report by Tamae Terai
2014年1月26日

 師匠トミー・フラナガンの音楽を伝えるために開講した寺井尚之ジャズピアノ&理論教室、発表会と上級生による合同LIVEを開催しました。

 <当教室の特徴>
@予め用意されたジャズ曲のアレンジ譜を「それらしく」弾くのではなく、“即興演奏”としてのジャズを目指す

Aピアニストはピアノ本来の美しいタッチを目指す

B合理的に近道で目標を達成する。


 師匠、寺井尚之の一音も聴き漏らさぬ集中力と真剣な審査ぶりも、発表会の大きな見所、聞き所
 発表会では、新人からベテランまで、多彩な生徒たちが、日頃のレッスンの成果を披露します。


<目次>
サポートメンバー
御協賛


第1部:発表会
第2、3部:合同LIVE
吉沢瞳(p)トリオ

あやめ(p)トリオ


Thanks!
最高のサポートありがとうございました!
宮本 在浩(ベース)
Zaiko Miyamoto
菅一平(ドラムス)
Ippei Suga
 1975年1月4日生まれ。
 寺井尚之メインステムのレギュラー・ベーシスト。
 家族全員音楽をたしなむ音楽一家。 大阪が世界に誇る町工場の社長でもある。
 安定したビートでミュージシャンの信頼厚く、繊細で気骨あるプレイでファンを魅了する。

メインステムのダウンロード用アルバム"Evergreen"、"Evergreen2"に参加。 

 1975年2月26日生まれ。
 寺井尚之メインステムのレギュラー・ドラマーとして実力を伸ばす。
 実家は八尾市の老舗古書店、大仙堂。
OverSeasでトミー・フラナガン3に深い感銘を受け、'04年から寺井尚之と共演を重ね、曲全体を見据えながら、繊細でダイナミックなドラミングが身上。
メインステムダウンロード用アルバム"Evergreen", "Evergreen2"に参加。。
   
ダウンロード配信中!

寺井尚之(てらい ひさゆき)


発表会開催にご協力ありがとうございます!

記念品:グレイスピアノ サービス
ピアノ調律:川端定嗣様
*調律とピアノに関するお問い合わせはグレイス ピアノサービスへ!0725-33-9808



録音、CD制作、撮影、:You-non様



第1部

1.伊藤加奈 (harmonica)
  1. Billie’s Bounce (Charlie Parker)
  2. As Time Goes By (Herman Hupfeld)


   
 プロのハーモニカ奏者 として昨年ドイツで開かれた世界大会で入賞、コンサートや後進の指導と全国的に大活躍する伊藤加奈さん、ジャズの世界では「ヒヨコです。」と謙虚に教室で指導を受けています。寺井尚之の珠玉のピアノをバックに聴かせる姿にカメラ撮影する聴衆多数。今回の演奏曲はきっと未来の十八番となるでしょう。

 2. みゆき
Just in Time (Jule Styne)

 
 
 

 
 
 みゆきさんの発表曲はじっくり時間をかけて磨いてきたスタンダード曲Just in Time、長期かけて創作したアレンジは超濃密、高度なバップ理論に裏打ちされた個性的なフレーズがぎっちりで、エンディングまで耳が離せないあっと驚く素晴らしいヴァージョンを聴かせてくれました。

3. ネネ 
  1. In Walked Bud ( Thelonius Monk )
  2. Polka Dots and Moonbeams (Jimmy Van Heusen)

 毎回、着実にレベルアップして、安定感のあるピアニストという印象のネネさん。社会人のバンドに参加して大ホールの演奏経験も豊富ですが、発表会は独特な雰囲気で何故か緊張してしまうそうです。
 今回は辛口のモンク・チューンと甘いスタンダードの組み合わせで、上品なコントラストを楽しませてくれました。客席には、ご主人優しいまなざしが!ネネさんの上達、一番の秘密はご家族の応援かもしれません。

 



第2部:吉沢瞳(p)トリオ

 
  1. Star Eyes (Gene DePaul )
  2. Out of Nowhere (Johnny Green )
  3. Good Morning Heartache (Irene Higginbotham )
  4. Scrapple from the Apple (Charlie Parker)

 瞳さんは仕事と家庭の激務時間のやりくり上手!教室のスローガン通り、「合理的で近道」のレッスンを達成して昨年暮れにはライブ・デビューを果たしました。
 
 それから僅か1ヶ月余りで今回のミニライブですから、かなりハードなタイム・スケジュールには違いありません。それにもかかわらず、バップ・チューンから歌ものまで、聴き応えのあるミニライブ、宮本在浩、菅一平のサポートもスムーズにピアノのアドリブを引き立てて、応援のお客様も大満足のプレイになりました!

 今回の発表会&合同ライブを終えて「他の出場者の方々の演奏を聴くのが楽しみ」とコメントしていた瞳さんの姿勢に大きく共感。
 次回のライブがさらに楽しみです。
 

 
第3部:あやめ(p)トリオ

 

  1. Almost Like Being in Love (Frederick Loewe)
  2. Repetition (Neal Hefty)
  3. If You Could See Me Now ( Tadd Dameron )
  4. Rifftide ( Coleman Hawkins )

 
 
 トリはあやめ・ピアノ・トリオ、メイントリオを主軸に活動する師匠、寺井尚之のレパートリーをリアルタイムでフォローしたプログラム。
 宮本在浩(b)、菅一平(ds)とも演リ慣れた感のある演奏ぶりで会場を魅了しました。

 特に2:Repetitionは、メインステムの専売特許と言われる十八番、美しいピアノ・タッチと貫禄のプレイはさすがでした。

 お仕事も忙しいあやめ会長ですが、春頃には本格的なライブが聴けそうですから乞うご期待!
 
  
 生徒の皆さん、ご協力の皆さま、本当に素晴らしい発表会をありがとうございました。
 次回は8月30日(日)予定、中級、上級はさらなる進歩を!そして難関をクリアして初出場の生徒が増えますように! 
私も力いっぱい応援しています!
 by tamae terai 

 



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