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発表会開催ご協力ありがとうございました! | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音、CD制作、写真撮影:You-non様 記念品:グレイスピアノ サービス ピアノ調律:川端定嗣様 美しい花束:マダム・パノニカ *調律とピアノに関するお問い合わせはグレイス ピアノサービスへ!0725-33-9808 |
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なくてはならぬ選手宣誓は・・・ | ||||
選手宣誓は当発表会の名物。ところが、よんどころない事情で、 宣誓の巨匠!橋本会長が欠場となり、今回は事前に録音されたCDでの宣誓・・・スピーカーから流れるユーモラスな激励スピーチに会場は大爆笑、緊張ムードが一瞬ほぐれました。開会挨拶は、あやめ副会長! | ||||
<わくわくデビュー!第一部> | ||||
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1. めー There Will Never Be Another You |
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発表会の幕開けを飾るのは、昨年入門の“めーちゃん”、年末のパーティはパーティ・クイーンの座に輝きました。日常は、音楽教諭として、教育の現場で忙しい生活を送っています。 柔軟なセンスとピアノの基礎力で腕を上げ、早くも発表会デビューにこぎつけました。日頃、教壇に立っている人ですから、上がらないだろうという予想と裏腹に、演奏中、だんだん緊張してしまったそうです。とはいえ、デビュー演奏として、師匠も充分満足の出来になりました。 |
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2. モミティ There Will Never Be Another You |
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石川県から、時間をやりくりしてレッスンに通ってくるモミティちゃんの本業は、リハビリ治療をする作業療法士、医学療法の見地から鑑みても、寺井尚之の指導する演奏フォームは非常に理に叶ったものであるそうです。 とはいえ、自らの演奏フォームを理に叶うようにするには、なかなか難しいらしい。写真を見ても、いつものにこやかな表情とは別人の趣、石川ではライブ活動をしているのですが、当発表会の雰囲気にすっかり緊張!でもトリオの演奏はとっても楽しめたようで、演奏後には共演者に深くお辞儀をして敬意を表明していたのに好感! 遠方ですから、毎週師匠にレッスン出来ない状況で、見事発表会出場にこぎつけた快挙に、大拍手でした! |
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3. ゆかりん My One & Only Love |
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ゆかりんちゃんは、保育士さんになるために専門学校で勉強をしている、とっても明るい女の子!コンサートがある時には、、お客様たちに人気の看板娘として手伝いしてもらってます! 前回、新人賞を獲得してからめきめき腕を上げました。音色もフレーズも、ギャルとは思えぬ洗練されたものになっています。2度目の出場で、電車の中で気分が悪くなるほど緊張してしまったのが写真にも現れていますね。日頃のレッスンより大きなタッチで出てしまったけれど、トリオ演奏に必要な合図はばっちり出来ていました。これから、もっともっと上達する可能性を秘めた女の子です。 |
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4. みのる This Time It's Real |
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1部のトリを飾るのは、発表会経験も豊かなみのるくん!やはり、ピアノの前に座る姿も音色も、トリにふさわしいものでした。パタンナーとして勤める会社の仕事が9時、10時まであるので、なかなかライブに来れないのですが、お気に入りのエコーズの演目から選んだ、サー・ローランド・ハナ(p)の名曲。 ピアノトリオとして、まとまりのあるプレイになっていて、経験を感じさせる良い演奏になりました。 |
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<第2部:バランス、コントロール&サプライズ!> |
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受付は演奏を終えたみのるくんと、アクビちゃん、司会は松本誠兄さん。 |
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1. 児玉勝利 Twilight 'til Dawn | ||
* 児玉選手応援団長、友情出演:鷲見和広(b)さん |
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児玉さんの演奏曲は、ベルリン在住のピアノの巨匠、ウォルター・ノリス氏が、親交のある児玉さんの為に書き下ろした相当な難曲で、児玉さんがファンクラブ会長を勤める、エコーズのレパートリーになっています。出演時間きっかりに、タキシード姿で駆けつけたのは、“エコーズ”のベーシスト、鷲見和広さん、ギグやリハーサルで多忙なスケジュールを割いて、友情出演。おかげで、児玉さんのテナーもスムーズに繰り出され、大喝采!この曲がもう一度聴きたいからと、発表会のCDRを申し込んだ人もいるほどでした。 水曜日の人気デュオ、エコーズもよろしく! |
