Scott Hamilton
&
Eddie Higgins Trio
2001年7月2日月曜日

&
Scott Hamilton(ts) 
スコット・ハミルトン(テナー)
'77年のセンセーショナルなデビューの後、地道に力をつけてきた実力者。
Eddie Higgins(p)
エディ・ヒギンズ(ピアノ)
シカゴを中心に、コールマン・ホーキンスらと共演してきた超ベテラン。
Steve Gilmore(b)
スティーブ・ギルモア(ベース)
サド=メル・オーケストラ出身、長年フィル・ウッズのレギュラーとして活躍するテクニシャン。
Bill Goodwin(ds) 
ビル・グッドウィン(ドラムス)
アート・ペッパー、ジョージ・シアリングらと共演後、'74年からフィル・ウッズの右腕として活躍するドラマー。

演奏曲目
第1部
1.
What Is This Thing Called Love(C.Porter)
2. Robin's Nest(Sir C.Thompson- I.Jacquet)
3. Fascinating Rhythm(G.Gershwin)
4. Darn That Dream(J.V.Heusen)
5. Autumn Leaves(J.Kosma)
6. Angel Eyes(M.Dennis)
7. When My Dreams Come True(I.Berlin )
8.
Chaser タイトル不明
アンコール Indiana(J.F.Hanley )

第2部
1.
Woodin' You(D.Gillespie )
2.
Embraceable You(G.Gershwin)
3.
Apple Honey(W.Herman)
4.
Skylark(H.Carmichael)
5.
Blues
6.
You Must Believe In Spring (M. Legrand )
7.
St. Louis Blues (W.C.Handy)
8.
Tonight I Shall Sleep With A Smile On My Face(D.Ellington)
9.
Good Bait(Tadd Dameron)
アンコール 
Barnie's Tune(B. Miller, M. Stoller/J. Lieber)

今回のゲストプレーヤー、スコット・ハミルトンは、ウエイン・ショーターマイケル・ブレッカー達が人気を博すフュージョンや、ポストコルトレーン派が全盛だった1970年代後半に、彼らとは全く違ったオールドスタイルで<ベン・ウエブスターの再来>と銘打ち、ハンク・ジョーンズ、トミー・フラナガンをサイドに使った『グランド・アペアランス』という贅沢なアルバムで華々しくデビューした白人スターサックス奏者です。それから20余年、時代の波にもまれながらも、スカッとしたスリムな容姿と、レトロでウォームな演奏を身上に、コンコードレコードの看板ミュージシャンとして人気を保ち、何回も来日しています。私も今までに何度も彼のステージを見る機会はありましたが、OverSeasに迎えるのはこれが初めてでした。

一方、今回のリーダー、エディ・ヒギンズは、60年代にシカゴの名門クラブ<ロンドンハウス>のレギュラーピアニストとしての活躍以来、あまりジャズの表舞台に立ったことはありませんでした。しかしここ数年、日本制作のヴィーナスレコードの一連のCDが大ヒット、おなじみワルツ堂カリスマ店では、昨年当店に来演したビル・シャーラップをも遥かに凌ぐセールスを記録する人気ピアニストです。もっとも、ヒギンズはNYのジャズシーンにはあまり登場していなかったので、私が生を聴くのは今夜が初めてでした。ロンドンハウス時代の早弾きテクニシャンが彼の実体なのか、はたまたヴィーナスで聴ける優れたラウンジピアニストが真実の姿なのか、そこが知りたいところでした。先月来演したサー・ローランド・ハナが、一度アメリカのどこかのコンサートで、このエディ・ヒギンズとピアノ2台で演奏したが、ドラマーがうるさくてエディの音が全く聴こえなかった・・・というような話をしていました。

また、スティーブ・ギルモア(b)ビル・グッドウィンは二人共、現存する最高の白人アルト奏者フィル・ウッズのカルテットで長年活動して来たバップの強者達です。トミー・フラナガンを神様と崇め、デトロイト・バップを標榜するOverSeasには珍しい、お洒落でジャジーな白人カルテット。ミュージシャン達とは全員初対面だったので、どんな人達なのか楽しみでした。今日は午後3時頃から、店の外でファンと思われる人が何人もうろうろしていて一行にサインをもらうのを待ち構えており、彼らの人気の程を窺わせました。(中にはうちのコンサートのチラシにサインだけもらって帰ってしまった人もいましたが・・・)
 
いつものように午後は
名調律師川端さんに入念なピアノの調整をお願いし、ホテルでゆっくり休養していた一行は5時半にOverSeasに現れました。OverSeasではミュージシャン達が来店すると歓迎の意思表示としてスタッフ全員が拍手で迎えます。お金持ちのツーリストのような老紳士エディ・ヒギンズ、そしてベースを担いだスティーブ・ギルモア、身長190cmはあろうかという大男ビル・グッドウィンがニコニコしながら入って来ました。最後に入って来たスコット・ハミルトンはヒゲを剃っており、ステージの印象よりはずっと小柄です。拍手に面食らったのか眉毛が10時5分の角度になり、マイクの前に立って「オイオイ、何だよお、俺にスピーチしろって言うのかい?」と言ったその声がジャック・ニコルソンそっくり、バットマンの敵役、ジョーカーと全く同じアクセントに笑ってしまいました。
 
