対訳ノート(36)Autumn in New York 「NYの秋」

autumnny4047517899_6b2c555a90.jpg  秋深し!急に寒くなって風邪などお召しになっていませんか?ジャズ講座新開講で、ミシガン州を始めとする米国のブラック・コミュニティに、どっぷり浸っていました。Interludeは気分を変えて、27日(土)に寺井尚之The Mainstem(宮本在浩 bass 菅一平 drums)が演奏を予定している”旬”なバラ―ド、”Autumn in New York”を。

<ロシア貴族のNY観>

duke3.jpg  そこで生まれて育ったわけでなくたって、大都会NYは傷心のあなたを受け容れてくれる…嫌な街だけどほっとする・・・やっぱり大好き!“Autumn in New York”はコスモポリタンなほろ苦い歌詞と、A-B-A-Cのメロディがドラマチックで胸にしみます。作詞作曲はヴァーノン・デューク(1903 – 1969)。カウント・ベイシー楽団でサド・ジョーンズのオハコだった「パリの四月」やアイラ・ガーシュインと組んだ「言い出しかねて」など、ガーシュインやポーターと一味違って、大人っぽいというのか、洒落たムードが漂っています。

  ヴァーノン・デュークの本名は、ヴラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ドゥケーリスキー(Владимир Александрович Дукельский)と超ややこしい…祖母がロシア帝国の王女という貴族の御曹司!キエフ音楽院でクラシックを学び、同級生にヴラジーミル・ホロウィッツがいました。ところが、ロシア革命を逃れ、イスタンブールから合衆国に家族で亡命、ガーシュインの勧めでポピュラー音楽の世界に入ってからはヴァーノン・デュークというペン・ネームでブロードウェイの曲を書き、クラシック界では本名を英語読みにして、ウラディミール・デュケルスキーとして活躍、パリで大ブームを巻き起こしたディアギレフのロシア・バレエ団のために作曲しています。

ellalouis00.jpg 祖国ロシアを追われたデュークは、ロンドン、パリ、NYを股にかけた文字通りの国際人!芸術やファッションの先端を行くセレブと親交を結びました。友達の中には、ピカソやジャン・コクトー、それにココ・シャネル!音楽ではプロコフィエフにクラシックを決して辞めないよう激励されたとか…この曲にも、コスモポリタンならではの、リッチなニューヨーク観が反映されていますよね。

 「NYの秋」は、デュークが、コネチカットで休暇を過ごしていたときに書いた曲といわれています。1934年にブロードウェイで初演されたレビュー”Thumbs Up!”のラスト・チューンになりましたが、時代を先取りし過ぎだったのかも・・・ショウは5か月間続いたというから、まあまあの成績、フランク・シナトラが歌って大ヒットしたのは、13年も後のことでした。

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「NYの秋」、私が一番親しみを感じるのは『Ella and Louis』、そしてディアギレフの天才ダンサー、ニジンスキーにも決して負けない舞踏性と芸術性、どれを取っても最高と思えるのは『Charlie Parker with Strings』、どんな歌手よりも、はっきり歌詞が聞えてきます。

Autumn in New York

written by Vernon Duke

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<Verse>
It’s time to end my lonely holiday
And bid the country a hasty farewell.
So on this gray and melancholy day
I’ll move to a Manhattan hotel.
I’ll dispose of my rose-colored chattels
And prepare for my share of adventures and battles.
Here on the twenty-seventh floor,
Looking down on the city I hate
And adore!
寂しい休暇はもうお終い
この国に急いでお別れを。
曇り空の陰気な日、
マンハッタンのホテルに移る。
バラ色の家財道具は処分して、
冒険の戦場へ!
ここは摩天楼の27階
見下ろす街は大嫌いだけど、
だ・い・す・き!
 <Refrain 1>
Autumn in New York,
Why does it seem so inviting?
Autumn in NewYork,
It spells the thrill of first-nighting.

Glittering crowds and shimmering clouds
In canyons of steel,
They’re making me feel
I’m home.

It’s Autumn in New York
That brings the promise of new love;
Autumn in New York
Is often mingled with pain.

