春のトリビュート・コンサートは3月15日(土)に!

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 暴風雪!先週は大阪にも雪が積もりました。トミー・フラナガン愛好会の石井夫妻の経営される、トミー・フラナガンや寺井尚之の音楽が流れる「森の中の絵本館」(山梨県山中湖村)が、先日来の大雪で2月20日現在も孤立状態です。コンビニの商品が枯渇していても、食料の備蓄は充分だそうですが、一刻も早い復旧をみんなでお祈りしています。

 さて、3月、トミー・フラナガンの誕生月に毎年OverSeasで開催するコンサート、”Tribute to Tommy Flanagan”、第24回は誕生日の前日、3月15日(土)に行います。

 毎年春にはトミー・フラナガンが愛奏していた春の名曲(Spring Songs)が聴けます!例えば”They Say It’s Spring “には、在りし日のフラナガンが居た頃のNYの風情が感じられます。さらに、圧倒的なフラナガンの十八番を、寺井尚之(てらい ひさゆき)のレギュラー・トリオ”メインステム”(宮本在浩-bass、菅一平- drums)がお聴かせします。

terai_hisayuki_practice75.JPG 寺井尚之はトリビュートのために、毎日が練習中心の生活。トミー・フラナガンが好き、練習が好き、その点では誰にも負けません。ピアノのコンディションは早々と出来上がっていて、乾燥気味の気候に拘らず、恐ろしいくらい冴え冴え響きわたっています。

共演の宮本在浩(b)、菅一平(ds)も負けじとプレイをしっかり磨いております。メインステムにとって、トリビュートの演目は決して「ネタ」ではなくて「宝物」!皆様に心から楽しんでいただける演奏をお聴かせいたします。

zaiko_miyamoto_0219P1070620.jpgsuga_ippei_IMG_3026.jpg 皆様のお越しをぜひお待ちしています!

第24回Tribute to Tommy Flanagan>

日時:2014年 3月15日(土) 7pm-/8:30pm-(入替なし)

前売チケット3,000円(税抜価格) 

当日3,500円(税抜価格)

演奏:寺井尚之The Mainstem Trio :宮本在浩(b)、菅一平(ds)

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11/16(土)開催:トミー・フラナガン・トリビュート

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<第23回トミー・フラナガン追悼コンサート>
11/16(土)
7pm-/8:30pm (入替なし)
演奏:寺井尚之トリオ ザ・メインステム 
寺井尚之(p)
宮本在浩(b)
菅一平(ds)
前売りチケット¥3,150(税込、座席指定)
当日 ¥3,675(税込、座席指定)
 

 台風の後、10月半ばを過ぎて急に肌寒くなった大阪です。

 OverSeasでは、来月、トミー・フラナガンの命日にトリビュート・コンサートを開催することになりました。
 
 寺井尚之がトミー・フラナガンの音楽に魅入られてから42年、フラナガン没後、実に12年の月日が経ちました。
  寺井尚之メインステムがフラナガンの名演目をお聴かせして、巨匠を偲ぶトリビュート・コンサート。今年はフラナガンの祥月命日、11月16日(土)に開催します。
 「名伴奏者」「名盤請負人」「紳士」「職人」…フラナガンを賛美する形容詞はいろいろあるけど、正直言うと、どれも私にはしっくりきません。私が生身に触れたフラナガンという人は、ポーカー・フェイスの奥に、自分でも制御できない熱いマグマが燃える天才だった。その演奏はもう生で聴くことは叶いませんが、エリントンやモンクなどジャズ史の稀代の天才の作品の持ち味を最高に活かしたアレンジや、決めのフレーズの隅々に、熱いマグマを感じることができます。そして、譜面として残されていないそのアレンジを再現できるのは、手前味噌と言われても、世界で寺井尚之しかいないんです。
  一方、モダンジャズのレコードが、名前のないBGMとして聴かれる昨今、トミー・フラナガンの名前は一応知ってるけど、「名演目」と言われてもコマル・・・という皆様のために、来週からトリビュートの演目を少しずつご紹介していきたいと思います。
 トリビュート・コンサートのチケットはOverSeasでのみお取り扱いしています。お問い合わせは

布施明仁 壮行ライブ・レポート

  5月5日、マレーシアジャズ界に貢献するために、この夏からクアラルンプールで教鞭を取るために家族で移住する布施明仁(g)さんの壮行ライブ開催!