サウンドチェックは先日フラナガニアトリオも演奏したビリー・ストレイホーンの
『レインチェック』ハミルトンはマイクのサウンドに何度もダメ出ししています。当店は一応シュアのマイクを置いていますが、PAも古く小さいので、なかなかハミルトンの気に入った音にならないようです。しまいに自分でイコライザーをいじくっています。当店は60席弱しかなく、レギュラーサックス奏者は誰もマイクを使いません。今までジミー・ヒース(ts)クリフ・ジョーダン(ts)リッチ・ペリー(ts, ss)ルー・ドナルドソン(as)、それに、パキート・デリヴェラ(as,cl)他にも様々なサックス、クラリネット奏者が出演しましたが、サックスでマイクを所望したミュージシャンは意外にもビッグトーン自慢のエリック・アレキサンダー(ts)だけです。先月ハナさんと共演したマルチリード奏者、青森英明君も生音でした。すると、スター白人奏者はマイクを使用したがるということでしょうか?あれだけ温かく大きな音を出すハミルトンに一体なんでマイクが必要なのか、よくわかりません。細かいタンギングやサブトーンの魅力を聴衆全てに伝えたいという配慮があるのでしょうか?とにかく眉毛が10時5分から10分の間を行ったり来たりしているハミルトン氏ですから、私は黙って見ているだけでした。

一方スティーブ・ギルモアはスツールに座って演奏したいと言う事でしたが、適当な椅子がなく、脚立に川端氏の車の座布団を借りて間に合わせると満面ニコニコ顔。ビル・グッドウィンもあっという間にシンバルをセットし、クールな表情でドラムを触っています。エディ・ヒギンズは黙々とバッキングをするだけです。結局10分少々、テナ―のサウンドチェックが終ったところで、すべてのチェックが終了となりました。

名プロモーター、西蔭氏(もんプロダクション)曰く、バンドの皆さんはツアー中、翌日に備えて早く休む主義なので、演奏後はすぐに失礼するから、演奏前に‘軽く’食べさせて欲しいとのこと。それで、演奏前にメンバーの皆さんが召し上がった‘軽い’ものとは、スコット・ハミルトンがカツカレー、ビル・グッドウィンがチキンカツ、スティーブ・ギルモアエディ・ヒギンズが、シーフードピラフとサラダ、デザートには全員がケーキやアイスクリームを色々・・・誰もアルコールは口にしません。ここで、やっとスコット・ハミルトン「オイシイ!」とにっこり!「僕は吹くのに凄くエネルギーが要るので、絶対演奏前にお腹一杯食べるんだ」と、やっぱりジャック・ニコルソンそっくりな、甲高い猫なで声で言いました。

私がグッドウィンギルモアに、「初めて生で二人を聴いたのは今から10年ほど前、コンコードジャズフェスティバルのフィル・ウッズ・カルテットで、演奏は本当に素晴らしかったけれど、30分しか出演してくれず残念でした」と言うと、「あの時は僕はまだ毛がフサフサしてただろ?」とお茶目なギルモア。ピアスの似合うグッドウインは優しい調子で「演奏したくとも制限時間があって出来なかったんだ。出演バンドが多く、おまけにジョージ・シアリング(p)がトリでたっぷり演ることになってたんだ・・・ニールス・スウェインスンとDUOでね…良いベースだよ、彼は・・・」。ひとしきりスウェインソンの話が出て、しばらくすると話に入って来たハミルトン「だからジャズフェスティバルはイヤなんだよなあ…演奏時間が短くて、何かというとすぐにサックス奏者を何人も並べて一度に吹かせて、5分ソロを取ったら終わり!って事もあったよ。あんまり演奏時間が短いのはかえってしんどいわ・・・」なんてフェスティヴァル談義で話が盛り上がっています。


マイクの音がなかなか気に入らないハミルトンは
ついにイコライザーを自分でいじりだし・・・。

おしゃべりしながら、お腹が一杯になって和やかになった所で本番となりました。バンドの形はエディ・ヒギンズ名義のトリオにゲストとしてスコット・ハミルトンが入っていると言う事で、前座としてのトリオ演奏はなく、最初からカルテットです。1曲目はコール・ポーターの曲『恋とはどんなものでしょう?』寺井尚之リッチ―・バイラークの演り方よりもスローで、リラックスした感じ、スコット・ハミルトンの音はソフトで温かく、今までステージやレコードで聴いたのと全く同じ印象を受けました。バッキングのエディ・ヒギンズは少しも出しゃばらず、先ほどの会話と同じです。大きい体で小さな脚立にちょこんと座ってべースを爪弾くスティーブ・ギルモアは、まるで、蜂蜜を求めて木登りをするヒグマの様ですが、音の出し入れがあって、ニュアンスに富む、奥の深い3次元的なランニングを繰り出します。ベースを弾くというより、奏でる、という表現がぴったりくる印象です。ビル・グッドウィンはバンドのサウンドがリラックスしすぎてぬるくならぬように、シンバルやリムで甲高いオカズを入れ、手綱を引き締めます。

