第40回トミー・フラナガン・トリビュート曲目紹介 3/19,2022

演奏:寺井尚之トリオ:寺井尚之-piano, 宮本在浩-bass, 岡部潤也ーdrums

第一部=

1. Bitty Ditty (Thad Jones)
  〈ビッティ・ディッティ〉:フラナガンが天才と呼んだコルネット奏者、サド・ジョーンズの作品。「Bitty Ditty」は「簡単な小曲」という意味だが、それはジョークで、実は転調地獄の超難曲だ。それでいて、聴く者にはとてもシンプルな心地よさがあるところがジョーンズの特徴だ。ジョーンズとフラナガンが共演していたデトロイトの『ブルーバード・イン』の時代からの愛奏曲。


Tommy Flanagan and Thad Jones
2. Smooth As the Wind (Tadd Dameron)
 〈スムーズ・アズ・ザ・ウィンド〉:タイトルが示すように、そよ風のように爽やかな名曲。
 タッド・ダメロン(ピアニスト、作編曲家)の作品には、力強さと優美さを兼ね備えた「美バップ」の黄金比率があり、美しい花が次々と開花するようなハーモニーに目を見張る。
 この曲は、麻薬刑務所服役中のダメロンがブルー・ミッチェル(tp)のアルバム「Smooth As the Wind」(左写真)の為に書き下ろしたもので、アルバムにはフラナガンも参加している。
 一編の詩のような曲の展開、吹き去る風のように余韻を残すエンディングまで、完成された美しさは、トミー・フラナガンから受け継いだ。
3. Beyond the Blue Bird (Tommy Flanagan)
 〈ビヨンド・ザ・ブルーバード〉:《ブルーバード》 は、デトロイトの黒人居住区にあった伝説のジャズ・クラブで、フラナガンの音楽的なふるさとと言える場所。現在はデトロイトの文化史跡として保存されている。
 フラナガンは1953~54年の間、ここでサド・ジョーンズ(cor.tp)たちとハウスバンドを組み、毎夜白熱のライブを繰り広げた。客層はほぼ全員が自動車産業を支えた黒人労働者で、ジャズを愛し、若手ミュージシャンを応援した。
 生前のフラナガンに《OverSeas》の雰囲気と似ていると言われたことが誇りだ。
 親しみやすいメロディーながら転調が多い難曲であることと、”返し”と呼ばれる左手のカウンター・メロディーは、デトロイト・バップの特徴でもある。寺井は、は曲のリリース前に、フラナガンから譜面を授かり、演奏を許された。 
 




bluebird Inn, Detroit


4.Rachel’s Rondo (Tommy Flanagan)
 〈レイチェルのロンド〉:フラナガンと最初の妻、アンとの間に生まれた美しい長女レイチェルに捧げたオリジナル曲。フラナガンは『Super Session』(’80)に収録したが、ライブで余り演奏することはなかった。
 一方、寺井はこの曲を大切にして長年愛奏し、『Flanagania』(’94)に収録。冴え渡るピアノのサウンドを活かす気品溢れる秀作。 


5. Medley: Embraceable You (George Gershwin) – Quasimodo(Charlie Parker)
〈メドレー:エンブレイサブル・ユー~カシモド〉:フラナガンの伝説的メドレーのひとつ。フラナガンのメドレーの素晴らしさには定評があったが、著作権料の問題でレコーディングがほとんど残っていないのが残念だ。
 チャーリー・パーカー(上写真)は、ガーシュイン作〈エンブレイサブル・ユー(抱きしめたくなるほど愛らしい君)〉のコード進行を基にバップ・チューンを作り、原曲と正反対の、醜い「ノートルダムのせむし男」の名(カジモド 下写真)と名付けた。そこには、白人社会が作り上げた「美」の概念への反抗が見え隠れする。
 この2曲を絶妙な転調で結び、表裏一体にしたメドレーは、フラナガンからパーカーへの返歌だ。残念なことに、フラナガンのレギュラー・トリオによるレコーディングは遺されておらず、今はトリビュート・コンサートでその素晴らしさを偲ぶしかない。 




6. Sunset & the Mockingbird (Duke Ellington & Billy Strayhorn)
〈サンセット&ザ・モッキンバード〉:フラナガンが敬愛したデューク・エリントン-ビリー・ストレイホーンによる作品で、フラナガン67才のバースデイ・コンサートのライブ・アルバムのタイトル曲。
 エリントンがフロリダ半島で夕暮れに聴いたモッキンバードの鳴き声にインスピレーションを受け瞬く間に書き上げ、エリントンはエリザベス女王に献上した『女王組曲』のアルバムに収録した。
 トリビュート・コンサートでは、フラナガン直伝のピアノタッチの至芸で聴かせる。