Dreamers with empty hands
may sigh for exotic lands;
It’s Autumn in NewYork,
it’s good to live it again.

NYの秋、
この魅力は何故?
NYの秋、
舞台の初日のときめき。

 ビルの谷底を動く
着飾った人々や、
頭上の光る雲を眺めると、
「ただいま」って気分。

NYの秋は
新しい恋の予感。
NYの秋は
心の痛みが混じる。

実りのない夢想家が
遠い異国に憧れても、
NYの秋は格別、
またここに住むのが嬉しい

<Refrain 2>
Autumn in New York,
The gleaming rooftops at sundown.
Autumn in New York,
It lifts you up when you’re rundown.
Jaded rues and gay divorcees
Who lunch at the Ritz,
Will tell that “it’s
Divine!”

This Autumn in New York
Transforms the slums into Mayfair;
Autumn in New York,
You’ll need no castle in Spain

Lovers that bless the dark
On benches in Central Park
Greet Autumn in New York,
It’s good to live it again.

NYの秋、

夕焼けが屋根を染める、
NYの秋、
くたくたでも元気回復!
リッツホテルでランチを楽しむ人たち、
人生に疲れた人も、陽気なバツイチも、
口をそろえて言うでしょう

 「最高!」

ってね。

今年のNYの秋は
スラム街も、5月の祭りに変身!
NYの秋はロマンティック、
スペインの古城なんて要らない。

恋人達は夕暮れを祝う、

セントラル・パークのベンチで、

NYの秋よ、こんにちは!

また住めて嬉しい!

  デューケリスキーさんのように貴族の末裔でもなく、大阪でドブ板踏んでるだけの私でもOK!NYの秋の香りを満喫させてくれる名歌です。NYの街は、知らない人でも声をかけて来るので大阪と似ています!  ぜひともライブで聴きたいですね。寺井尚之なら、ベニー・カーターの名曲、”オータム・セレナーデ”をヴァースの代わりにするのかも?みなさんも一緒に聴きませんか?

CU

新シリーズに向けて!「トミー・フラナガンの足跡を辿る」完遂記念パーティ~!

 先週の土曜日、「トミー・フラナガンの足跡を辿る」完遂を記念してパーティ開催!

 懐かしいお客様から、講座に長期間出席いただいている皆さま、それに、パーティの機会に初めてお目にかかれたみなさままで、沢山お越しいただきありがとうございました! 

  <メニュー>写真は常連Noda氏の撮影! 料理写真  

  •  *オードブル:生ハム&いちじく、セサミ・チキンのカナッペ、スタッフド・エッグ、オイルサーディンのカナッペ、
  •  * 自家製ローストビーフ
  •  * 鶴橋名物 蒸し豚プレート
  •  * カリカリ・ベーコンと胡桃のウォルドフ・サラダ
  •  * シュリンプ・カクテル
  •  * 寺井ママお手製 バラ寿司
  •  * 特製ビーフ・シチュー
  •  * メダリオン・ビーフ・ステーキ、アンチョビ・ソース
  •   * トマト&きのこのパスタ
  •  * デザート: レモン・マーマレードのレア・チーズケーキ
  •    いろいろフルーツ&2色アイスクリームケーキ etc,,,

いかきri-kinohikari-yoko-411e0.jpg 講座の権威、後藤誠先生が差し入れしてくださった、東京赤羽の”どら焼き”もサプライズで大好評!

 お飲物も色々とり揃えましたが、なんといっても一番人気は、ダラーナ氏が差し入れてくださった生原酒や純米大吟醸の名酒コレクション。 ダラーナ氏はOverSeasジャズ講座の発起人、音楽の耳味覚も並々ならぬテイスト!バブリーでフルーティな日本酒の芳香は、まさにFragrant Times!でした。

 楽しいメンバーが揃い和気藹々でも、食べて飲むだけじゃないというところが、「トミー・フラナガンの足跡を辿る」パーティです!

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 パーティ特番、ミニ足跡講座として、トミー・フラナガン3(キーター・ベッツ bass, ジミー・スミス drums)の、’78年6月 カーネギーホールに於ける演奏の超レアな音源を、寺井尚之が解説!

