2009 8月30日(日)
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発表会開催ご協力ありがとうございました! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音、CD制作、写真撮影:You-non様 記念品:グレイスピアノ サービス ピアノ調律:川端定嗣様 美しい花束:山口ヒデ子様 応援団長 今北有俊(ds) *調律とピアノに関するお問い合わせはグレイス ピアノサービスへ!0725-33-9808 |
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第一部:ハイ・レベルに激震! | |
MCは思いやりいっぱいのむなぞう副会長 |
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受付ビューティ・トリオ あやめ会長、みゆきちゃん&めーちゃん |
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1. ネネ There Will Never Be Another You |
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オープニングを飾る美女はネネさん、本業が精密な作業をする歯医者さんのせいでしょうか、レッスンでもケアレス・ミスがなく、着実に実力を伸ばしました。 入門されたきっかけは、歯医者さん仲間のバンド演奏をしていてアドリブをもっと勉強しなくなったからだそうです。本番ではさすがに緊張したようですが、演奏は安定していて先輩たちも目を丸くしていました。 発表会デビューおめでとうございます!今後も寺井門下が誇る美しい倍音サウンドと、ジャズの知識を高めて行ってくださいね! 終演後は、同じ日に開催されたアマチュア・バンド・コンテストに意気揚揚と出かけて行きました。 |
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2. Hitomi There Will Never Be Another You (ご本人の希望で写真は掲載していません。) |
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入門以来、着々と快進撃を続けるHitomiさん、先輩たちが大注目するデビュー演奏になりました。 稽古が十分で集中力があるからか、日頃のレッスン中もとにかくミスをしない人、フォームの良さをここでお見せできないのが残念です。プロ経験もあり、いつも平常心を失わないHitomiさんも、さすがに発表会は緊張したのか、いつもと微妙に椅子の位置が変わっていて、最初はそれに戸惑ったようですが、演奏の途中しっかり持ち直したのはさすがでした。 演奏後は「気持ちよかった〜!」と会心の笑みがこぼれてました。次回は自由曲で出場ですから、どれほど番付を上げるかわからない逸材です。 |
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3. Reiko Whisper Not |
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Reikoさんは、優しいご主人の愛情で幸せのオーラが一杯の女性。エレクトーン教師としてのキャリアは十分ですが、ご本人によると、ピアノを弾く時に却ってそれがハンディに感じられたといいます。へバーデン結節という指関節の疾患を克服して、ピアノの腕をどんどん上げました。 発表会デビューを自由曲で飾るのは快挙!テナー奏者ベニー・ゴルソンが書いたハードバップの代表的スタンダードを選び、見事に弾きこなしました。ベースとドラムがしっかりと曲のギア・チェンジをサポートし、レッスン以上に良い出来だったと師匠も満足げ。それも、Reikoさんのクリクリ大きな瞳で合図がうまくできたからですね! The Mainstemや水曜日のエコーズなど、ライブにも出来るだけやって来て、しっかり師匠の技を盗んでいたのも、実力UPの要因かも知れません。私個人としては、新人賞のレイコさんと共に、ご主人にも賞をあげたかったです。 |
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4. あゆみ You're My Everything |
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音楽教師として、ピアノ・デュオで魅せるクラシックのコンサート・ピアニストとして活躍中のあゆみさんは、細やかなセンスの持ち主、美人を鼻にかけないところが素敵です。 発表会デビューもプロらしく自由曲!タッチの狙いが重視される曲を選びました。持ち前の絶対音感を駆使して、師匠 寺井尚之のCDからこれはと思うアドリブフレーズを沢山取り入れ、あゆみヴァージョンを創作。発表会までにうまく仕上がったのはむなぞう先輩に「段取り」の極意を教わったおかげだそうです。 「アガり症」のせいで、なんと指が震えてしまったそうですが、そこはやはりプロ、うまく全体をまとめあげ、会場を魅了していました。初ジャズピアノ演奏に応援に来られていたお母様(サックス奏者です。)も大満足!「お父さんを連れてくればよかった・・・」と悔やんでいたそうです。 次回の発表会には、ぜひご両親であゆみジャズを楽しんでくださいね! |