続いては、イリノイ・ジャケエ(ts)サー・チャールズ・トンプソン(p)共作の古いスタンダード、『ロビンズ・ネスト』スコット・ハミルトンのテナーは肩の力が抜けていかにもゆったりスイングし、その隙間に見え隠れするヒグマのスティーブ・ギルモアのビートが大変魅力的です。エディ・ヒギンズのソロはブロックコードを多用し端正、プレイの姿はまるで映画やCMのワンシーンの様です。ハミルトンの息の長〜いエンディングに客席は魅了されています。

司会はハミルトンが担当、「ガーシュインを一曲・・・」『ファシネイティング・リズム』を吹き出しました。力の抜けたヴィブラートがカッコいい!ピアノソロに『Sweet and Lovely』が挿入されました。

次に風変わりなイントロから始まった『Darn That Dream』、ピアノのアルペジオが綺麗で、フワーッと歌う温かいハミルトンのテナーをキッチン前で聴いていると、一体なんでマイクが必要なのか全くわかりません。パフパフパフというベン・ウエブスターばりのサブトーン奏法だって生音の方が素晴らしい筈なのに、と思いました。お客さんが盛り上がったところで、ハミルトンが抜け、いよいよお待ちかね、私が初めて生で聴くエディ・ヒギンズトリオの演奏です。

マナーの良い老紳士、エディ・ヒギンズは丁寧な口調で司会します。ジョークはなし、会議の報告の様な真面目な口調です。「好評に付きアメリカでも発売されるヴィーナスレコードの新譜から2曲演ります」と、『枯葉』『エンジェル・アイズ』を演奏。『枯葉』はバロック的なインタールードがクライマックスとなる仕掛け。何故か『ボルガの舟歌』が挿入されました。マット・デニスの『エンジェル・アイズ』は、パーティに現れない恋人への未練の唄。ピアノは淡々と歌い上げ、パーティの仲間に失礼し、自分も退席を宣言する、あの有名な最後の歌詞のくだりで“ジャン!”と強くブレイクし、心の痛みを表現するシャンソン的構成、いずれも高級なカクテルラウンジで私もドレスアップして聴きたかったゴージャスな演奏で、実体は最近のCDの方だなと思いました。長年コンビを組むスティーブ・ギルモアビル・グッドウインのコンビネーションは完璧で、惚れ惚れするほどのサポートです。

再びハミルトンがバンドスタンドに登場、1929年のアーヴィング・バーリンの作品『ホエン・マイ・ドリームズ・カム・トゥルー』という私には初めてのナンバーが聴けました。ハミルトンはターンバックで、スカッと転調、最後のテーマに戻る時に使ったこの転調の効果は、転調の名手といわれるトミー・フラナガンハナさん、また寺井尚之とは全く違うもので、むしろ昨年来演したビル・シャーラップのやり方と共通しています。トミー達の転調が即興演奏の一要素として、自然にさりげなく、しかし非常に複雑に行われるのに対して、ハミルトン達の転調は、聴衆を掴む為の効果的な道具として、明快に示されます。作戦通りお客様達は大喜びで、掛け声が入りました!

簡単なリフ・チューンをバックにハミルトンによるメンバー紹介が行われ、反応のよいお客様達に応えたアンコールは、これも古いスタンダードの『インディアナ』。耳触りの良いフレージングでグイグイスイングするハミルトンのソロは最高です。結局この曲が1部では一番良かったように思いました。


ただでさえかぶりつきの席なのに、
さらに前のめりになって見つめる児玉さん


汗をぬぐう間もなくメンバー達はファンのサイン攻めにあっていますが、皆にこやかに応対しています。同じサックス奏者として児玉さんも
スコット・ハミルトンに熱心に楽器の質問をしています。ところが、スコット・ハミルトンが自分の楽器は1954年製のオールドのフレンチセルマーであると説明していた時に、例の事件が起きました。

ピアノの上に置いてあったテナーサックスを、川端さんが調律をする為にそっとピアノの椅子の上に置いた時でした。自分の恋人を無断で触られた時の様に、烈火の如く怒ったハミルトンの話し方は、ジャック・ニコルソンから、パニック状態のマイケル・ダグラスの様な鼻に掛かる押し殺した声に変わりました。「あいつ、大事な楽器に触りやがって、俺をコケにしやがった!何て失礼な奴だ!クソッ、そんな事はしちゃいけないんだ!」と、楽器を取りに走って行きました。私が寺井尚之「彼、カンカンになって怒ってるよ。どうすんの?」と言うと、寺井尚之はやおらスコット・ハミルトンの2倍の大声で怒鳴りました。「何言うとんねん!ピアノかて大事な俺の楽器や!お前こそ、俺の大事なピアノの上に楽器のせるな!気に入らんかったら帰れ!!」・・・日本語はわからないはずなのに、ハッとしてうつむいた他のメンバー達・・・。会場はもうシーンとしてしまいました。でも、この寺井尚之のガラの悪い怒鳴り声のおかげで、ハミルトンは急にクールダウンして、再びファンにサインを始めてくれました。最初から彼がサックスのスタンドに楽器を置いていれば、また、通訳の私が楽器を動かす前にスコット・ハミルトンに了解を得ていたら起こらなかったトラブルで、その場に居たお客様達に冷え冷えとした思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。サックス奏者とこんないざこざがあったのは初めてで、私も面食らいましたが、その後は、ハミルトンも何事もなかったようにファンや私達に、機嫌よく応対してくれましたので深く感謝しました。まあお互いプロなんですから、あの場に居合わせた皆さんが震え上がる程の事件ではありません。"Just One Of Those Things"というところかな?