 普段の講座と同じように寺井尚之の解説を聴きながら、構成表を目で辿り、絶好調のトミー・フラナガンのプレイにうっとり!キーター・ベッツ(b)をフィーチュアした”カン・フー”も渋かったです!

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 セミナー講師としてトークはお手の物のあやめ会長は、「寺井尚之のジャズ講座の変遷」を、超懐かしいヴィデオや、NYの巨匠たちの素顔の写真とともに、整然とした語り口で見せてもらいました!

 模造紙に手書きした資料を掲示して、今は亡きワルツ堂のミムラさんがディスコグラフィーを作ってくださっていた頃から、ダラーナ氏に機材を提供していただいて、近代的な今のスタイルになったことがよくわかって、改めて感謝でした。初代のOHP映写係、Annさんも来られていて嬉しかったです!どうもありがとうございました!

 

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 フィナーレは足跡講座皆勤賞、寺井尚之のレギュラー・ベーシスト、宮本在浩さんが手紙を朗読してくださって、しみじみ秋の夜が更けて行きました。

 

 ご出席いただいたお客様、おひとり、おひとりのおかげで、OverSeasにとって思い出に残るパーティになりました。心よりお礼申し上げます。

ito_kana.jpg  司会は、寺井尚之ジャズ理論教室生、プロのアナウンサー、伊藤加奈さんが担当!本業はハーモニカ奏者、”ミネストローネ”というハーモニカ・トリオで東京を中心に活躍中!

 仕事の合間を縫って、寺井ジャズ教室生として、一肌脱いでくれました。今週は東京で、一連のコンサートに出演中です。

 

さて 「トミー・フラナガンの足跡を辿る」は、11月10日(土)から新開講!

 モーターシティ、デトロイトで開花したデトロイト・ハードバップ・ジャズ、その町で最も実力ある若手と言われたトミー・フラナガンとケニー・バレル(g)は、1956年の春、二人で車に乗ってNYにやってきました。その直後に、Blue Noteに録音したアルバム、 『Kenny Burrell Vol.2』から新講座が始まります。kburrell_vol2.jpg

  ポップ・アートの王様、アンディ・ウォーホールが無名時代に手がけたジャケットも印象的ですが、それ以上に20代のフラナガン、バレルたちの貫録が素晴らしい!

 今回は、モーターシティ、デトロイトの社会的、音楽的な土壌も、しっかり解説。デトロイト市の驚愕の音楽教育事情や、世界史を俯瞰すると、音楽もよく見えてきます!

 よく、「ジャズは初心者ですが、大丈夫でしょうか?」とお問い合わせをいただくのですが、そんなの全然関係ないと思います。私だって、最初は、な~んにも知りませんでした。でも、音楽がお好きなら、どなたでも楽しんで頂けると思います。

 ジャズ・ミュージシャンである寺井尚之が、半世紀近く、誰よりも楽しんできたものについて語るのですから、面白くないはずがありません。

 ひょっこりご参加大歓迎!新 「トミー・フラナガンの足跡を辿る」どうぞお待ちしています!

CU

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ブルース・リーが寺井尚之を聴くと・・・

 大阪もやっと涼しくなりました!土曜日のパーティで、寺井尚之が紹介するトミー・フラナガンのマル秘音源の構成表もやっと完成!楽しい集まりになりそうです!

 今月は、これまでインターネットでしかお付き合いのない方々と出会えることができました。まるでPCのディスプレイからリアルな人が飛び出してきたようで不思議な体験!

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 今週の火曜日デュオには、ジャズ・ファンなら誰でも知ってる人気ブログ「お気楽ジャズ・ファンの雑記帳」の著者、azumino氏が、長野県からご出張で、OverSeas初見参!安曇野はフラナガンが感動したスエーデンのダラーナの風景に似ていますね。美しい自然と、ジャズへの想いが溶け合って、azuminoさんならではの独特な優しい世界が味わえる素敵なブログですね。

 azuminoさん、宴会を抜けて、寺井尚之と宮本在浩(b)ラスト・セットに駆けつけてくださってありがとうございます!ウディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」みたいなひとときをご一緒出来ました。話をするのに夢中で写真を撮り忘れたのが残念!!ぜひ再会できますように!