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2. まっさん Enigma | ||
仕事や子供さんの受験に加えて堺方面のライブ活動、いつも忙しそうなまっさん、今回の自由曲は、上記エコーズがレコーディングしている、サー・ローランド・ハナ(p)の“Enigma”でした。遅い時間のレッスンで、電車の中で予習していて、乗り越してしまったり色んなアクシデントもなんのその!師匠の厳しい叱咤激励で、良いヴァージョンが出来上がりました。 今回、まっさんが一番進歩したところは、音色の美しさ!ハナさんが付けたハーモニーの変化がよく表現できたナイスプレイ! |
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3.かおりん Smooth As the Wind | ||
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J−POPの世界でシンガー、ピアニスト、ソングライターとして活躍中、ミナミの大きなライブハウスも満員にするチャーミングなかおりんちゃんは、子供達に愛されるピアノの先生でもあります。レッスンでは、自作のポップ曲のアレンジのアドヴァイスも受けて役立ています。今回の発表会は、ミニアルバムの録音と重なって、なかなかお稽古の時間が取れなかったようです。それでも、ライブ経験の豊富さで、共演者達への合図も的確に送りながら、タッド・ダメロンの名曲を聴かせてくれました。 これからも、ジャズを続けて美しいタッチを極めて欲しい逸材です。 ナカムラカオリ公式HP |
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4. まるちゃん | Strictly Confidential But Beautiful |
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たった2度目の発表会とは、とても信じられない2曲をひっさげて登場のまるちゃんはクールビューティ!本業は子供達に優しい保育士さんです。 その上達ぶりは、師匠も舌を巻くほど速く、今回のバド・パウエルの難曲と、トミー・フラナガンの大演目以外にも数曲仕上げていました。 2部のトリにふさわしく、一番バランスよくコントロールの効いたプレイで会場を唸らせてくれました。これからは、どんどん良い演奏を聴いて、底力を上げて行こうと、名盤収集中! |
<第3部 力を蓄え聴かせます!> | |
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(左から)新人受付嬢、石川モミティ、めーちゃん、ゆかりんちゃん(右)がMCデビュー。 | |
1. むなぞう | Between the Devil and the Deep Blue Sea That Old Devil Called Love |
当教室の若頭として、イベントの幹事や後輩の面倒もみてくれるむなぞうくん、学生時代は、コンサート送迎部長として、トミー・フラナガンやサー・ローランド・ハナの面倒までみてもらったのが昨日のことのようです。 3部のむなぞうくんがピアノに向かって繰り出すイントロには、今までと違う芳香が漂いました。トミー・フラナガンの名演が残るハロルド・アーレンの洒落た曲、ビリー・ホリディ〜フラナガン〜寺井尚之と、それぞれの名演が印象的な2曲を、非常にこなれた演奏解釈で表現したのはさすがです。 師匠はさらに、むなぞうくんを大化けさせようと、フォームの構造改革と、更なる猛稽古を迫っている様子。少々大変かもしれないけれど、やれば、化けるのは目に見えているのです。やってみれば?これからの若頭の化けっぷり、オールド・デヴィルなOld Tamaeも楽しみにしてます。 |
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2. けんいち | Thadrack Smooth As the Wind |
前回の発表会から、寺井尚之やトミー・フラナガンの演目、いわゆる“大ネタ”をモノにしだした、けんいちくん、上の写真からも、確固たる“自信”のようなものがみなぎり、キリリとした姿は頼もしいかぎりです。 今回は、一層難易度の高い2曲で、先輩や後輩達の目と耳を釘付けにしました。師匠のライブを何度も聴いて身につけた自然な息遣いや合図が、彼の大きな武器になってます。 今春から、福祉関係の仕事に従事するけんいちくん、社会人になっても時間をやりくりして、バッパーらしく、どんどん新たな大ネタに挑戦して欲しい! |
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3. つー | That Tired Routine Called Love If You Could See Me Now Our Delight |
笑顔と頭の回転の速さが、とってもチャーミングな女の子、つーちゃんは、まるちゃん同様、驚異的なスピードで上達したスーパー・ギャル。まだ3度目の出場なのに、寺井尚之がトリビュート・コンサートで演奏するような超難曲3曲を仕上げ、3部のトリと、3が3つ並ぶ縁起の良さには、恐れ入るばかり。 転調地獄と人が呼ぶ、マット・デニスの1曲目を難なくこなし、タッド・ダメロンの名曲に、最高のバランスで入っていきました。ラストはBeBopのジェット・コースター!目くるめくテーマもスカっとこなし、連発グリスもクリーン・ヒット!小柄な体で大きなプレイを聴かせてくれました。 つーちゃんにとって、今回は節目となる発表会だったのです。今年から海外青年協力隊の一員として、2年間ピアノを休学し、モロッコに赴任するのです。 お父様がカメラを構えながら、真剣に見守る姿に、私はウルウル・・・ 入門たった一年半で、教室開講以来の前進を果たしたと、師匠もしばしの別れを惜しみます。 つーちゃん、Bon Voyage!師匠が、手ぐすねひいて待っている!! はやく帰っておいでー! |