あっという間に休憩時間が終わり2部開演、私はいつもどおりキッチン前からピアノの後ろに移動。最初はディジー・ガレスピーウディ・ハーマンに捧げた曲、『ウディン・ユー』。バップチューンですが、寺井尚之が演る時よりもずっとゆったりした曲想です。近くで聴いてもスコット・ハミルトンのプレイには乱れがなく完璧です。スティーブ・ギルモアも本当に素晴らしく、まるで根が生えているような直立不動のベースに掴まっている様に見えるギルモアがテディ・ベアの様で可愛い!奥行きのある彼の音色は、今は亡きレッド・ミッチェルの生音を思い出しました。ソフトな解釈で口当たりの良くなったバップチューンに、ビル・グッドウインのハードなオカズが鮮やかなコントラストを作ります。1曲目が終ると、スコット・ハミルトン「こっちの音の方が更に悪いかも知れんが、まあ、ええわ・・・」とブツクサ言いながら楽器用と司会用のマイクを取り替えました。

そしてソロで吹き始めたのは、これまたOverSeasでは頻繁に演奏されるガーシュイン『エンブレイサブル・ユー』ですが、ミディアム・スローの気楽な感じの解釈です。ソロでエディ・ヒギンズエリントン『ラブ・ユー・マッドリー』を挿入し、児玉さんがニコニコ。

続いて、「1940年代のウディ・ハーマン楽団のヒット曲『アップル・ハニー』を演奏します」とアナウンスしたハミルトンは後ろを向いて、エディ・ヒギンズスティーブ・ギルモア「B♭の循環で・・・」と指示、ここでも白人テナーの真骨頂を示します。巧みなタンギングを聴かせる肩肘張らないフレージングで、よどみなく流れるようにスイングする様は魅力一杯。エディ・ヒギンズもパワフルなソロを披露し、負けずに拍手を取りました。その後、一部の隙もないドラムソロが続き芸達者揃いのバンドの強さを見せ付け、モトドラ赤井さんも大喜びでした。

次に「美しいバラードを皆さんの為に・・・」と私の好きな『スカイラーク』を良い感じで演奏。ヒギンズはソロに『When Sunny Gets Blue』を挿入、黒鍵だけのグリスを下から上にちょいと流し、締めくくりにツバメの羽ばたきのようなトレモロを入れるとハミルトン“YEAH!”と掛け声をかけます。自分のソロの番になると<鳥が飛んで行けるのだったら、僕だって行ける!>という『Over The Rainbow』の一節を挿入し、サブトーンでスカスカスカと羽ばたいて見せました。お見事!と舌を巻いたその瞬間、児玉さんもとろける様な笑顔になっていました。ハッピーな演奏にやんやの喝采!

盛り上がったところに間髪を入れず、Fのブルースを吹き始めたスコット・ハミルトン。一見イージーなウォーキングのスティーブ・ギルモアですが、レガートの完璧さには驚くばかり。ヒギンズは華麗なコード弾きから、『SEE SEEライダー』を挿入し、ナット・キング・コールばりの短いグリスで対抗、ピアノの前でそれに掛け声をかけるハミルトン、ここでふと気がつきましたが、以前来演したエリック・アレキサンダーパキート・デリヴェラといったどのスター奏者達も、ピアノソロの時は、必ずお客様にピアニストが良く見えるように横にどいたものですが、スコット・ハミルトンは絶対にどきません。ずうっと前で他のメンバーのソロを聴きながら掛け声を出し続けます。これもサービス精神なのでしょうか?これに対してエディ・ヒギンズのバッキングは非常に控えめで、ゲームを仕切るような素振りは一切ありません。年齢の差なのか、気性の違いか?とても対照的な二人でした。吟遊詩人の様に超然としたベースソロの後、ハミルトンがキーを再三指示し、B♭に転調、おなじみのリフを入れて終りました。

ここで再びピアノトリオの演奏となりましたが、その時のスコット・ハミルトンの紹介は「偉大なるエディ・ヒギンズのリハをよく積んだトリオ演奏です!」。これは先ほどのリフの指示がすっと通らなかったことへの皮肉だったのでしょうか?ヒギンズは、そんな事におかまいなく、「自分の最新作から、自分のお気に入りの作曲家、ミシェル・ルグラン『You Must Believe in Spring』を演奏します」と、丁寧に曲目を紹介。フランク・モーガン(as)も自分のアルバムのタイトル曲にしている、センチで綺麗なバラードです。スティーブ・ギルモアが物凄いベースラインを奏でてピアノを大きくバックアップ!こんなメロディアスなベーシストと演奏するピアニストは本当に楽しく演奏できるのではないかと思います。