 布施さんの恩師の一人、ジャッキー・バイアード(p)の言葉を借りるなら、”That’s Jazz Enough! “なプレイが満喫できました。

 

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  布施さんは、ニュー・イングランド音大でバリー・ガルブレイスに師事したことがきっかけで、7弦ギターに魅せられ、日本のMr. 7-stringsに! 奈良にあるギターの名匠、志田涼氏作の名器で繰り出すサウンドも鮮やかで、スタンダードとジャズ・ミュージシャンのオリジナル、そしてクラシック音楽のジャズ・ヴァージョンをブレンドした布施ワールドが絶妙でした。

 共演は寺井尚之The Mainstem(宮本在浩 bass, 菅一平 drums)にスペシャル・ゲストは甲陽音楽学院の同僚でもある荒崎英一郎(ts)さん。脇に回った荒崎さんのプレイも味わい深くて良かったですね。

 関大時代はジョン・コルトレーン一筋だった荒崎さんと、還暦過ぎてもフラナガン一筋の寺井尚之に配慮して、ラストは『Kenny Burrell & John Coltrane』からの曲で、四方丸く収まりました!

 布施さんのスマイル・トークと、寺井尚之のいつものMC、ふーやん、てーやん、と呼び合いながら漫才みたいで大爆笑!お客様とのやり取りも、とってもスイングした壮行ライブになり、皆様、ありがとうございました。

 【演奏曲目】

<1st セット>

  1. Like Someone in Love (Jimmy van Heusen)
  2. Batita Diferente (Cannonball Adderley)
  3. Liebestraum (フランツ・リスト:愛の夢)
  4. MONK (米TVシリーズ: 名探偵モンクの主題歌)

<2nd セット>

  1. Love for Sale (Cole Porter)
  2. Line for Lyons (Gerry Mulligan)
  3. A Nightingale Sang in Berkeley Square (Manning Sherwin)
  4. Bossa Ellis (Herb Ellis)

<3rd セット>

  1. WabashⅢ (John Scofield)
  2. Skating in Central Park (John Lewis)
  3. Menuet ( バッハのメヌエット:A Lover’s Concert)
  4. Lyrest (Kenny Burrell)

Encore: Triste (Antonio Carlos Jobim)

 

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 ライブには、ベーシスト、プロデューサーとして活躍する塩崎裕氏をはじめ、布施さんが長年教鞭を取って来られた甲陽音楽学院 の同僚や教え子の皆さんも!

 

 

 

 

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 布施さんが、NEC(ニュー・イングランド音楽大学)で、超優等生として三年で卒業する前に、在籍した関西大学の仲間たちも、沢山応援に!

 

 

 

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 関西大学OBとして、布施さんの大先輩にあたる大塚善章氏と、後輩の名村成一(ds)さん、それに宗竹正浩(b)さんも駆けつけました。

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 寺井尚之ジャズピアノ教室からは、イクメン休学中のむなぞう副会長が!

 

 

 

 

   引き続き、5月25日には、神戸、北野の「クレオール」にて、演奏家としての布施明仁さんのメイン・ワークであるギター・アンサンブルを聴くことができます。

 4ギター・アンサンブル、5ギター・アンサンブルなど、様々なフォーマットで演奏する予定です。7弦ギターも、ギター・アンサンブルも、これから聴くチャンスは少なくなるかもしれませんから、聞き逃せません。 

  布施明仁先輩!マレーシアでジャズ・ミュージシャンを沢山育ててくださいね! CU

 

1/14(月、祝)「楽しいジャズ入門講座」開催します。 

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 あけましておめでとうございます!皆様のお正月はいかがでしたか?

 寺井尚之は、正月も練習&講座の準備、夜は時代劇で過ごしています。The Mainstemの宮本在浩(b)&菅一平(ds)はスキー三昧のお正月、新年は雪の結晶のようにクリア・クリスタルなプレイが聴けそうですね!昨日は一日オフラインでゆっくりさせていただきました。
 
 ライブは1月5日(土)の寺井尚之(p)+坂田慶治(b)デュオ(Live Charge ¥1,575)から平常通りお楽しみいただきます。ぜひお待ちしています!

