9/25 Sean Smith (b) trio 沢山ありがとうございました!

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 土曜日のショーン・スミス3、はるばる香川県や和歌山県、琵琶湖やスカイマーク・スタジアム、千里山などなど、沢山応援に来て下さってありがとうございました!いつもと違って、カップルやご家族連れのお客様が目立つ客席、ブーツ姿や秋色のファッションの女性方もいい感じ、拍手や掛け声上手なお客様が沢山でショーン・スミスさんの顔色も紅葉、或いは高揚!おかげで、倍音炸裂!気持ちよかった~

セットリスト

1. Bitty Ditty (Thad Jones)
2. Out of the Past (Benny Golson)
3. Poise (Sean Smith)
4. Minor Mishap (Tommy Flanagan)

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1. Blues for Beans (Sean Smith)
2. Mean What You Say (Thad Jones)
3. Homemade Japanese Folk Song(Sean Smith)
4. Our Delight (Tadd Dameron)

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1.That Tired Routine Called Love (Matt Dennis)
2. Smooth As the Wind (Tadd Dameron)
3. Japanese Maple (Sean Smith)
4. Tin Tin Deo (Chano Pozo, Dezzy Gillespie, Gill Fuller)
Encore: Elusive (Thad Jones)

sean_hisayuki_1.JPG サド・ジョーンズに始まり、サド・ジョーンズに終わるOverSeas的正道プログラム。当初「軽~く一時間ほど」予定していたリハーサルは、2倍強の超ハード・リハになっちゃいました。
 ショーンのオリジナル作品をしっかり稽古して、曲の強さや美しさを出した寺井尚之あっぱれ!日ごろ演らない、デトロイト・バップの難曲を正攻法で弾ききったショーン・スミスあっぱれ!ショーン+寺井の濃密なインタープレイを、あの手この手でしっかり盛り上げた菅一平あっぱれ!!
 ショーンさんのプレイを毎回お聴きの常連さまにとっては、”Japanese Maple”は殆どスタンダード・ナンバー!今回のハーモニーの美しさは、水面を照らす壮大な紅葉の趣!老獪なる寺井尚之は、イントロに「秋の夕日に照る山 もみじ~♪」の唱歌を、エンディングには「ちいさい秋みつけた♪」をサプライズ挿入して、サトーハチローの名詞が皆の心に甦りました。リハでは一切あの挿入句はなく、私も本番まで知らなかったマル秘作戦!
 年に一度の顔合わせと思えない親密なインタープレイに、やっと巡ってきた秋の雰囲気を楽しむことができました。
 大事な楽器をショーンさんに提供して下さったザイコウさんは、この日は縁の下の力持ちに徹して、楽器の駒を調整してあげたり、演奏風景を撮影してくださったり、リハーサルからラストまで、徹底サポートありがとうございました!
 ショーンさんとのお付き合いは、もう10年近くになると思いますが、音楽に対する情熱や、まじめな人柄は少しも変りません。この日も終演後は、今後ジャズの進むべき道や、コツコツした稽古なしに短時間で結果を求めようとする昨今の気風などをメインステム諸氏と座談会。論議が決して「いまどきの・・・」的ボヤキに終わらず、将来の展望を求める力を感じて、嬉しかった~ やっぱりショーン・スミスは同志です。
 夫妻はもうNYに帰ったようで、「アリガト!皆さんによろしく!」とメールが届きました。今後とも応援お願いします!
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 なお、宮本在浩さんは、メインステム&毎週火曜日にOverSeasで演奏しているので、こちらは更に応援よろしくお願いします!
左から、宮本在浩(b)、Sean Smith、寺井尚之、菅一平(ds)、安紀子夫人
CU

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