公園の桜は三分咲きですが、毎日冷たい雨、ダウンコートとは、なかなか決別できませんね。昨日、傘と荷物を手に本町の銀行に行く途中で、ビルの側道のタイルにツルっと滑って、大相撲で言えば「浴びせたおし」、プロレスならラリアットを食ったレスラーみたいにズッコケ、かっこわる~。痛~!
谷四にあるドクターKajiゆかりの整形医院に行って先生に「立ち仕事なので、動けなかったら困るんですけど・・・」とコボすと、「立ち仕事でよかったやん!仙骨打撲したら座ってるほうが辛いで~。」だってさ。これもまたMinor Mishap・・・
腰痛は私みたいなドジでなくても、ミュージシャンにはつきもの。特にドラマーは椎間板ヘルニアになる人が多いそうで、今月のジャズ講座に登場した名ドラマー、エド・シグペンも足に痺れがあり、ベースドラムやハイハットのペダルを特注し、超微力で自由自在にコントロールしていたのだそうです。
<伝説的ドラマー 林宏樹>
私や寺井尚之ジャズピアノ教室の奈都ちゃんが卒業した、大阪堺市の泉陽高校は与謝野晶子の母校で、伝統が重んじられております。が、地元では「牧場」と呼ばれ、善しにつけ悪しきにつけ、のびのびとしている校風で知られてます。試験の時はシュンとしているけど、文化活動は盛んで、私の在学時にもジャズのビッグバンドがあり、パチンコ屋でなく、ジャズ喫茶で教室にいるべき時間をすごした文化的な生徒も・・・アロージャズOrch.で活躍する宮哲之(ts)さんや、演歌歌手の瀬川瑛子さんと結婚したドラマー、清水武さんなどなど、沢口靖子さんだけでなく、音楽界にも出身生が多いです。
ずっと昔、私の入学時すでに、林宏樹(ds)さんは卒業されていましたが、「物凄いドラマー!いずれプロで有名になる!」と、その名前は学校中に響き渡っていたものです。
やがて私が関大軽音楽部に入学した時にも、やはり名ドラマー林宏樹の名前は響き渡っていました。私の入学前、当時関西トップと呼ばれたトランペッター、藤井雅之さんをフロントに据えたカルテットで寺井尚之と共演し、ケニー・ド-ハムの”Lotus Blossom”などをオハコに、ミナミのジャズスポット”Duke”など、関西ジャズシーンでブイブイ言っていたそうです。ペーペーの新入部員にとって、四回生の林さんは、おいそれと口もきけない天上の方でしたが、全然エラそうにしないかっこいい先輩でした。
卒業後、林さんは愛知県に就職し、当地を本拠にビッグバンドやコンボでジャズを続け、ことあるごとに東京、福岡など日本全国でライブ活動している理想のアマチュア・ジャズ・ミュージシャンになっているという噂は聞いていました。
そんな伝説的ドラマー、林宏樹が、30余年ぶりに、Jazz Club OverSeasで寺井尚之とピアノ・トリオでリユニオンいたします。ベースは宮本在浩(b)、しっかりビートを支えます。
「堺のバディ・リッチ」と言われていた伝説のドラマー!そのプレイは写真みたいに渋くなっているのかしら?生で聴けるのが、私も楽しみです! ご予約はお早めにどうぞ!
REUNION SESSION!
寺井尚之3
featuring
林宏樹(ds)
and 宮本在浩(b)
日時:4月24日(土)
7pm-/8pm-/9pm- (入替なし)
Live Charge :2,625yen