<新春特別企画>

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 ネット上でも、「ジャズが大好き!」という気持ちが伝わる楽しいブログを見つけてうれしい気持ちになることがあります。私たちをこんなに惹きつける「ジャズ」はどんな風にして生まれたのでしょうか?アフリカからアメリカに奴隷として連れてこられた黒人たちが創造した音楽ということは、みなさんどなたもご存じですが、何故アフリカにジャズは生まれなかったのでしょう?

 そんな素朴な疑問から、さまざまなジャズ・スタイルの変遷までを、わかりやすく簡潔に!新年14日祝日の正午より、寺井尚之が面白く楽しく解説するイベントを開催いたします。

 ジャズ発展の背景にある激動の現代史と共に聴くジャズは、また違った印象になるかもしれません。

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 特別価格でどなたでもご参加になれます.。特に学生証をご提示くださると受講料はたったの¥525!ぜひこの機会に覗いてみてください!

「楽しいジャズ入門講座」

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講師:巨匠トミー・フラナガンの随一の弟子 寺井尚之(てらい ひさゆき)

受講料:(特別価格) ¥1,000 (税別:学割チャージ半額)

申し込みの締め切りは 2013年 1月10日までとさせていただきます。

ブルース・リーが寺井尚之を聴くと・・・

 大阪もやっと涼しくなりました!土曜日のパーティで、寺井尚之が紹介するトミー・フラナガンのマル秘音源の構成表もやっと完成!楽しい集まりになりそうです!

 今月は、これまでインターネットでしかお付き合いのない方々と出会えることができました。まるでPCのディスプレイからリアルな人が飛び出してきたようで不思議な体験!

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 今週の火曜日デュオには、ジャズ・ファンなら誰でも知ってる人気ブログ「お気楽ジャズ・ファンの雑記帳」の著者、azumino氏が、長野県からご出張で、OverSeas初見参!安曇野はフラナガンが感動したスエーデンのダラーナの風景に似ていますね。美しい自然と、ジャズへの想いが溶け合って、azuminoさんならではの独特な優しい世界が味わえる素敵なブログですね。

 azuminoさん、宴会を抜けて、寺井尚之と宮本在浩(b)ラスト・セットに駆けつけてくださってありがとうございます!ウディ・アレンの映画「カイロの紫のバラ」みたいなひとときをご一緒出来ました。話をするのに夢中で写真を撮り忘れたのが残念!!ぜひ再会できますように!

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 そして先週は、長崎より、フェイスブックでお付き合いさせていただいているジャズ・ファン、光崎さんご夫妻が、仲睦まじく大阪に休暇でお越しになりました。

 光崎さんは、地元のFM局でジャズ番組のパーソナリティを務めたジャズ通。ご自分のプログラムでは、ジャズ・スタンダードの訳詩の紹介で好評だったそうです。

 お帰りになってから、OverSeasの印象をFBに書いて下さっていました。
 寺井ママに「こないだ来てはった光崎さんって、ジャズ評論家の先生なん?」と訊かれるほどの名文、それで、お許しを得て当ブログに転載させていただきます。

 演奏は10月2日(火):メンバーは寺井尚之(p)+宮本在浩(b)+ゲスト:アルト・サックスの岩田江(as)さんが遊びに来てくれていました。チャーリー・パーカーを愛するバッパー、岩田さんは来年からOverSeasに定期的に出演予定ですので、どうぞご期待ください。

 

≪光崎 聡氏 フェイスブックより 10/4付≫

mitsuplate8.jpg ピアニストはこう言った。自分はデトロイト・ハードバップ・ロマン派だからお望みのチェット・ベイカーのネタは残念ながらリクエストにお応えできない。
成程然り。女房のリクエストは受けてもらえなかったけどよくその意味は後になって分かった。

最高に吟味されたピアノが今日調律された状態で計算され尽くされた場所に置かれ、奏者が静かにそこに座っている。
ベース奏者の楽器を見るとサイドとバックの美しいトラ目が見える。
  アルト奏者の持つ楽器は完全に音がヌケた状態の一種の「オールド」らしいと分かる。
 演奏は一定の法則に従った曲の配列通り淡々と行われた。
 音像はややタイトにまとまり一切の歪みがない。天井、壁などもほぼ完璧にエコーフラッター対策処理されているようだ。

