第13回 Tribute to Tommy Flanagan
みんな感動!掲示板より (敬称は略させていただきました。))

N.Mitamura

今夜もとても楽しく過ごすことが出来ました。あっという間に終わった気がします。緊張感漂う中、一音一音を非常に大切に演奏されていたのが印象的でした。また近いうちに遊びに行きたいと思います。有難うございました。

あやめ 投稿日:2008/11/23(Sun) 00:21

本日のトリビュート・コンサート、フラナガン大師匠の愛奏曲がずらりと並び、パウエル氏、タッド・ダメロン氏、マット・デニス氏、チャリー・パーカー氏、エリントン氏…そして何よりもフラナガン大師匠の作曲された超難曲の数々、最後まで目が離せませんでした。

2002年3月の第1回目から、今回で13回目のコンサートでしたが、一番凄いことは寺井師匠がじっくりと地に足をつけて、コンスタントにこのコンサートを続けていらっしゃることです。

そして、フラナガン大師匠から学んだことを後進に伝えようとする寺井師匠の熱意と心意気が、今回のコンサートに一番強く出ているように感じました。

ずっと続けることがどれほど凄いことか…また、ずっと毎回変わらず足を運んで聴きに来られるたくさんのファンの皆さんの気持ちや想いを想像して、さらに感動しました!!

新しいThe Mainstemでの初演、真正面から取り組んでいる熱意溢れる演奏で、とても良かったです。

一平さんの〈Mean Streets〉のソロが終わった後の割れるような拍手。

〈Passion Flower〉のアルコ、〈If You Could See Me Now〉でのベースソロが終わった直後の、在浩さんの演奏を讃える熱い拍手の嵐。

寺井師匠のブルージーな〈Sunset and the Mockingbird〉のソロにため息をつき、またすべての演奏で狙い澄ました微妙なタッチを自在にコントロールしながら軽やかにスイングするピアノのフレーズをたくさんお聴きすることができて良かったです!

素晴らしいコンサートをありがとうございました。

スズコ

 師匠に在浩さんに一平さんは、このコンサートに向けて、とても力を入れて綿密に取り組んでこられたのだ、ということをひしひしと感じました。
 
 私にとっては、あっという間のライブで、緊張感もあり、とても素晴らしかったです。
 大好きな曲ばかりで、しかも難曲ばかり・・・。
 
 初めてトリビュートコンサートをお聴きした時は、曲の複雑さや、深さがほとんど分からず、とても緊張していたことを覚えております。
 今回もドキドキはしましたが、楽しみながら、曲や演奏の温かさ、追悼ライブの意味を感じながらお聴きすることができたように思えます。
 
 1曲目の「Let's」から、リズム感に一体感、Trioの集中力が感じられ、聴いている側も、スイングの波にふわっと乗れたような気がしました。「これが、一発目の'つかみ'なのですか?」
 
 「Embraceable You〜Quasimodo」
とっても素晴らしかったです。
師匠の柔らかいソフトタッチがさらに美しい音色と合わさって流れていき、”すっ”とパーカーの楽しい曲に切り替わり、あとはスイングするばかりでした。アドリブも楽しかったです!

 「Mean Streets」
では、一平さんの白熱のソロに会場全体の空気が熱くなったのを感じました。息を飲む数分間でした。
 
 在浩さんの演奏は、今まで私がお聴きしたことのない、
ソロのフレーズがたくさんあり、自分のペースで流されずに演奏していたように感じました。
 
 在浩さんや一平さんは、普段から講座など日頃のライブの積み重ねで、たくさんの狙いを作りながら、この場で力を発揮したのだなぁ、と深く感じました。

 年に2回のこのトリビュートコンサートは、Trioの方々だけでなく、ファンの方(自分も含め)みんなが、いろんなことを感じ、フラナガン大師匠への思いをたくさん詰め込んでお贈りする時間なのだと思いました。
 明日からまた、たくさんの音楽を聴いて、楽しみながら自分の演奏をがんばっていこう!という気持ちになりました。
 本日は本当にありがとうございました!!

けんいち

感動しました!