<第4部、最終ラウンドはエキサイト・マッチ!> | ||
美貌受付嬢まるちゃん&児玉さんコンビ、児玉さんが、こんなにニコニコしてるなんて… 司会はけんいちくん、演奏より緊張の面持ちでした。 |
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1. アクビ | Bitty Ditty It's Easy to Remember Cup Bearers |
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大学時代に教室入門、'04年発表会デビュー以来、持ち前のリズム感と、柔軟な体で、めきめき実力をあげ、一昨年OverSeasでライブ・デビューを飾った教室のホープ、アクビちゃん。小柄な肢体を大きく見せるプレイは豪快かつ爽やか! トリオでOverSeasに何度か出演し、発表会の準備モードにアジャストするのに苦労した痕跡も感じました。今回選んだのは、非常に難しいのに、派手さの少ない渋めの3曲で、自分に高いハードルを課しました。写真のモノトーンのニットがそんな演奏の意図を象徴しているように見えます。 オープニングは、デトロイト・バップの極めつけで、フラナガンのデトロイト時代からの愛奏曲、2曲目のバラードは、抑えた感情表現で聴かせるビリー・ホリディのおハコ、ラスト・チューンもフラナガンや寺井尚之の得意とする極めつけデトロイト・バップです。 全てに句読点がきっちりつくメリハリの効いたさすがの演奏になりました。音楽を良く理解するお母様の表情はとってもクール!ラストは、アクビちゃんの持ち味である、スカっとしたアドリブが楽しめるソリッドなプレイ! 師匠は、これから一層、皆の「心を掴む」息遣いとカラーチェンジを、厳しく要求。今後のライブ活動に大きなポテンシャルを感じさせる発表となりました。 アクビ・トリオの次回のライブは6月予定。後輩諸君,Check It! |
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2. あやめ副会長 | Yours Is My Heart Alone Sophisticated Lady La Ronde Suite |
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発表会最多最優秀賞を受賞する「努力の殿堂」あやめ副会長、常に勉強熱心、OverSeasでのライブ出演は、回を重ねるごとに、演奏曲を総入れ替えしながらこなし、10年選手らしく、常に準備万端の安定したプレイを聴かせてくれます。 発表会では司会や録音、CDRの製作もしてくれる頼りになる師範代。夫君You-nonと共に、発表会に大いに貢献して頂いています。 出演前に、ストールを首に巻きじっと目を閉じる姿も、上の演奏写真からも、長年のキャリアが生むどっしりとした貫禄が漂います。 ピアノの前に座ると、まずチューニングをして、一味違う姿を見せまつけました。タッチの美しさと、レパートリーの練り方が、あやめスタイル。今回のラスト・チューンには、寺井尚之の最新の演目を持ってきました。 アドリブ・パートを書かずに、即興演奏を聴かせる演目を用意し、進歩のあとを見せ付け、レパートリーの組み合わせと、バランスとコントロールの効いたプレイでメリハリの効いたパフォーマンスで会場の後輩達を魅了、最優秀賞他各賞を総ナメに。あやめトリオの次回のライブは4月19日(土)、後輩諸君はぜひ勉強に! |
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4. 松本誠 | Reets Neet 'Round Midnight Caravan |
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トリはおなじみ、当教室の一番弟子、松本誠。高校時代から寺井尚之に師事し、ジャズ一筋に精進してきましたが、このところ、仕事に家庭に忙しく、最近はなかなか顔を見るチャンスが少ない分、教室の後輩達には、伝説的存在になってきました。 松本誠の持ち味は、何といってもスイング感!皆が心底欲しがるグルーヴです。今回は、非常に地味なフィル・ウッズのオリジナルに、セロニアス・モンクの名曲を挟み、ラストには、寺井尚之でなく、トミー・フラナガン・ヴァージョンの“キャラヴァン”を持ってきました。 キャラヴァンが始まると、今までよそ見ばかりしていた、客席のお嬢ちゃんが、急に一生懸命リズムを取り出したのにはびっくり。 師匠は講評で稽古不足を厳しく指摘、松本誠ゆえの厳しさでした。 松本誠トリオは来る2月23日(土)@OverSeas、後輩諸君、予約はしてますか? |
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外野の私にとっては、発表会のプレイヤー全員が大スター! 入賞した皆さんも、惜しくも賞を逸した皆さんも、一人一人は輝いて素敵です。 、客席で真剣に演奏を見つめ拍手を惜しまない皆さんのミュージシャンシップは演奏と同じくらいの魅力を感じます。受け止められるものが多いほど、伝えられるものも多いのではないでしょうか? 発表会やレッスンの皆さんの姿には、私も勉強させていただくことが一杯です。 生徒の皆さん、ご協力の皆さん、本当に素晴らしい発表会をありがとうございました。 次回の発表会は'08年8月31日(日)、プラクティス!プラクティス! 私も力いっぱい応援しています! by tamae terai *(tamae 撮影)以外の写真は、全てYou-nonさま撮影写真です。発表会写真CDRを頂いていますので、希望者はOverSeasまで。 |