第2部:フォーム、サウンド、実力UP |
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司会はソツのないあやめ会長 |
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美人受付嬢はあゆみちゃんとHitomiさんでした。 |
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1. スズコ Be My Love | ||
いつも元気一杯で、私にもエネルギーを注入してくれるスズコちゃんが3度目の出場で選んだ曲は、マリオ・レンザの名唱で有名なBe My Loveでした。 日頃のレッスンでは師匠にフォームとタッチをビシビシ強制されて、元気なスズコちゃんさえヘトヘトになっていました。今日は意外にもフェミニンなロング・スカートで登場、でも女らしくしようと思ったわけではなく、足カウントのミスがあっても見えないようにとの作戦だったそうです。 それが功を奏したのか、とっても落ち着いた演奏ぶりで、師匠もにっこり。 チャーリー・パーカーの生涯を描いた映画「バード」の挿入歌として聴いた寺井尚之が、自分のレパートリーにした歌曲ですが、倍音を発散するタッチを勉強する上では最高の題材ですね。 このまま勉強を続けて、美しいフォームとタッチを手に入れて、持ち前のエネルギーがそのままピアノで表現できるピアニストになる日を楽しみにしています。 |
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2. あい | Confirmation Day Dream |
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ほんわかしたムードが魅力のあいちゃんはOverSeasの看板娘、大師匠トミー・フラナガンと寺井尚之のオハコである大曲2曲を選びました。 OverSeasの看板娘であると同時にプロのピアニストである彼女は、絶対音感の持ち主で、レコードやライブの名演をコピーして譜面を書くのは朝飯前、コピーしたフレーズを正しいノリとリズムに乗せるのが今回の課題。 フォームは前回の発表会と比較にならないほど美しくなったのが、この写真からもよく判ります。 特にDay Dreamは、ベースとドラムスの呼び込みも完璧に決まって、「最終回のレッスンの出来よりずっと良かった!」と嬉しいコメントでした。 演奏を終えて「共演者のお二人のサウンドに包まれて気持ちよかった!」と、会心の笑みがこぼれました。 |
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3. マチルダ |
Lament How High the Moon |
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クラシック・ピアニストとして、ピアノの先生としてキャリアを積む、心やさしい女性マチルダさん、ピアノとは関係ありませんが、お父様が栽培する有機野菜のおかげで、私達も野菜の味に開眼しました。 前回の発表会から格段に良くなったフォームとタッチで聴かせてくれたのは、J.J.ジョンソン作の名バラードと、フラナガンが長年音楽監督を務めたエラ・フィッツジェラルドのオハコです。 絶対音感を駆使して創ったヴァージョンは、2曲とも前回の発表会から僅か半年余りと思えない、高いレベルのもので、舌を巻く成長ぶりです。 ピックアップの息もしっかり入って、創作、演奏のどちらもスケールが倍増したマチルダさんの演奏に、いつも応援してもらっているドラマー、今北さんも嬉しそう!二人の共演が実現する日も近いでしょう。 |
第3部:新境地で魅せました! | |
司会の逸材、愛ちゃん |
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受付は溌剌!マチルダさんとReikoさん |
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1. むなぞう | Caravan Star-Crossed Lovers |
生徒会副会長として後輩の面倒や、セミナーでの講演など、色々尽力してくれるむなぞうくん、入門前はピアノに触ったことがなかったなんて、今では誰も信じないかもしれません。 「歌もの」の歌詞を徹底的に研究して演奏解釈をする「むなぞう節」で名声を馳せる彼が、兆速のキャラバンに挑戦するというのが後輩たちの話題でした。レッスンで、指のフォームと足の使い方について徹底的に指導され、今回はフットワークがとても良くなり、苦手な曲に取り組むことの大切さを感じます。 ロメオ&ジュリエットを題材にしたビリー・ストレイホーンのバラード、Star-Crossed Loversはさすがのむなぞう節で魅せました。ベテランらしく、ベース&ドラムスを自分の味方につけて、トリオ演奏をうまくまとめ上げたのは、後輩たちに良い勉強となったのではないでしょうか。 これからも、苦手分野をどんどん開拓して、音の引き出しをどんどん増やしていってくれるのが楽しみです。 |
