寺井尚之門下生合同LIVE
report by Tamae Terai
2015年8月30日開催




 師匠トミー・フラナガンの音楽を伝えるために開講した寺井尚之ジャズピアノ&理論教室の上級者達による夏の合同LIVEを開催しました。
 


ピアニスト 寺井尚之(てらい ひさゆき)

Thank You's
最高のサポートありがとうございました!
宮本 在浩(ベース)
Zaiko Miyamoto
菅一平(ドラムス)
Ippei Suga
 1975年1月4日生まれ。
 寺井尚之メインステムのレギュラー・ベーシスト。
 家族全員音楽をたしなむ音楽一家。 大阪が世界に誇る町工場の社長でもある。
 安定したビートでミュージシャンの信頼厚く、繊細で気骨あるプレイでファンを魅了する。

メインステムのダウンロード用アルバム"Evergreen"、"Evergreen2"に参加。 

 1975年2月26日生まれ。
 寺井尚之メインステムのレギュラー・ドラマー、ここ数年めきめき腕を上げる注目の存在。
 実家は八尾市の老舗古書店、大仙堂。
 OverSeasでトミー・フラナガン3に深い感銘を受け、'04年から寺井尚之と共演を重ねて十余年、曲全体を見据えた、繊細でダイナミックなドラミングが身上。

メインステムのダウンロード用アルバム"Evergreen", "Evergreen2"に参加。


発表会開催にご協力ありがとうございます!

記念品:グレイスピアノ サービス
ピアノ調律:川端定嗣様
*調律とピアノに関するお問い合わせはグレイス ピアノサービスへ!0725-33-9808




録音、CD制作、撮影、:You-non様


さいたまの加藤様、激励の花束ありがとうございました!



第1部 伊藤加奈 (harmonica)+寺井尚之トリオ

Take the 'A' Train ( Billy Strayhorn)
Someone to Watch Over Me (George Gershwin)
Nica's Dream (Horace Silver)

 
  東京を拠点に、ハーモニカ奏者として司会者としてプロフェッショナルに活躍する伊藤加奈さん、今回の合同ライブも東京からとんぼ返りの演奏です。会場には関西ハーモニカ協会の幹部の方々も!(差し入れありがとうございます。)
 寺井尚之(p)、宮本在浩(b)、菅一平(ds)という最強リズムセクションをバックに、よく知られたエリントン・ナンバー、ガーシュインの名バラード、そしてハードバップというメリハリの効いた3曲を、よどみない曲目紹介も交えて一つのショウに盛り上げるテクニックはさすがプロ!ダークブルーのドレスも美しかった!
 これから、ジャズのライブも積極的にこなして行く伊藤さん、各地で寺井門下の実力を見せつけてくださいね!伊藤加奈さんのブログはこちらです
 

第2部 宮本多佳子(p)トリオ


Minor Mishap (Tommy Flanagan)
Good Morning Heartache (Irene Higginbotham)
Confirmation (Charlie Parker) 

 
 
 
 

 
 アマチュア・バンドの一員として輝かしい受賞歴を有し、神戸を中心に忙しく活躍しているたかこさん、、ピアノのサウンドも回を重ねる毎に美しく鳴り、トリオとしての統一感も出てきました。
 この夏のライブは、一段と難度の高い選曲で挑んだ心意気も素晴らしい!清楚な出で立ちで、安定した演奏ぶりで手堅く仕上げてくれました。
 彼女のピアノを聴きながら一杯呑むのが好きというご主人の温かいまなざしも素晴らしい!良い聴き手は音楽家を育てる、ということを実感させてくれる好演でした。


 
美貌のレセプションです。


第2部:吉沢瞳(p)トリオ

 I've Never Been in Love Before (Frank Loesser )
Dacquiri (Joe Newman)
The Voice of the Saxophone (Jimmy Heath )
A Sassy Samba (Jimmy Heath )


 
 
 すでに単独ライブ・デビューも成功させている吉沢さん、今回はOverSeasに通っているハードバップ・ファンなら涎が出そうなソリッドな曲をずらりと並べて聴かせてくれました。
 宮本在浩(b)+菅一平(ds)のがっちりしたリズム・サポートに身を委ね、快演を披露!
他所では絶対に聴けない素晴らしいプログラムを堪能させてくれました。一生ものの難曲たちを忙しい仕事の合間を縫って仕上げてくれてありがとう!
 これからも大切にして磨きに磨き抜いて、また単独ライブで演奏してくれるのを聴きたいものです!


 
 

 第3部:あやめ(p)トリオ
 
Mean What You Say (Thad Jones)
Fools Rush In (Rube Bloom)
Pannonica (Thelonious Monk)
Bouncing with Bud (Bud Powell)

 
 
 トリは教室の創設メンバー であり生徒会長のあやめさん、単独ライブ歴もすでに数えきれないベテラン:ピアニストですから、後輩の注目を一身に浴びるエクシビション演奏です。
 鮮やかなキャンディ・レッドのドレス姿で、数多いレパートリーの中から、寺井尚之メインステムでお馴染みのナンバーを披露してくれました。
 寺井門下の演奏フォームに後輩たちの目が釘付け!仕事に時間を取られて、限られた練習時間でまとめた、ということでしたが、どこまでも安定したプレイはさすが!
 このライブの後は、更に新しい曲に挑戦するということで、また単独ライブでたっぷり聴かせてほしいものです。
 

終演後は打ち上げパーティで、しっかり反省、しっかり息抜き!
お疲れさまです! 
   
生徒の皆さん、サポート共演の宮本在浩、菅一平、両氏、ご協力の皆さま、今日は本当にありがとうございました。
 おかげで、今回の合同ライブは各プレイヤーの素晴らしい通過点になりました!
 
 次回のイベントは、は2016年1月最終日曜日に開催します。
 



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