Good News and Bad News

 チリの落盤事故、全員救出されて良かったですね!昨日からBBCのサイトで、救出の様子がずっと中継されていて、思わずかじりつきそうになりました。
 もうひとつのGood Newsは、大江戸コットンクラブでのヒース・ブラザーズのプレイは、ライブを見尽くしている某ジャズ評論家の先生が「今年最高の演奏!」と絶賛するほどの素晴らしいものだったこと。akeminさんも絶賛のコメントを下のエントリーに投稿してくださっています。Thank you akeminさま!
jimmy_koshiken.jpg 昨日のライブに行って来た中央大学のピアニスト、コシケン青年からも、深夜に興奮のメールが届きました。若い人は親に借金して、良いライブを観て聴かなければなりません。一生の思い出になります・・・なーんて年寄りはすぐ説教したがるからイヤだね!
 コシケン君は寺井尚之のコネでバックステージに入れてもらって、ジミーやモナ夫人やトゥティと、楽しい時間を過ごしたらしい。ジミー、若い衆に良くしてくださってありがとうございました!
 以下コシケンくんから届いたセット・リストです。

10/13 THE DIZZY GILLESPIE ALUMNI ALL-STARS featuring THE HEATH BROTHERS@ コットンクラブ 
《2ndセット》
1 Gingerbread Boy
2 Hot house
3 Warm Valley(ピアノトリオ)
4 Sleeves(フロントはjimmy・heathのみ):
5 Alone Together(逆にjimmy heathだけ抜けて)
6 Ow!(最後は全員で)

 正に「音」が聴こえてきそうな曲順!3.のエリントン・チューンはジミーのリクエストだったかも知れない。4.は「枯葉」のチェンジで、秋色を隠し味にしているのが、やっぱしジミー・ヒースです!
 Bad Newsは、ジミー・ヒース夫妻来日の数日前、息子さんが心臓発作で急死されたこと。今日、G先生から知らされました。
ビバップ、ハードバップ通の皆様なら、もうご存知、ジェフリー・ヒースこそ、あのジミーの代表曲、”Gingerbread Boy”のことです。東京で聴けた”Gingerbread Boy”は、追悼の心で演奏されていたんですね・・・ジェフとはクイーンズの自宅でお会いしたことがありました。彼はミュージシャンの道を進まずに、当時プラモデル・ショップに勤めていて、日本製の稀少プラモデルを探して買い付けたりしてはりました。
 Jazzcorner.comによれば、ジェフリーの遺骨は、ジミーの兄、パーシー・ヒースが愛したロングアイランド、モントークの海に撒かれるということです。
 愛息に先立たれたヒース夫妻の悲しみはどれほどでしょう・・・心よりお悔やみ申し上げます。
 今夜はヒース・ブラザーズの東京公演最終日。関東の同志たちよ!ジミーを聴きに行って元気付けてあげてください。
合掌

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