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2. めー | Minor Mishap But Beautiful |
高校の音楽教師として、音楽の楽しさを教えるめーちゃんは、今回大きく番付を上げました。 背中や腰の使い方をよく勉強した結果、タッチの美しさは教室でも指折りのレベルに成長し、絶対音感を生かしコピーを重ね、持ち前の勘の良さも手伝って、雰囲気のあるヴぁ―ジョンを作るようになりましたね。 トミー・フラナガンの代表曲と、十八番バラードという厳しい選曲でしたが、見事に弾きこなし魅了しました。 これからはライブや講座で勉強すればするほど、音づくりにそれが反映されそうな逸材、サックス奏者のお父様、お母様も、とても楽しそうに鑑賞していらっしゃいました。 この日は、風邪で熱があり病院から直行して来たことを、ずっと後になって聞きました。体長万全でなかったのに、よく頑張ったね! |
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3. アクビ | Tempus Fugit Someone to Watch Over Me |
小柄な大型ピアニスト、アクビちゃんは、このところ、仕事が忙しく、簿記の学校に通ったりで、なかなかレッスン時間が取れず、師匠はヤキモキしていましたが、流石に発表会には、アクビちゃんの指使いのテクニックにぴったりのバド・パウエルと、ソフトタッチで歌いあげるガーシュインの名バラードで魅せました。 最後列に座っていたヒロちゃんのお嬢ちゃんが(記念写真の右端に)、彼女の演奏になると突然可愛くリズムを取りながらノリノリになっていたのにびっくり! アクビちゃんをいつも的確にアドバイスしてくれるお母様は、師匠の講評を聞いて大納得されたそうです。 小さな体に有り余る才能とテクニックを秘めたアクビちゃん、上手にタイムマネージメントして、再びライブ出演してくれる日を楽しみにしていますよ。 |
第4部:後輩達にお手本を |
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1. あやめ | A New Thing God Bless the Child Project "S" |
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定期的にライブ出演しながら、さかんな生徒会活動で後輩たちの啓蒙に勤めるスーパーレディ、あやめ会長。教室創設メンバーの大ベテランです。すでに発表会では「努力賞」「最優秀賞」の殿堂入りを果たし、今回は4部の単独トリとして、後輩たちに立派なお手本を見せてくれました。 最近のThe Mainstemが聴かせた難曲、The New Thing やProject "S"を早速制覇、しかも余裕たっぷりの演奏で魅せました。 演奏中、決してブレない頭部や、自分の体型で最高のパフォーマンスを発揮できるフォーム、肘や背中の使い方など、後輩たちにとって「盗むべき」ポイント満載の3曲、あやめ会長の「超整理法」や、「データ活用術」は、またライブの合間にお話を伺ってください。 |
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Exhibition |
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寺井尚之 |
There Will Never Be Another You My One and Only Love |
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出演者全員の演奏が終わった後、今回はスペシャル・エクシビションで、寺井尚之&The Mainstemが基礎Uコースの課題曲2曲を演奏するおまけがつきました。 まるでピアノに血が通い、その心臓の鼓動が聴こえてくるような、生命感に溢れるサウンドに改めて感動。 、ピアニストたちにとって、最後の最後まで盗むべきところが沢山ある良い発表会になりました。 |
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外野の私にとっては、発表会のプレイヤー全員が大スター! 入賞した皆さんも、惜しくも賞を逸した皆さんも、一人一人色んな輝きで魅せられました。 客席で真剣に演奏を見つめ拍手を惜しまない見学の皆さんの感動の気持ちは、きっとこれからのレッスンの推進力になるでしょう。 発表会やレッスンの皆さんの姿には、私も勉強させていただくことが一杯です。 生徒の皆さん、ご協力の皆さん、本当に素晴らしい発表会をありがとうございました。 次回の発表会は来年'10年1月25日(日)、来年はあっという間にやってくる!プラクティス、プラクティス! 私も力いっぱい応援しています! by tamae terai *演奏写真は、全てYou-nonさま撮影の名ショットです。発表会写真CDRを頂いていますので、希望者はOverSeasまで。 |