メインステムとしては初めてのトリビュート・コンサート、
トリオの演奏からフラナガンさんへの想いがひしひしと伝わってきて、胸が熱くなりました。

生でフラナガンさんを観ることが出来なかった僕にとっては、
このトリビュートコンサートは、フラナガンさんの音楽に改めて触れるひとつの大きな機会でもあります。
普段OverSeasで聴く曲も、トリビュートで聴くといつも以上に深く染み入ってくるような感覚がします。

これからも何十回とトリビュートコンサートが開催されることを、心から楽しみにしています!
本当にありがとうございました。

安明

初めてトリビュート・コンサートに参りました。
音楽が貧しい世の中なのに、こんな素晴らしいステージを観ることが出来て、ラッキーだなあ...と、帰りの湾岸線で噛み締めました。

 師匠から命懸けのような情熱を感じましたので、観る私の生き様が問われているように(勝手に)感じ、くらくらしました(が、冷たいドリンク追加で解決)。
私の席は、ちょうど観察したいと思っていた師匠の背中がよく見えて嬉しかったです。
また、トリビュート・コンサートを

何度も観ておられるであろう皆さん方の、怖いくらいの気迫が伝わってくるようでした。
先ほど帰宅し、興奮が生きているうちにと、ピアノに向かって真似をしてみました。
なぜか真ん中のDの鍵盤のトップ部分がぺろんと取れてしまいました...

最後になりましたが、今日の珠重さんの笑顔はいつも以上に
素敵でした。

皆様お疲れ様でした。
素晴らしい時間を有難うございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

今北有俊 (ds)

今日は自分にとって、初めてのトリビュートライブでした。

演奏はいつもより凄い緊張感で、やはり積み重ねてきたもの、そして意気込みが違うのを感じました。

どの曲をとっても素晴らしく、自分の演奏では表現しきれないとこまで繊細にアンサンブルされていました。


もしもトミー・フラナガン氏がこのライブを観る事が出来たら…と思いながら壁の写真を眺めました。

同時に、もしも自分が生前のトミー・フラナガン氏を観れるなら…と重ねて思いました。

素晴らしい演奏をありがとうございました。
  

むなぞう

緊張感と熱気に溢れた素晴らしいコンサートでした。

第1部は、まさに「ジャズの主流」。
サド・ジョーンズ、タッド・ダメロン、バド・パウエル、チャーリー・パーカー、ビリー・ホリディ、エリントン、ストレイホーンといったジャズの偉人たちが残した逸品が、
「デトロイト・バップ」の形でこの上なく雄弁に表現されていました。
フラナガンさんがピアノトリオのレパートリーにしたこそ、またそれを寺井師匠が引き継いだからこそ、現在我々が聴けるんだということを改めてかみしめました。

第2部は、フラナガンさんのオリジナル曲が中心の構成で、寺井師匠の演奏から、フラナガンさんの「人となり」が感じられました。フラナガンさんのオリジナル曲を本日のように一度にまとめて聴くと、どれも同じようなものはないけれど、それぞれに多種多様なフラナガンさん流の「アク」のようなものがあることに気づかされます。
また、マット・デニスの「That Tired Routine Called Love」やタッド・ダメロンの「If You Could See Me Now」のアレンジは、何度聴いても飽きません。特に、「If You Could See Me Now」の演奏には「なんでこんなに共感できるんだろう」という強い思いに駆られてしまいます。

新しいトリオでの初のトリビュートでしたが、今までの中で一番感動したように思います。フラナガンさんに対する様々な思いがこみあげてきました。
在浩さんと一平さんもほんとにすばらしかったです。ソロの後の拍手にも自然と力が入ってしまいました。

ありがとうございました!

山里愛

昨日のトリビュートライブ、本当に感動しました!

演奏者の方々の「本気」にとても心を打たれました。自分の中の「本気」も揺さ振られました。

心を入れ替えて、これから勉強していきます!!

本当にありがとうございました!

まるちゃん

昨日は気迫に吸い寄せられるな素晴しいコンサートをありがとうございました!

1Stではレッスンで教えて頂いた曲もあり、改めて本当に大好きな曲だなぁとじっくり聞き入ってしまいました。
それからフラナガン大師匠のオリジナル曲は本当に素晴しい!大師匠の偉大さに感動し又、師匠の大師匠の対する想いが感じられました。

ますます渋みを増す在浩さん、貫禄たっぷりでした!そして思わず「すごい!」と言いながら拍手した程のドラムソロを聞かせてくれた一平さん、かっこよかったです!

そしてなんとか見えた師匠の指先に魅了され、心が躍るようなスイング感、浮かび上がる様なピアノの音色に感動の連続でした。たくさんの曲を聴きながら、2年前にピアノを習ってみたいと思い立ち、1から師匠に教えて頂いていることがすごく幸せな事だなあとしみじみ感じていました。音楽って本当に素晴しいですね!

