6/1 Fri 最後の鉄人デュオ!

tetsujin_san.jpg後藤誠氏撮影
 天候不順、黄砂で空気も不純ですが、皆さまお元気ですか?私は卒業したはずの対訳作業が”Ella in Japan”で再会、楽しくもあり手強くもあり・・・
 「寺井尚之プロ活動40周年記念イベント」もうご予約されましたか?スタートは6月1日(金)の鉄人デュオ、1ドリンク無料サービスさせていただきます。そして、この日が最後のライブになります。
 「鉄人デュオ」は北海道出身、京都在住のベーシスト、中嶋明彦(b)さんと寺井尚之デュオのこと、結成は90年代に遡ります。もういつだったか思い出せない位前です。
 プロ入り40周年といえば、鉄人、中嶋さんがプロ入りを決意するきっかけになったコンサートは奇しくも寺井と同じ!1975年、雪の京都で行われた「エラ・フィッツジェラルド&トミー・フラナガン3」でした。
 その頃、二人は見ず知らずでしたが、京都会館で目を輝かせてすれ違っていたのかもしれませんね。その満員のコンサートで聴衆が一丸になって燃えた”Caravan”も鉄人デュオの十八番です。
 鉄人デュオの特色は、スタンダード・ナンバーで、一味違うベテランの味わいを聴かせること!”Misty” ”Body & Soul “ から立ち上る深い香りに、これらの曲が長く愛される理由を実感させてくれます。どんどん転調していくBluesの数々、鍵盤上をコロコロと目にもとまらぬ速いフレーズで駆け抜ける寺井尚之を、微笑ながらサポートする中嶋さんの懐の深さに癒されました。そして、”Alone Together” や、”Hush-A-Bye”のフィーチュア・ナンバーでは、ベースの変幻する音色とアイデアが素晴らしく、何度聴いても、そのたびに違うデュオのサウンドで、長年聴いても飽きない鉄人でしたが、諸事情のため、6月1日を持って活動を休止。寂しいね!
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 上の写真は’98年撮影、兄弟みたいに似ていますね。ロン・カーターばりの柔軟なベースと快活なピアノの鮮やかなコントラスト、6月1日が聴き納め、皆さま、盛大な拍手をお願いします!
 なお、鉄人たちの心を燃やした、’75年の「エラ・フィッツジェラルド&トミー・フラナガン3」は、翌6月2日(土)に秘蔵音講座で一緒に聴くことが出来ます。
 「寺井尚之プロ活動40周年記念イベント」、ぜひお待ちしています!
CU

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