 「全ての芸術は音楽の状態に憧れる」のであると聞いたことがあるが、さらにその論を展開させれば
「全ての音楽はOverSeasの音に憧れる」のかも知れないとさえ思った。

  ピアノは豊かな倍音成分を伴った音なのに、かと言って余計な装飾はなく「音域全域」が綺麗に聴こえる。テクニックは無論世界トップレベルと伺われたが特筆するべきは、結果としてその音楽ぜんたいの美しさ。どのフレーズもハードバップ・ジャズの持つスリルとユーモアに溢れ、全曲通して奏者の「美学」が香り高く感じられる。
 デトロイト・ハードバップをロマン豊かに語り継ごうという確固たる決意。
一音一音が絹の帯のように綺麗に繋がりキラキラと輝く。



  堅苦しさはまるで無く全ての音が美しく奏でられ、余韻を残して淡雪のように消えていく。音の消え際が殊更美しい。
  低音部から高音部までどんなピアニシモの音までハッキリと美しい音で聴き取れるものだから急に自分が耳が良くなったのかと一瞬錯覚させられそうになるが、それは奏者の凄まじい集中力と豊かな音楽性によるもの。重ねて言えば自分の哲学に従った音しか出さないという美学に基づく演奏なのかも知れない。

  指盤に弦が当たる音を有りがたがる録音技師が、それをリアルさと意味を間違えて多々存在する現在だけども、もっともっと真のベースの音を聴かせて欲しいといつも願っていた。
ラファロは弦が低かったのかも知れない。ルーファス・リードの音は深々としてるがやや緩い。
ジョージ・ムラーツ、ニールス・ペデルセンあたりの達人の音が本物だ。真芯を捉えた太い音だ。
この夜のベースそんな良い音だった。内容も素晴らしいプレイだったと思う。

  アルト奏者もフルトーンで楽器が鳴りながら音が軽やか。これは得がたい資質だと思う。キリッとしていてスマートなフレーズの起承転結には納得。

 演奏後に無口なピアニストがお喋りにつきあってくれた。
  世界トップ中のトップ・ジャズピアニストに弟子入りを志願、何年も何回もかけてそれを果たした後も波乱の人生だったはずだ。
師匠は厳しい方だったと話したピアニストは師匠とは逆のタイプなのかも知れない。
 綺麗な音しか出さないピアニストは最後まで優しく話をしてくれた。
うん、確かに間違いなくこの世界最高のひとりであるジャズ・ピアニストはロマン派だ(笑)

  尚、ワンステージ一回40分弱の演奏時間は、美味しいものはやや少なめに、と考える私の好み通り。料理も一品毎にジャズ・クラブとしての矜持があり気が利いている。無論ママさんはこの店にこの人無しでは有り得ないと思う。
無口なお方にも同意していただきたい(笑)

 あまりに褒めすぎでサクラと思われても困るので、ひとつ申し添えよう。
 ビールはキリンのラガーを頼んだ。小瓶だった。これも正解。大瓶はルックス的にこんな洒落たジャズ・クラブに合わない。
  ただし・・・・・・・・グラスがやや大き過ぎたようだった。

  ジャズとは難しい音楽でなく誰もが楽しめる音楽です、と個人的に市民FMジャズ番組で喋りCDを回し続けてきた私に、ではそんなジャズってどこにあるの?と訊かれれば自信を持ってお答えしたいと思う。
ブルース・リーのような顔で
「考えるんじゃない。感じるんだ。大阪のOverseas でね」と。

 上の写真はお土産に頂いたハンドメイドの革細工。地元のアトリエ、中山智介さんというクラフトマンがプレスティッジのジャケットをアレンジして作ってくださったものです。レジの横に置いてありますよ!光崎様、本当にありがとうございました!

 
 でも、皆さんはどうぞ手ぶらで、気軽に来てくださいね!ご近所でもご遠方でも、演奏を楽しんでいただけるのが、私たちは一番幸せ!
これからもOverSeasをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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10/13(Sat.) Party開催します。

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christmas_feast-2.JPG来る10月13日(土) 6:30pm-  「トミー・フラナガンの足跡を辿る」の一巡と、同時に11月10日(土)からの新開講を祝し、Jazz Club OverSeasでパーティを開催!  

