寺井尚之門下生合同LIVE
report by Tamae Terai
2015年1月25日


<目次>
サポートメンバー
御協賛


伊藤加奈(harmonica)
with 寺井尚之(p)トリオ

ネネ(p)トリオ
吉沢瞳(p)トリオ
あやめ(p)トリオ


Thanks!
最高のサポートありがとうございました!
宮本 在浩(ベース)
Zaiko Miyamoto
菅一平(ドラムス)
Ippei Suga
 1975年1月4日生まれ。
 寺井尚之メインステムのレギュラー・ベーシスト。
 家族全員音楽をたしなむ音楽一家。 大阪が世界に誇る町工場の社長でもある。
 安定したビートでミュージシャンの信頼厚く、繊細で気骨あるプレイでファンを魅了する。

メインステムのダウンロード用アルバム"Evergreen"、"Evergreen2"に参加。 

 1975年2月26日生まれ。
 寺井尚之メインステムのレギュラー・ドラマーとして実力を伸ばす。
 実家は八尾市の老舗古書店、大仙堂。
OverSeasでトミー・フラナガン3に深い感銘を受け、'04年から寺井尚之と共演を重ね、曲全体を見据えながら、繊細でダイナミックなドラミングが身上。
メインステムダウンロード用アルバム"Evergreen", "Evergreen2"に参加。
 メインステム・アルバム・ダウンロード配信中!

寺井尚之(てらい ひさゆき)


発表会開催にご協力ありがとうございます!

記念品:グレイスピアノ サービス
ピアノ調律:川端定嗣様
*調律とピアノに関するお問い合わせはグレイス ピアノサービスへ!0725-33-9808



録音、CD制作、撮影、:You-non様



第1部

1.伊藤加奈 (harmonica)

Ornithology (Charlie Parker)

'Round Midnight (Thelonious Monk)

Donna Lee (Charlie Parker)


 
 
  プロのハーモニカ奏者 として、また司会者として、全国的に大活躍する伊藤加奈さん、本格的なバップのアドリブで聴かせるハーモニカ・スタイルのパイオニアとなるべく、寺井尚之の指導のもと切磋琢磨して邁進中。今回は、本格的なバップの名曲をずらりと揃え、さわやかなトークと共に、客席を大いに沸かせてくれました。
 伊藤加奈さんは合同ライブの後、2月に東京恵比寿のライブ・ハウスでジャズ・ライブを、3月には、大阪、中之島公会堂で、ハーモニカ・トリオ“ミネストローネ”の一員として、中之島公会堂に出演されます。詳細は伊藤加奈さんのブログを御覧ください。  


第2部
3. ネネ (p) トリオ

If You Could See Me Now (Tadd Dameron)

 
   ここ最近、ピアノの音色が格段に美しくなった感のあるネネさん、優しいご主人の理解に支えられ、ドクター達のバンドで活躍する傍ら、本格的なデトロイト・ハードバップの練習もしっかり進めています。
 今回は、タッド・ダメロンの手強い名曲にじっくりしっかり取り組み、トリオとしてのまとまりのある、素晴らしいサウンドを聴かせてくれました。
 次なる自由曲も、ハードルの高いフラナガン・チューン、ネネさんのデトロイト・ハードバップ・ワールドは、ますます大きくなりそうです。
 
 
 
 
吉沢瞳(p)トリオ


Bitty Ditty (Thad Jones)
Beyond the Bluebird (Tommy Flanagan)
Pannonica (Thelonious Monk)
Cup Bearers (Tom McIntosh)

  
 日常の激務の中、ライブや講座にも欠かさず通って、師匠を応援してくれる瞳さんは、生を観て覚えたことが、自分のプレイの肥やしになって、レパートリーが増えてきます。
 瞳さんの演奏が大好きで、心から応援してくださる方々の見守る中、寺井尚之の名演目から選りすぐりの4曲で、ソリッドなプレイを聴かせてくれました。
 「瞳さんの次のライブいつかしら?」そんな声が客席から聞こえていました。
 
  第3部:あやめ(p)トリオ
 


Thadrack (Thad Jones)
Oh, Lady Be Good (George Gershwin)
Stablemates (Benny Golson)
I Didn't Know About You (Duke Ellington)
Sid's Delight (Tadd Dameron)

  合同ライブの締めくくりは、当教室創設メンバー、単独ライブも多くこなしているあやめ生徒会長です。
仕事で全国を飛び回りながら、レッスンと自宅練習、そしてライブ鑑賞や講座出席の時間を大変上手に作るタイム・コントロールの達人であり、同時に寺井門下生秘伝のタッチ・コントロールの達人でもあります。

 今回の選曲は、デトロイト・ハードバップのオリジナル曲の間に、肩の力の抜けた美しいスタンダード曲をうまく挟んで、テンションとリリースのある1セットを組みました。この辺りも、莫大なレパートリーを保有する生徒会長のひと味違うテクニックです。
 輝く音色で、後輩達に素晴らしいお手本を聴かせてくれました。
 うまく時間をひねり出し、また近いうちに単独ライブを聴かせてほしいものですね。
 
 


  
 次回は8月最終日曜に開催を予定しています。
演奏者の皆さん、生徒の皆さん、ご協力の皆さま、本当に素晴らしい合同ライブが出来て本当に感謝しています。今後共宜しくお願い申し上げます。
 
 by tamae terai 

 



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