客席がうっとりとしたところで、ヒギンズ「数曲前にもブルースを演りましたが、今度は少し違ったブギウギスタイルのブルースを一曲演りたいと思います。ブルースの父、WCハンディ『セントルイス・ブルース』です」と曲目紹介。端正なバラードから一転、ワイルドなブギウギピアノに豹変したヒギンズは、速めのテンポで、左手を果てしなく動かしてロックンロール!リズムを煽り立てます。一瞬、昔NYのリンカーンセンターのパーティで間近で見た、無名時代のハリー・コニックJR.のプレイを思い出しました。客席中央にいるハンサムな朝日放送の西野アナウンサーが、伸び上がって観ています。バッパーのビル・グッドウィンも、歯切れの良いシンバルワークを駆使し、単調にならないよう色々なリズムの色合いを繰り出します。グリグリとハードに弾く紳士を見る川端さんの表情にほんの一瞬翳りが見えましたが、一気に弾き切ったエディ・ヒギンズ、聴衆の心をぐっと掴んで、今夜一番大きな拍手が贈られました。


最近日本で人気の高いエディ・ヒギンズ。
ピアノトリオの演奏はヒギンズ目当てのお客さんに大ウケ。


バンドスタンドに戻ってきたスコット・ハミルトン「こんなに盛り上がっちゃって、次に何を演ればいいんだか・・・」と冗談とも本気ともつかない調子でつぶやくと、エディ・ヒギンズ「バラード!」と一言。 ハミルトンは、「そりゃ良い考えだ!綺麗なバラードを演ろう!こんどはちょっと譜面を読んでもらうよ、とーっても複雑なんだからね!じゃあ、デューク・エリントンか、ビリー・ストレイホーンかどっちかの・・・デューク・エリントンという事にしておこう・・・とっても綺麗なバラード、『Tonight I shall Sleep with A Smile On My Face』を演ります」。これは寺井尚之のジャズ講座<サラ・ヴォーン編>の時に紹介したこともある名曲です。テーマの美しさをテナーでさらっと表現しました。

間髪入れずに、ミディアムテンポで、タッド・ダメロン『グッドベイト』に移ると、テーマの後すぐにピアノとバースチェンジに入り、素晴らしいタンギングを聴かせます。ビル・グッドウィンがすっきり決めるアクセントに合わせ、フラナガニアトリオのドラム、河原達人氏の拳がグーになったのを私も見逃しませんでした。

いつもの様にお客様全員が、熱いスタンディグオベーションでメンバーの熱演を讃え、アンコールで吹き始めた『バーニーズ・チューン』は、バランスのとれたテナーがわざと“BOW〜”と奇声を上げると凄くインパクトがあります。全員にソロを廻して、各自がそれぞれに聴き所を創り、今夜も大団円となり、大満足、大安堵の夜となりました。スコット・ハミルトンもお客様の熱い拍手に気分を良くしたのか、「またいつでもここで、演奏させてもらうよ!本当にありがとう」と挨拶してくれて私は感涙にむせんだのでした。
 
全員がすぐホテルに帰る筈だったのに、いつのまにか一部プラン変更、
エディ・ヒギンズ氏はスープとサラダで、ビル・グッドウィン氏はフルコースディナーを召し上がり歓談して、日付はいつしか変わっていたのでした。
 
余談ですが、
フィル・ウッズのオリジナル曲で、寺井尚之−宗竹正浩DUO(毎週火曜日をよろしく!)の愛奏曲でもある『リーツ・ニート』は、フィル・ウッズがかつてビル・グッドウィンの美人妻リーダーに捧げた曲だとトミー・フラナガンから聞いたので、グッドウィンにその話をすると「現在は残念ながら妻ではないが、あの曲は気に入っていて、自分が参加しているビッグバンドでも録音したよ」との事。また、ビル・グッドウインが自薦する自分のリーダー作はスイスのTCBから出ている、『Three As A Crowd』というアルバムで、「このレーベルの社長もドラマーなので、僕に録音して欲しがり、良い作品が出来た」と言っていました。今夜のビル・グッドウインの演奏を気に入って下さった方は是非チェックしてみて下さい。

そして、今回のお客様の中で一番多かったと思われるエディ・ヒギンズご贔屓の皆様に耳寄りな情報です。エディ・ヒギンズ氏はNYのクラブのラインアップには少しも名前が載っていないので、どこに行けば演奏が聴けるのか尋ねてみました。すると冬はフロリダ、そして夏場は鯨見物で有名な海辺のリゾート、以前に名ピアニスト、デイブ・マッケンナも住んでいたマサチューセッツ州のケープコッドで演奏しているそうです。これから夏休みにエディ・ヒギンズ氏をアメリカで聴きたい方は、毎(火)・(木)PM6―10はOrleansという街の、Wequasset Inn というお店、(土)・(日)PM8-12は、Harwichという街のBishop's Terraceという店で演奏しているとのことです。OverSeasの箸袋に丁寧に店の名前を書いてくれました。