 ビッフェスタイルの無礼講、おいしい御馳走やお飲物を沢山ご用意!「ジャズ講座」と言っても、堅苦しいものではないと知っていただきたいので、
ご興味のある方は、
冷やかしで結構です!ぜひこの機会に覗いてみてください。

  当日は、ご飲食と共に、トミー・フラナガン・トリオのお宝未公開音源(’78 Carnegie Hall)をお聴き頂きながら、寺井尚之がミニ講座でお楽しみいただくほか、講座本編集委員、あやめ生徒会会長講座本の苦労話トークを、「権威」でおなじみの後藤誠先生が「講座を振り返って」の思い出話を、その他、色々お楽しみ企画中。

 

 司会進行役は、寺井尚之ジャズピアノ教室の秘密兵器、日頃何千人の聴衆を前にしているプロフェッショナル=伊藤加奈さんが、NHK紅白歌合戦でも通用する美しい日本語で、エクセレントに超楽しく盛り上げてくれる予定!

 講座やOverSeasにお越しになったことのないお客様も、EVERYBODY  WELCOME! フレンドリーな仲間がお迎えいたします!

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足跡Jazz PARTY

10月13日(土) 6:30pm-9pm (予定)
会費: ビュッフェ形式飲食 4,000yen

写真左から:伊藤、寺井、あやめ(敬称略)

どんなごちそうを作ろうかなあ…いろいろ楽しく計画中です!

ご参加お申込みはOverSeasまで!

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Jazz Club OverSeasのご感想いただきました。

 一昨日、はるばる名古屋からご来店くださったお客様が、ご自身のフェイスブックにレポートを書いてくださっていました。
 とても、とても嬉しく励みになったので、ここに転載させていただきます!
 ご来店ありがとうございました。
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Jazz Club Overseasで撮ってくださった一枚です。
 私の横がジャズ​ピアノのジャイアンツ、故トミー・フラナガンの弟子となられたオ​ーナー寺井尚之さんです。
  目の前でピアノ・ベースのデュオを拝見しましたが、ピアノのタッ​チが滑るように・・・軽やかなタッチだけど、音がズシンと届きま​す。これがジャズピアノの真髄なんでしょうね。美しかった。強く​叩くジャズピアニストが結構多いのですが、正直疲れる私。
  私は曲がどうのこうのよりも、音を楽しむというタイプです。音楽​だもん。またジャズは偏屈な理屈を物申す御仁が多いから、とっつ​きにくいかもしれませんが、シンプルに音を聴かせてくれるこのお​店なら好きになれるかもしれませんよー。
  レコード・CDよりも生音がやはり一番。ジャズのライブハウスと​言いながら、ポップス、ロックもやったりする店だらけの昨今です​が、Jazz Club Overseasは硬派のジャズライブハウス。私の仕事と通じるところがある。「木造しかやらない」​「元請けしかやらない」「会社から1時間圏内オンリー」などなど​・・・「ジャズオンリー」「生演奏」「アコースティックオンリー​」・・・職人っぽさが魅力的です。
  3ステージを全て聴かせてもらいましたが、あっという間でした。
ベースの鷲見和広さん、彼のベースも走ってました。ベースはなく​てはならないパーツと改めて感じています。ベースなけりゃジャズ​と言えんね。
 大阪の安土町という都心に隠れるようにあるお店。それがまた隠れ​家的で最高にいいです。オーナーのピアノが聴けるお店。奥様が店​の舞台裏を切り盛り。ピアノが最高の状態で届けれるよう最善を尽​くされているのもすごく感じます。最後に・・・ライブ終わり、ピ​アノを片付ける際に、丁寧にタオルで拭かれててたオーナーの姿に​ズシンときました。道具は職人と一心同体。ピアノが私の道具と重​なりました。そんなお店です。ぜひ大阪に行かれたら足を運んでく​ださい。
 至福の時間が我が物になります★