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 そして先週は、長崎より、フェイスブックでお付き合いさせていただいているジャズ・ファン、光崎さんご夫妻が、仲睦まじく大阪に休暇でお越しになりました。

 光崎さんは、地元のFM局でジャズ番組のパーソナリティを務めたジャズ通。ご自分のプログラムでは、ジャズ・スタンダードの訳詩の紹介で好評だったそうです。

 お帰りになってから、OverSeasの印象をFBに書いて下さっていました。
 寺井ママに「こないだ来てはった光崎さんって、ジャズ評論家の先生なん?」と訊かれるほどの名文、それで、お許しを得て当ブログに転載させていただきます。

 演奏は10月2日(火):メンバーは寺井尚之(p)+宮本在浩(b)+ゲスト:アルト・サックスの岩田江(as)さんが遊びに来てくれていました。チャーリー・パーカーを愛するバッパー、岩田さんは来年からOverSeasに定期的に出演予定ですので、どうぞご期待ください。

 

≪光崎 聡氏 フェイスブックより 10/4付≫

mitsuplate8.jpg ピアニストはこう言った。自分はデトロイト・ハードバップ・ロマン派だからお望みのチェット・ベイカーのネタは残念ながらリクエストにお応えできない。
成程然り。女房のリクエストは受けてもらえなかったけどよくその意味は後になって分かった。

最高に吟味されたピアノが今日調律された状態で計算され尽くされた場所に置かれ、奏者が静かにそこに座っている。
ベース奏者の楽器を見るとサイドとバックの美しいトラ目が見える。
  アルト奏者の持つ楽器は完全に音がヌケた状態の一種の「オールド」らしいと分かる。
 演奏は一定の法則に従った曲の配列通り淡々と行われた。
 音像はややタイトにまとまり一切の歪みがない。天井、壁などもほぼ完璧にエコーフラッター対策処理されているようだ。

 「全ての芸術は音楽の状態に憧れる」のであると聞いたことがあるが、さらにその論を展開させれば
「全ての音楽はOverSeasの音に憧れる」のかも知れないとさえ思った。

  ピアノは豊かな倍音成分を伴った音なのに、かと言って余計な装飾はなく「音域全域」が綺麗に聴こえる。テクニックは無論世界トップレベルと伺われたが特筆するべきは、結果としてその音楽ぜんたいの美しさ。どのフレーズもハードバップ・ジャズの持つスリルとユーモアに溢れ、全曲通して奏者の「美学」が香り高く感じられる。
 デトロイト・ハードバップをロマン豊かに語り継ごうという確固たる決意。
一音一音が絹の帯のように綺麗に繋がりキラキラと輝く。



  堅苦しさはまるで無く全ての音が美しく奏でられ、余韻を残して淡雪のように消えていく。音の消え際が殊更美しい。
  低音部から高音部までどんなピアニシモの音までハッキリと美しい音で聴き取れるものだから急に自分が耳が良くなったのかと一瞬錯覚させられそうになるが、それは奏者の凄まじい集中力と豊かな音楽性によるもの。重ねて言えば自分の哲学に従った音しか出さないという美学に基づく演奏なのかも知れない。

  指盤に弦が当たる音を有りがたがる録音技師が、それをリアルさと意味を間違えて多々存在する現在だけども、もっともっと真のベースの音を聴かせて欲しいといつも願っていた。
ラファロは弦が低かったのかも知れない。ルーファス・リードの音は深々としてるがやや緩い。
ジョージ・ムラーツ、ニールス・ペデルセンあたりの達人の音が本物だ。真芯を捉えた太い音だ。
この夜のベースそんな良い音だった。内容も素晴らしいプレイだったと思う。