OverSeas初来演の、スコット・ハミルトンエディ・ヒギンズトリオ、ジャズには様々な色合いと言葉づかいがある事を改めて知った楽しい夜でした。

掲示板から

今夜は盛り上がりました!
投稿日 7月2日(月)23時38分 投稿者 管理人

日本全国のスコット・ハミルトンファンの皆様、ならびにエディ・ヒギンズファンの皆様、および寺井師匠絶賛のベーシスト、スティーブ・ギルモアファンの皆様(知ってる人少ないでしょうね)、さらに我らが酔いどれドラマー河原達人氏絶賛のビル・グッドウィンファンの皆様(知ってる人さらに少なそう)、おかげさまでOverSeasにおける本日のライブは大いに盛り上がって幕を閉じました。スコット・ハミルトンが一番若いというほどベテラン揃いだけあって、4人ともお客さんを喜ばせる術をよく知ってらっしゃいます。ハッピーなライブに私は大いに満足でした。みなさん今夜の感想をビシバシお寄せください。

それはそうとハミルトンさん、私、今回のチラシに「禁煙」の2文字を入れ忘れて寺井師匠に文句を言われたんですが、思いっきり吸うてはりましたな。おまけにトレードマークの口ヒゲを剃ったはったから、最初見た時に誰かわかりませんでしたがな。それと、ピアノの上にサックス置いたらあきません、特にOverSeasでは・・・。


今夜のライブ
投稿日 7月3日(火)00時12分 投稿者 モモクリ柿右衛門

以前からスコット・ハミルトンのファンやったので楽しみにしてました。でも4人ともすごかった。水戸黄門と遠山の金さんと銭形平次と暴れん坊将軍がいっぺんに出てきたみたいでした。ソロもすごいし、アンサンブルもすごい。4人とも白人やのであんなふうにまとまるのでしょうか?エディ・ヒギンズCDで聞くより品があってよかった。指がもっと動けばもっとキレた演奏になってたと思いますが。でもピアノトリオの演奏もスコット・ハミルトンと一緒に聞くと大きなオマケみたいでそりゃあーよかったな!ホーホケキョ!

今日も皆楽しそうでヨカッタ!
投稿日 7月3日(火)01時52分 投稿者 tamae terai

きた時は、終演後は全員即ホテルに帰る、とのカルテットのご意向でしたが、ビル・グッドウインとエディ・ヒギンズ両氏は、さっき食べたばかりなのに、またまた、ディナーを召し上がってご満悦、エディ・ヒギンズは帰り際に奥さんの出身地の京都、祇園小唄を、本番と全く同じムードでソロ演奏、全く違和感はありませんでした。ここのお客さんはとても、熱心で嬉しかったと丁寧に何度もありがとうを言われて私も鼻高々!今夜来てくれた皆さんどうもありがとう!また、親友が亡くなったのに、送迎を手伝ってLIVEは1曲しか聴けなかったむなぞうくん、本当にありがとう!

陶然としていた児玉さん、無事に家に着きましたか。
投稿日 7月3日(火)18時18分 投稿者 とりあえず大石

昨夜のコンサ−ト盛り上がりましたねえ。音だけ聴いたら、どんな大男かと思うハミルトンの野太いテナ−に圧倒されて、あっと言う間に時間がたっていました。ハミルトンが息の洩れるような、スカスカって吹き方をしたとき、児玉さんの方を見たら案の定にっこりしていました。さすが法隆寺のウエブスタ−。
エデイ・ヒギンストリオのエンジェル・アイズ(マット・デニス)格好よすぎる。ミスタ−ギルモアは、2年余り前にジム・ホ−ルトリオで大阪に来たとき、翌朝ホテルの朝食時に偶然一緒になりました。当方が流暢な日本語で、昨夜はよくがんばった、感動した、と言いましたら、長い長い流暢な英語がかえってきました。多分、大阪のファンはのりがいいから演奏していてたのしかった、というようなことだったのでしょう。
あの大きなベ−スをギタ−のように軽々と扱うのは大したもんだといいましたら、ミスタ−ギルモア、「ホ−ルより私の方が身体が大きいので楽器も大きいのを持っている」といってニコニコ笑っていました。紳士でユ−モアがあってその時からファンです。

遅ればせながら・・・
投稿日 7月3日(火)19時33分 投稿者 Kay

久しぶりの書き込みです。いやあーーー昨日のLIVEはすごかったあ。サックスを少しづつかじっている私としては、もうもう、興奮です!なんで、あんなスピードでタンギングできるんだあーーとか、いろいろ頭の中、ぐるぐるでした。にしても、テナーの音色っていいですね。私もいつか・・・。さて、ハミルトンさんに触発された私は、今から、練習しよっと。

西野アナウンサーの昨夜のご感想
投稿日 7月3日(火)19時52分 投稿者 管理人

みなさん、こんばんわ。
昨夜のライブに来られていた朝日放送アナウンサーの西野義和さんが、さっそく朝日放送のHPにその感想をアップされていますので(写真提供は不肖私です)、みなさんもさっそく読みましょう。「ワルツ堂カリスマ店員の三村さん」もご登場です。西野さん、昨夜は会社名をうっかり「テレビ朝日」と言ってしまってごめんなさい。
下記のURLをクリックした後、画面左側の「What's New」のところにある「アナデスク日記」のところをクリックし、カレンダーの7月3日をクリックすると読むことができます。