7月のDVD講座

 今年の梅雨は、シトシトピタパタとはいきませんね。台風が来たり、野球は面白くないしToo Bad. そんな時はスカっとスイングして元気になりましょう!
 ご好評いただいているDVD講座、7月の予定をお知らせいたします。
 ①7/6 (Fri) 7pm- ”PIANO LEGENDS” (ピアノ・レジェンド)  
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 好評につき、DVD講座、ウィークエンドに開催!「ピアノ・レジェンド」では、トミー・フラナガン、アート・テイタム、バド・パウエルら、総勢20数名のピアノの巨匠たちの貴重な映像を鑑賞しながら、時代とともに移り変わる、ジャズ・ピアノ奏法を、ピアノを弾かない方にも、ピアニストたちにも、楽しく判りやすく解説!
 トミー・フラナガンの懐かしい名演も観れますよ!
【日時】 7/6(金) 7pm- 9pm 【参加料】 2,625yen
 ②7/8 (Sun) 正午~2pm ”Art Blakey & Jazz Messengers” (アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ)  
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 私の大好きなBuことアート・ブレイキーがDVD講座初登場!嬉しいですね!
 今回は、1958年の映像で、フロントにLee Morgan (tp)とBenny Golson (ts), リズム・セクションが、Art Blakey (ds), Jymie Merritt (b), Bobby Timmons (p) という強力な布陣。
 ベニー・ゴルソンは、ジャッキー・マクリーンが病気になって、たった一週間のエキストラを引き受けたのがきっかけで、そのまま入団し、メンバーをリストラし、音楽監督だけでなくユニフォームまで決めるディレクターとしてメッセンジャーズを改革しました。
morgan_golson.jpg この映像は、その当時のもので、ブレイキー以外のメンバーは全てゴルソンが同郷のフィラデルフィア出身の実力者を集め、ビシっとしたアンサンブルと超弩級のソロが堪能できます!ブレイキーだけが、唯一のピッツバーグ出身者なので、最初不安がったそうですが、「フィラデルフィアもピッツバーグもペンシルヴァニア州なんだから」ということでまとまったのでした。
 ゴルソンはブレイキーのドラミングについてこのように語っています。
 「Bu(ブレイキーのニックネーム)は、僕が共演したうちで最高のドラマーだ!ピアノではソフト・タッチということが言われるが、彼のドラムは正しくソフトタッチで、だからこそ、あんなにすごいダイナミクスが生まれるんだ。」
 一般的にハードバップとは、「アンサンブルより個人の即興演奏を重視する音楽」と定義されているそうです。でも、彼らのプレイを観て聴くと、この定義の真偽が実感できると思います!
 夭折の天才トランペット奏者、リー・モーガンのプレイはボクシングのチャンプのように凄いし、ボビー・ティモンズのピアノは、フォームも指使いも想像以上にエレガントです。
 百聞は一見にしかず!日曜日のお昼から!どうぞご一緒に楽しみましょう!
【日時】 7/8(日)正午~2pm 【参加料】 2,625yen
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日曜日に絶好調のトミー・フラナガン・トリオを観よう!