  アルト奏者もフルトーンで楽器が鳴りながら音が軽やか。これは得がたい資質だと思う。キリッとしていてスマートなフレーズの起承転結には納得。

 演奏後に無口なピアニストがお喋りにつきあってくれた。
  世界トップ中のトップ・ジャズピアニストに弟子入りを志願、何年も何回もかけてそれを果たした後も波乱の人生だったはずだ。
師匠は厳しい方だったと話したピアニストは師匠とは逆のタイプなのかも知れない。
 綺麗な音しか出さないピアニストは最後まで優しく話をしてくれた。
うん、確かに間違いなくこの世界最高のひとりであるジャズ・ピアニストはロマン派だ(笑)

  尚、ワンステージ一回40分弱の演奏時間は、美味しいものはやや少なめに、と考える私の好み通り。料理も一品毎にジャズ・クラブとしての矜持があり気が利いている。無論ママさんはこの店にこの人無しでは有り得ないと思う。
無口なお方にも同意していただきたい(笑)

 あまりに褒めすぎでサクラと思われても困るので、ひとつ申し添えよう。
 ビールはキリンのラガーを頼んだ。小瓶だった。これも正解。大瓶はルックス的にこんな洒落たジャズ・クラブに合わない。
  ただし・・・・・・・・グラスがやや大き過ぎたようだった。

  ジャズとは難しい音楽でなく誰もが楽しめる音楽です、と個人的に市民FMジャズ番組で喋りCDを回し続けてきた私に、ではそんなジャズってどこにあるの?と訊かれれば自信を持ってお答えしたいと思う。
ブルース・リーのような顔で
「考えるんじゃない。感じるんだ。大阪のOverseas でね」と。

 上の写真はお土産に頂いたハンドメイドの革細工。地元のアトリエ、中山智介さんというクラフトマンがプレスティッジのジャケットをアレンジして作ってくださったものです。レジの横に置いてありますよ!光崎様、本当にありがとうございました!

 
 でも、皆さんはどうぞ手ぶらで、気軽に来てくださいね!ご近所でもご遠方でも、演奏を楽しんでいただけるのが、私たちは一番幸せ!
これからもOverSeasをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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秋のトミー・フラナガン・トリビュート 11月17日に

 やっと大阪の街もジャケットを来た人が多くなりました。

 OverSeasの秋と言えば、トリビュート・コンサート!今年はトミー・フラナガンの命日の翌日に開催します。

 

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  トミー・フラナガンが遺した名演目の数々を再現して、皆さまにお楽しみいただくコンサート!フラナガンが亡くなって12年経ってしまいましたが、名曲、名アレンジがいつまでも色褪せないよう、寺井尚之(p)、宮本在浩(b)、菅一平(ds)のThe Mainstemが、精魂込めて演奏させていただきます。

 

 トミー・フラナガンをよくご存じの皆さまも、余り馴染みがないという皆さまも、どなたにも聴いて頂きたいコンサートです。初めての方も大歓迎!騙されたと思って、ぜひ来てみてください!前売りチケットはOverSeasで販売中!座席指定ですのでお早目にどうぞ!

audienceP1040320.JPG第21回 Tribute to Tommy Flanagan 追悼コンサート  

  • 日時: 2012年 11月17日(土) 7pm-/8:30pm- (入替なし)
  • 前売りチケット ¥3,150
    当日 ¥3,675

出演:寺井尚之Trio  The Mainstem  b.宮本在浩 ds.菅一平

 

 

 トリビュートに併せて、11月にはトミー・フラナガンを映像で偲ぶ関連イベントをいろいろと企画しました。デトロイト・ハードバップやトミー・フラナガンへのご理解を深めていただくことができれば最高です!

 

tf_gm.jpg11/3(土) 6:30pm- 
 Tommy Flanagan trio ’91
 with Geoge Mraz bass, Alvin Queen drumes
 

 

 

 

 

 

Benny_Carter.jpg11/24(土) 6:30pm
 Tommy Flanagan trio with Benny Carter (as)


 

 

 

 

 

 

flanagan_tommy.jpg11/25(日) 正午-
 Ella Fitzgerald & Tommy Flanagan trio
at Montreux ’77

 

 

 

各講座とも受講料¥2.625 (税込) 学割チャージ半額

 

ぜひお越しくださいね!

CU

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