺井さんと一緒にしないでほしい」と断固としたクレームが来ましたが・・・)帰国したらライブやって欲しいのに、長らく帰ってこないNYのベースマン、YAS竹田をこれからも注目していきたいと思います。皆さんもどうぞよろしく!

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