↓それではここをクリックしてください。
http://www.asahi.co.jp/ann/

西野さん、HP観ましたよ!
投稿日 7月4日(水)01時07分 投稿者 tamae terai

大石さん、昨日はありがとうございました!今日は昼間忙しかったので、なかなかLIVEレポートも書けなかったのですが、西野さんのページを見て感激でした。
お客さんが盛り上がったらミュージシャンは頑張ります。それは全世界共通です。今日のベーシスト倉橋幸久もスティーブ・ギルモアの演奏に大感激!いつも無口な彼もワイワイ言ってました。

スコット・ハミルトン in 熊本レポート
投稿日 7月4日(水)08時31分 投稿者 管理人

日本全国のスコット・ハミルトンファンの皆様、ならびにエディ・ヒギンズファンの皆様、および寺井師匠絶賛のベーシスト、スティーブ・ギルモアファンの皆様、さらに我らが酔いどれドラマー河原達人氏絶賛のビル・グッドウィンファンの皆様、おはようございます。

昨夜熊本の肥後ワトキンスさんより、OverSeasの前日、7月1日に熊本のライブハウス「ジャニス」で行われたライブのレポートが届きましたので、さっそく下記のURLにアップしました。

ここ↓をクリックしていますぐお読みください。
Scott Hamilton & Eddy Higgins trio in KUMAMOTO

遅れ馳せながらLIVEの感想を
投稿日 7月4日(水)18時40分 投稿者 児玉勝利

スコット・ハミルトンはさすがと感じました。LIVEの時はサックスの調子が余り良くなかった様子でしたが、それにしてもあの音色は僕にとって魅力でした。サブトーンなどもなかなかいい感じです。これで音色にベンウェブスターのような重量感が出てくるともっと磨きがかかってくるのではないか、と素人ながら考えたりもします。演奏も以前竹田さんが書いておられたように肩の力の抜けたリラックスしたプレイと感じられました。それから、ベースのスティーブ・ギルモアは2NDセットになって見違えるようなプレイを披露してくれました。2NDセットではこの日、サックスに注目していた僕としても眼を向けざるを得ない程の見事なプレイを聴かせてくれました。1STセットと2NDセットとの合間、他の人は何だか冷え冷えとした雰囲気を感じていたようですが(管理人注:ハミルトンがピアノの上に置いておいたサックスを、調律師の川端さんが椅子の上に動かしたのを見て、ハミルトンが怒り出した)、僕はもうサックスは何を使っているのか?マウスピースは?等が聴きたくて、そんな雰囲気は見えなくなっていました。後から考えたら怖いことなんでしょうが。いずれにしろ、すばらしい一時を過ごすことができました。

HPもOverSeasも賑わっております!
投稿日 7月5日(木)00時49分 投稿者 tamae terai

肥後Wさん、素晴らしいLIVEレポートありがとうございました!こちら大阪は、店が忙しくまだ書いていません… 今日は今年初めてのSummerTimeが聴けて最高でありました!ハツモンははやりエエです。聴けなかった人達お気の毒でした!NF様、曲名バッチリ正解です!終点まで乗り越すならば、最終セットのデンジルズ・ベスト迄お聴きになった方が良かったですね!ブラヴォーの掛け声が高貴なマダムからかかって鷲見さんも嬉しそうでした。
 寺井尚之氏は、アクションとペダルが損傷したピアノに向かい眉毛が10時5分を指していて現在歯痛です。明日の生徒諸氏、御覚悟下さい…

JAZZ談義には入れない・・・
投稿日 7月11日(水)01時20分 投稿者 m.m

まだまだメロディーと曲名の一致しない新弟子です。
ここ1ヶ月、良い事、悪い事、まさかと思われる事ひっくるめていろいろ振り回されて、少し疲れ気味!! 全くJazzとは無縁の生活を送っております。CDを聞く間もなく、練習する時間もあまりとれず・・・昨日のレッスンも冷や汗ターラタラ! 一つなおせば一つ忘れる! 何度も同じ注意をされる・・・。それでも、師匠はその度にやさしく注意をしていっぱい説明をして下さる。この調子だと、きっとすべてのレッスンが終わった時にはまたまた師匠の声はかれてたのでは・・・とちょっと心配!いっぱい注意されながらも、少しづつおもしろくなる今日このごろ!!!

思うようにLiveにも行けませんが、先日のSCOTT HAMILTON&EDDIE HIGGINS TRIOは時間を確保できて良かったー!!!すごいPowerfullな演奏に、元気をもらって帰りました。JAZZ評論はできませんが、別の方面から1週間遅れの感想を少し・・・

ドラムスのBILLさん、1セット目の途中で左のスチィックを落としはりました。ドキッとして見てると、右のを左に持ち替えて叩きながら右下から別のステイックを取って(背が高いから届くんですねー。)何事もなかったように続けはりました。Violinistの五嶋みどりが演奏中に2度も弦が切れたのに、2度ともさっとコンサートマスターのを受け取って弾き続けたと言う話を思い出して、プロというのはどんな時でも対処出来るように訓練されてるんだなーと感心しました。Overseasのドラマーさんも膝をドラムに手をステイックに替えて一緒に演奏されてましたねー!ベースのSTEVEさん、すごいテクニックで、すでにOverseasのべーシストに魅了されてたのに、ますますベースにはまってしまいました。テナーのSCOTTさん、セットの合間で危ない場面もあってヒヤッとしましたが、すごいパワフルでカッコ良かったですねー! 元気をもらいました!!!