 大阪の街、今日は汗ばむ陽気です。皆様、いかがお過ごしですか?
 来る6/17(日) 正午より、「映像で辿るジャズの巨人達」開催!
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 絶好調のトミー・フラナガン・トリオ!本邦初公開の映像を鑑賞、解説いたします!
 時は1991年、トミー・フラナガンの心技体、絶好調!NYで最もお客の呼べるピアニストというだけでなく、“ダウンビート”“ジャズタイムズ”など、米国のジャズメディアの人気投票、批評家投票を総なめにしました。それは、生涯フリーランスで、レコード会社やエージェントと専属契約をしないアーティストとしては例外中の例外です。
 公演地はスイス、ベルン・ジャズフェスティバル、名コンビ、ジョージ・ムラーツ(b)、ドラムスはスイス在住、ヨーロッパでのレギュラー、アルヴィン・クイーンという最強の布陣です。
 映像を提供下さったのは「トミー・フラナガンの足跡を辿る」でおなじみのジャズ評論家、後藤誠先生、この上なく貴重な映像、ありがとうございました!そのうちのごく一部だけYoutubeにありました。
alvin_queen_01_milano2009.jpg アルヴィン・クイーン(ds)は、ここ2か月間「足跡」講座に登場中、やっと動画をお見せできて嬉しいですが、簡単に経歴を説明しておきます。Alvin Queenは1950年NYブロンクス生まれ。わずか11歳でプロデビューしました。裕福でなく習い事をする余裕はなかったのですが、ドラムの教師がアルヴィンの才能に惚れ込み、殆ど無償でドラムを教えたといいます。子供の時から街頭で靴磨きをして働いた苦労人。でも靴磨きのおかげで、セロニアス・モンクやアート・ブレイキーと知り合うことが出来て、色々助けてもらったそうです。
coltrane_birdland.jpg 13歳の時、エルヴィン・ジョーンズの招待でジョン・コルトレーンの黄金カルテットを聴き、大きな衝撃を受けます。コルトレーンの『Live at Birdland』にはアルヴィン少年の拍手が録音されているのだそうです。その容貌と才能から、彼とエルヴィンの血縁を囁く人も少なくありませんが、真相は判りません。とにかく彼のHPにはエルヴィンとのツーショットが掲げられていて、エルヴィン・ジョーンズが音楽的な父親であることには間違いありません。
 ’69年、19才の若さでホレス・シルヴァー(p)のレギュラー・ドラマ―になり、その後ジョージ・ベンソン(g)など一流グループで活躍します。でも’70年代はジャズにとって苦難の時代、生活のためにコマーシャルな仕事をしなければならない状況にストレスを感じ、’79年にスイスに移住し、Alvinのスペルを入れ替えたNilvaという自己レーベルを立ち上げて、ミュージシャンだけでなくプロデューサーとしても幅広く活躍。現在はNYとヨーロッパを行き来しながら活動中。
 私たちとアルヴィン・クイーンとの出会いは、ロニー・マシューズ(p)のアルバム、『So Sorry,Please 』(’85)がきっかけです。バド・パウエルの名曲をタイトル・チューンにしている秀作でした。LPジャケットにスイスの住所が書いてあったので、ファンレターを送ったら、達筆のメッセージを書き込んだ大きなポスターが返送されて来てびっくり! ポスターは現在もOverSeasに飾っています。大物の風格に溢れるアルヴィン・クイーンのプレイ、ぜひご期待ください。
 そして、お馴染み、ジョージ・ムラーツの端正な容姿と、それ以上にラインとパルスを併せ持つプレイに惚れ惚れしますよ!ところで、ムラーツアニキは、かねてから交際していたカミラさんと先週挙式したばかり。どこかでアニキに出会ったら、「おめでとう!」と言ってあげてくださいね。

<Tommy Flanagan Trio in Bern Switzweland, 1991>
プログラム

1. Mister P.C.
2. They Say It’s Spring
3. Our Delight
4. ‘Round Midnight
5. Interview
6. Epistrophy
7. Some Other Spring
8. Raincheck
9. Tin Tin Deo

「映像で辿るジャズの巨人達」日曜のお昼のひとときを、ぜひご一緒に!
6/17(日) 正午~ 受講料 ¥2,625

6/6 寺井尚之 還暦祝いに感激!

 昨日は、寺井尚之(p)の誕生日!なんと還暦です!
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 ウィークデーにも拘らず、寺井尚之ジャズピアノ教室の生徒さん達や、常連様が沢山駆けつけてくださいました。 HPでバースデーを知った三重県のお嬢さんが、可愛いお花を一輪手にして、初めてご来店!それに久しぶりのお客様も数多く来てくださいました。その中には、ピアノから木工細工に転向し、アトリエに籠っていた橋本元生徒会長の姿も!
 当夜のライブは鷲見和広さんとのエコーズ!演奏は饒舌でも、日ごろ無口な鷲見さんが突然MC役を買って出て、お客様に「Happy Birthdayを一緒に歌いましょう!」と、ベースで絶妙なイントロを出して、ジャズクラブらしく、テンポとノリを変えながら2コーラスの天使の歌声!
 鷲見さん、みなさん、どうもありがとうございました!
kan579391_322540987828591_1067284905_n.jpg この日のおすすめ料理は、名付けて「還暦プレート」!お客様も末永く健康で、OverSeasをご愛顧頂けるように、塩麹チキン、有機野菜、お赤飯など体に良いものばかり盛り合わせました。中でも一番の目玉は、輝くグリーン・アスパラ!
 OverSeasではおなじみ、摩周湖の川湯温泉ジャック・フロスト氏からの贈り物!大阪ではめったに味わえない瑞々しい香りと味わい!フロストさま、いつもありがとうございます!
 寺井尚之プロ生活40周年、還暦のお祝い、近くから遠くから、お子心の籠ったメッセージやプレゼント、いろいろありがとうございました!寺井に成り代わりまして、この場を借りてお礼申し上げます。
 還暦と言えども、バッパー寺井尚之の理想は高い!これからも精進を続けますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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