発表会レポート
report by Tamae Terai
2017年8月27日


 寺井尚之ジャズピアノ教室は、寺井の師、トミー・フラナガンの音楽を伝えるために発足しました。2017年夏の発表会の模様です。
 


ピアニスト 寺井尚之(てらい ひさゆき)
 

Thank You's
最高のサポートありがとうございました!
宮本 在浩(ベース)
Zaiko Miyamoto
菅一平(ドラムス)
Ippei Suga
 


発表会開催にご協力ありがとうございます!

記念品:グレイスピアノ サービス
ピアノ調律:川端定嗣様
*調律とピアノに関するお問い合わせはグレイス ピアノサービスへ!
0725-33-9808





録音、CD制作、撮影、:You-non様





第1部 

1. ぱちりん(p)トリオ


Whisper Not (Benny Golson)
I Remember Clifford (Benny Golson)


 
 トップバッターを務めるパチリンちゃんは、冬の発表会から大いに実力を上げました。
美しい姿勢と自然なフレージングが素晴らしい!メロディアスなベニー・ゴルソンの名曲二作品を堂々と奏でてくれました。
 次回はタッド・ダメロンの作品に挑戦する予定、オープニングの役割は後輩ピアニストにぜひ!と大きな瞳を輝かせていました。
 

2.向仲佐和子(p)トリオ
 
Mean What You Say (Thad Jones)
Too Late Now (Burton Lane)
Rachel's Rondo (Tommy Flanagan)


 
  
 クラシック・ピアノのキャリア充分の佐和子さん、今回は素晴らしいテクニックを活かして、泣く子も黙る難曲をズラリと揃えて聴かせてくれました。
 離れた音程間隔のフレーズも難なくクリア、特にバラード〈Too Late Now〉では、自らの持ち味を活かし、出し入れのある素晴らしいプレイを披露、会場もうっとり!今後の指針も明確になった意義ある発表会になりました。
 
 
 



第2部:吉沢瞳(p)トリオ
How High the Moon (Morgan Lewis)
I Can't Give You Anything But Love (Jimmy McHugh)
Be Anything (Irving Gordon)
Ladybird (Tadd Dameron)


 
 
 単独ライブ経験のある上級生、ひとみさんは、寺井一門のスタンダード・ナンバーと、講座や師匠のライヴで感動した曲を併せて、ひとみさん流の個性あふれる1セットを展開しました。
 スリムな肢体を最大限に駆使したソウルフルな選曲が素晴らしかった!久しぶりにひとみさん流の一夜のライヴも聴きたいものです。
 
 

 第3部:あやめ(p)トリオ
 
Out of This World (Harold Arlen)
Sans Souci (Gigi Gryce)
Good Morning Heartache (Irene Higginbotham)
Our Delight (Tadd Dameron)

   
 
 生徒会長、師範代のあやめさんは当教室不動のラストバッター。
正統派デトロイト・ハードバップ、カリブの香りのハードバップ、一門のアイドル、ビリー・ホリディの名演目など、寺井流儀のストレイト・アヘッドな選曲、ザイコウ+イッペイ・リズム・チームとの息もピッタリ。トリオとしての一体感が堪えられないグルーヴを生んで、後輩たちの素晴らしいお手本となるセットを作り上げました。
 忙しいようですが、またライヴ出演を望む声も数多く聞かれました。発表会の締めくくりに相応しい演奏をありがとうございました!
 

閉会の挨拶が終わると、後輩やよいちゃんから、尊敬する先輩たちの労をねぎらい、
あやめ大先輩に花束贈呈のサプライズが。

お疲れさまです!
 
   
 今回の発表会はピアニストたちにとって、素晴らしい通過点になりました!
 生徒の皆さん、サポート共演の宮本在浩、菅一平、両氏、撮影&録音のYou-nonさま、協賛のグレイスピアノ・サービスさま、今日は本当にありがとうございました。
  
 次回のイベントは、は2018年1月最終日曜日に開催します。
 



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