さてピアノのEDDIE HIGGINS、素敵なおじさまで素晴らしい演奏でしたね。残念ながら前にSCOTTさんが立ちはだかっていたので手元は殆ど見えませんでした。ノリノリのブギ?の時、ホントニ楽しそうに身体を揺らしてノッテル珠重さんと、後ろから真剣に覗き込んでる師匠の姿が、対照的でおもしろかったです。(おもしろがってスミマセン!・・・ペコリ)

以上、1週間遅れの、素人の、勝手なLIVEレポートでした。
長々読んでいただいてありがとうございました。


寺井珠重先生の<スコット・ハミルトン&エディ・ヒギンズトリオ>レポート
投稿日 7月14日(土)00時03分 投稿者 管理人
日本全国のスコット・ハミルトンファンの皆様、ならびにエディ・ヒギンズファンの皆様、および寺井師匠絶賛のベーシスト、スティーブ・ギルモアファンの皆様、さらに我らが酔いどれドラマー河原達人氏絶賛のビル・グッドウィンファンの皆様、お待たせいたしました。

たったいま寺井珠重先生のライブレポートを下記のURLにアップしましたので、いますぐお読みください。また、読んだみなさんは掲示板に感想を寄せて珠重先生を喜ばせてあげてください(いわばライブの時の拍手といっしょ)。


よみました!
投稿日 7月14日(土)09時57分 投稿者 you-non
おはようございます。レポート読ませて頂きました。
ライブには行けなかったので、どんなものだったのかよくわかりました。色使いのお陰でとても読みやすかったです。

今夜の講座は遅刻することなく参加できそうです。
よろしくお願いします。


よみました!!
投稿日 7月14日(土)10時55分 投稿者 海松あやめ
珠重先生のレポート拝読いたしました。楽屋裏話・演奏のことなど盛りだくさんでとっても面白かったです〜♪管理人ちゃんもかなり時間がかかったのではないですか?次回のコンサートも楽しみです!


LIVEを100倍楽しむレポート
投稿日 7月14日(土)15時06分 投稿者 みれど
♪tamae先生
LIVEの裏にはいろんなドラマがあるのですね。レポート一気に読みました!
演奏を聴いておしまい...じゃなくて、レポートでさらに楽しみ倍増!!のLIVEはOverSeasならではだと思います。ミュージシャンの素顔を垣間見るのもいとをかし。


素晴らしいレポート!
投稿日 7月14日(土)19時19分 投稿者 肥後ワトキンス
珠重先生のレポート読ませて頂きました。
熊本とは随分演奏曲目が違いますが、ハミルトンの行動は全く同じですね。(笑)
大阪でハミルトンが寺井さんに怒られるであろう事は確信していました。が、サックスは素晴らしかった!
コンコードから出ているCD「フィル・ウッズ&ザ・フェスティバルオーケストラ」(プロデュースはグッドウィン)
の1曲目のリーツ・ニーツは中々迫力がありイイですね。


LIVEレポート楽しく読ませてもらいました
投稿日 7月15日(日)21時04分 投稿者 児玉勝利
珠重さんのLIVEレポート、楽しく読ませてもらいました。読んでいてLIVEの時の興奮が蘇ってくるように感じられました。また、セットの合間の冷たい空気の正体もこのレポートと昨日のJAZZ講座での寺井さんの説明を聴くことにより良く理解できました。寺井さんはLIVEの後、掲示板で「ジミー・ヒース(本物)は聴きたくないのか」と書いておられましたが、それは当然聴きたい。僕としてはこれまでJAZZ講座を聴いて来た収穫の最大のものの1つとしてジミー・ヒースを知ることができたことをあげたいぐらいですから。でも、やはりスコット・ハミルトンのテナーはすばらしかったし、これまでオーバーシーズで僕が聴いたサックス奏者とは一味違っていた(性格的には少々問題ががあるようですが。)。今回のLIVEは僕にとってやっぱり印象に残るものでしたし、LIVEレポートを読んでいて改めてそれを感じました。

ところでスコット・ハミルトンが使っているマウスピースがオットーリンクのNo.11と聞いてギョッとしつつもどんなものか見たくて早速、楽器店に足を運んだのですが、これほどの幅の広いものは置いていないとのこと。試しにNo.8を試奏させてもらったのですが、これが苦しい。増してやNo.11となれば-----。あのどちらかと言えば小柄な体のどこにそんな力が蓄えられているのか。そんなことを考えながらインターネットのホームページ巡りをしていたら石森楽器店のホームページにオットーリンクの超幅広マウスピース入荷(No.11、12等)と書かれているのを発見。ちょっと間が良すぎるなあ。

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