左から宮本在浩、寺井尚之、鷲見和広、石川翔太、クラシックの浅野くん
あけましておめでとうございます!
大掃除&正月行事が終わってから、ずーっとジャズ講座の対訳に追われ続け、やっとブログ書初めです。
メールを頂いている方々に、返事もしない不義理者、ほんとに申し訳ありません!今まで全く時間がありませんでした!
5日からOverSeasのライブが始まり、昨夜は新春初エコーズの弾き初め!冬休みでバークリーから一時帰国している、鷲見和広(b)さんの一番弟子、しょうたんやクラシックのコントラバス奏者のお弟子さん、メンステムの宮本在浩(b)さんも駆けつけて、エコーズの弾き初め鑑賞!
何度聴いても飽きない「エコーズ」
今日まで私が必死で作っていた対訳は、「ジャイブ・ソング」と呼ばれるもので、ブロードウェイ発祥のスタンダードと全く異なる、“粋な”ものなんです。めっちゃくちゃ技量のあるミュージシャンが、ボードビル的な爆笑プレイを展開するところが、寺井尚之+鷲見和広の“エコーズ”に、とっても似ています。音楽的なギャグも、お笑い芸と同じで技術がなければ「スベる」だけ。
昨夜のエコーズも、いつものレパートリーなのに、「門松を立て」たり、「独楽を回し」、「落ち葉で焚き火」をしていたかと思ったら、ネコとねずみが、カルメンと闘牛士に変身するスゴいストーリー。昨日のお客さんは、音楽とユーモアの両方解る粋な方ばかり、反応がよくて、歓声や笑い声が一杯!最高でした。
はっとするようなところが鷲見さんとそっくりの石川君。
そして、今夜のもうひとつのお楽しみは、鷲見さんの一番弟子で、昨年から、エコーズの二人の強力プッシュと、本人の熱意が買われ、巨匠ジョージ・ムラーツのアシスタントとして修行中の「しょうたん」こと石川翔太くんの飛び入り参加。昨年プレイしたときよりもずっと腕を上げていて、バークリー派というよりは、ずっとムラーツ~鷲見和広の潮流のベーシストに成長していました。いやいや、もっとうまくなって欲しいから、誉めすぎてはいけないな・・・
演奏中は真摯に、インターミッションは楽しそうにエールを交換するベーシストたちのミュージシャンシップがとっても素敵でした!
エコーズは毎週水曜日に演奏しています。ぜひ一度来てみて下さい。楽しくて大笑いするけど、ちょっと切ないプレイで泣かせてくれます。
明日元気があったら、このエコーズとも共通する、エディ・ロックさんの、ジャイブな人生や、講座で取り上げるジャイブの話を書くつもりです!
CU