7. Eclypso (Tommy Flanagan)
 〈エクリプソ〉:『Overseas』(’57)や、『Eclypso』(’75)などに収録された、最も有名なオリジナル曲。”Eclypso”は「Eclipse(日食、月食)」と「Calypso (カリプソ)」の合成語。フラナガンを含めバッパーたちは、言葉の遊びが好きで、そんなウィットがプレイにも感じられる。
 寺井尚之にとっては、フラナガンからNYに招かれ、数週間、様々なことを学んだ最後の夜《ヴィレッジ・ヴァンガード》で寺井の名前をコールして演奏してくれた思い出の曲でもある。
8. Dalarna (Tommy Flanagan)
 〈ダーラナ〉:『Overseas』(’57)に収録された美しいバラード。印象派的な曲想にビリー・ストレイホーンの影響が感じられる。”ダーラナ”は、『Overseas』を録音地であるスウェーデンの風光明媚な観光地の名前だ。
 フラナガンは『Overseas』以来、めったに演奏しなかったが、寺井尚之のアルバム『ダラーナ』(’95)の演奏にインスパイアされ、そのままのアレンジで『Sea Changes』(’96)に再収録した。




9. Tin Tin Deo (Chano Pozo, Gill Fuller, Dizzy Gillespie)
 〈ティン・ティン・デオ〉:円熟期のフラナガンは、ビッグバンドの演目をコンパクトなピアノ・トリオ編成でダイナミックに演奏した。これは、ディジー・ガレスピー(写真:左)楽団のヒット曲で、キューバ人パーカッション奏者、チャノ・ポゾ(写真:右)の口ずさむメロディーがもとになっている。哀愁に満ちたキューバの黒人音楽と、ビバップの洗練されたイディオムが融合した作品。
 ディジー・ガレスピー楽団がこの曲を初録音したのはデトロイト(’51)で、フラナガンの親友で、まだ学生だったケニー・バレル(g)が参加している。フラナガンにはその当時の特別な思い出があったのかもしれない。フラナガンの秀逸なアレンジは寺井尚之が今もしっかりと受け継いでいる。
Hisayuki Terai-piano, Zaiko Miyamoto-bass, Junya Okabe-drums