次回のコンサートも期待しています。ありがとうございました!

ミヤモトザイコウ (b)

Flanagania Trioで第10回より3回、今回4回目出場で今回はThe Mainstem初の大仕事。
先週・今週とかなり力んで堅くなっており,曲が前に進まない状態になっておりました。
今日はもう今まで準備してきたのは忘れて自分を信じて勝負しようと昨日の布団の中で決めたので、出たとこ勝負でした。

ミスした部分は確かにありますが、今日は今までになく演奏しながらワクワクしました。
今日来てくださった方々の温かさや一体感、ピアノの音に感動しました。

次回が楽しみになりました。次はもっと緻密に狙います。

その前に今回の反省から。。。

菅一平 (ds)

ありがとうございました。
皆様のあたたかい拍手と歓声が
今も頭の中で響いております。

トリビュートライブは、これまでのライブと違い、
曲順の構成や狙いもさることながら、
どの曲も楽曲そのものが持っている力が荘厳で、
私のような若輩者には、果敢に挑む以外方法は
ありませんでした。

新しい技術と知識は日々積み重ねなので、
ひたすら勉強するしかありませんが、
ライブというのは、
演奏の技術や楽曲に対する造詣だけでは
成立しないことを改めて体感しました。

今回のライブでは、
「持っているものを如何に出し切れるか」に
目的をもって挑みましたが、なかなかそう簡単には
うまくいきませんでした。

トリオでの演奏は、
3つの楽器を最大にサウンドさせることに魅力があります。
まだまだ課題はたくさんありますが、
今日からまた一歩づつ進んで行きたいと思います。

追伸:
演奏後、フラナガンさんの写真が
2ヶ月前は、「なめとったらあかんぞ」と怒ってはりましたが、
この日は「もっとがんばれ」と少しだけ微笑んでくださったように感じました。

寺井尚之

 N.Mitamuraさま:楽しく、あっという間に感じてもらえるように、毎日練習をしました。ぜひ近いうちにまたお越しください!ありがとうございました!!

 あやめちゃん:毎回私が願うのは、師匠の音楽を若い世代に伝えることです。わしも精一杯練習をしましたが、一平はこの2ヶ月禁酒をして臨みました。在浩も、一層責任感を持って臨みました。二人とも、よくやったと思います。

 けんいちくん:わしには、今のけんちゃんより若いときからの思いがあります。わしの後は、先輩に引き継ぎ、けんちゃんも頑張ってください!

 スズコちゃん:毎日、猛練習をしました。一音たりとも、狙ってない音はありません。宮本在浩、菅一平の、普段の姿勢を見習ってください。

 安明さん:命を賭けてるのが伝われば、ほっとしました。ピアノは大切に弾いてください。

 今北くん:積み重ねは仕方ないとしても、師匠の生を観れたなら、と思ってもらえると、演った甲斐があります。

 むなぞうくん:「あく」というのが、「刻印」のことであるならば、師匠がビリー・ストレイホーンの作品に『刻印』があると言ったのと、同じかも…次回にも、今までに一番感動したと、言われるように頑張ります。

 宮本在浩くん:とても楽しかったのなら、それは良かった!次もがんばろう。

 平くん:頑張った成果は、一度に出るもんではない。次に向けて、またがんばろう!わしは、以前のトリビュートの時、師匠の写真と目が合って、プレッシャーがかかってから、いまだ見られません。

 愛ちゃん:コンサートを聴いてやる気が出たなら、嬉しいです!!忘れぬうちに練習を。

 まるちゃん:音楽の生の音のもつ力は、CDその他の機械では、再生できません。どんどん聴きに来て、練習してください。

 

 第13回トリビュート・コンサートに来ていただいた大勢のお客様、ありがとうございました。

 ピアノを始めて52年、ジャズをやって37年、トリビュート・コンサートも13回目となっても、初めて演奏会を開くような気持ちでのぞみました。

 今後とも、師匠トミー・フラナガンへのトリビュート、真摯に続けて行きたいと思いますので、また宜しくお願いいたします。

 当日の曲目の説明は、近日HP上にて公開いたします。また、遠方でご来場できなかったお客様には、CDも出来ると思いますので聴いてください。

ありがとう!トミー・フラナガン!!

        フラナガンのコンサートの時のみもらったサインで埋め尽くされたピアノ。

寺井尚之のトミー・フラナガンレポート
(2000年5月31日〜6月3日)

トリビュートのページへ

HOMEへ