第二部=

1.That Tired Routine Called Love (Matt Dennis)
ザット・タイヤード・ルーティーン・コールド・ラブ: 作曲者マット・デニスは〈エンジェル・アイズ〉を始め、フランク・シナトラのヒットソングを数多く作曲。洗練された作風に魅了され、多くのジャズメンが演奏している。
 フラナガンはJ.J.ジョンソンの『First Place』(’57)で初録音し、約30年後、フラナガン自身の名盤『Jazz Poet』(’89)に収録。その後もライブで愛奏し、数年後には録音ヴァージョンを遥かに凌ぐアレンジに仕上がっていた、現在は寺井尚之がそれを引き継いでいる。
 寺井はデビュー盤『Anatommy』(’93)に収録。 
2. They Say It’s Spring (Bob Haymes)
 〈ゼイ・セイ・イッツ・スプリング〉:フラナガンが”スプリング・ソングス”と呼び、春に愛奏した演目の一つ。
 ’50年代中盤のヒット曲で、人気歌手ブロッサム・ディアリーのレパートリーだった。今なおカリスマ的な人気のあるディアリーは、J.J.ジョンソンのバンド仲間、ボビー・ジャスパー夫人であったことから、フラナガンはディアリーをよく聴きに行き、この曲を覚えた。’70年代にジョージ・ムラーツ(b)との名デュオ・アルバム『Ballads & Blues』に名演を遺した。 
3. A Sleepin’ Bee(Harold Arlen)
 〈スリーピン・ビー〉:これも、フラナガン流スプリング・ソング。Aペダルの軽快なヴァンプが春の浮き浮きした気分にぴったりだ。カリブの可愛い娼婦の恋と冒険を描いたブロードウェイ・ミュージカル「A House of Flowers」(トルーマン・カポーティ原作、ハロルド・アーレン音楽)で、主演女優ダイアン・キャロルが歌った。「蜂が手の中で眠ったら、あなたの恋は本物」というハイチの言い伝えを元にしたラブ・ソングだ。
 生前のフラナガンは、すっきりと切り詰めた寺井尚之のアレンジを大いに褒めてくれたことがある。トリビュートではそのアレンジで演奏。
4.Elusive(Thad Jones)
 〈イルーシヴ〉:1-1と同じく、フラナガンがサド・ジョーンズと共に’50年代初めデトロイトの《ブルーバード・イン》で演奏していた作品。フラナガンはバリトンサックス奏者ペッパー・アダムスの名盤『Encounter!』(’68)で録音。’80年代後半からは、自己トリオで愛奏した。
 Elusiveは“雲をつかむような”という意味で、その言葉どおり、悪魔的な超難曲だが、フラナガンにとっては、20代前半からジョーンズと演奏していたおなじみの曲。
 寺井が師匠のプレイから聞き取って書いた譜面は、’90年代にNYのミュージシャンたちが逆輸入してチャレンジするという現象があった。
5.Passion Flower (Billy Strayhorn)
 〈パッション・フラワー〉:フラナガンが信奉したビリー・ストレイホーンの作品(’44)で、フラナガン・トリオでは、ベーシスト、ジョージ・ムラーツのフィーチャー・ナンバーとしてさかんに演奏された。トリビュートでは宮本在浩(b)が素晴らしい弓の妙技を聴かせる。
 パッション・フラワーは、日本語でトケイソウと呼ばれ、一風変わった幾何学的な形は、欧米で磔刑のキリストに例えられる。黒人でありゲイであったストレイホーンは、トケイソウに自分の姿を投影していたのかもしれない。
 ムラーツはフラナガンの許から独立した後もこの曲を愛奏、リーダー作 『My Foolish Heart(’95)に収録。  そのムラーツも昨年9月に他界した。(享年77)
6. Mean Streets (Tommy Flanagan)
 〈ミーンストリーツ〉:フラナガン初期のオリジナル。元々は〈Verdandi〉というタイトルで、エルヴィン・ジョーンズのドラムをフィーチャーし『Overseas』(’57)に収録。それから20年後、レギュラー・ドラマーに抜擢したケニー・ワシントン(ds)のニックネーム”ミーンストリーツ”と改題し、『Jazz Poet』で彼のドラムをフィーチャーして収録した。トリビュート・コンサートでは岡部潤也のスリリングなドラムソロで。         
 7. I’ll Keep Loving You (Bud Powell)
 〈アイル・キープ・ラヴィング・ユー〉バド・パウエルが友人の歌手のために書いた曲と言われる静謐な硬派のバラード。
 トミー・フラナガンがパウエル作品を演奏すると、曲の持ち味はそのままで、一層洗練された美しさが醸し出される。トリビュート・コンサートでは、寺井のフラナガンと昨年末に亡くなった母への想いを込めて。
9.Our Delight (Tadd Dameron)
 〈アワ・デライト〉:1-2と同じく、ビバップの立役者、タッド・ダメロンの代表作。フラナガンはダメロン作品を「曲にオーケストラの要素が内蔵されているので非常に演りやすい。」と言い、ライブを最高に盛り上げるラスト・チューンとして愛奏した作品だ。残念ながら、録音はハンク・ジョーンズとのピアノ・デュオしか残されていない。バップの醍醐味が炸裂するスリリングなフラナガンのアレンジを再現できるのは寺井しかいないと自負している。

=アンコール=

1. With Malice Towards None (Tom McIntosh)
 〈ウィズ・マリス・トワーズ・ノン〉:トロンボーン奏者、トム・マッキントッシュ作曲。フラナガンはマッキントッシュの作品を「真のブラックミュージック」と呼び盛んに演奏したが、これは極めつけの名演目。「誰にも悪意を向けずに」という題名は、エイブラハム・リンカーンの名言で、メロディーは賛美歌が基になっている。
  かつてマッキントッシュとフラナガンはアップタウンの近所同士で、この曲の創作過程には、フラナガンのアイデアを隅々に盛り込まれているとマッキントッシュは証言している。この作品は、’60年代にいくつかの録音があるが、フラナガンのスピリチュアルな演奏解釈は傑出しており、Jazz Club OverSeasでも一番人気のある曲。
2. Like Old Times (Thad Jones)
 〈ライク・オールド・タイムズ〉:フラナガンがアンコールでよく演奏した曲。サド・ジョーンズ名義の『Motor City Scene』(’59)に収録されている。
 師匠がご機嫌なときは、ポケットに忍ばせた小さなホイッスルを、ここぞのタイミングで、ピューッと吹いて会場を多いに湧かせた。
 今夜は、寺井が隠し持つホイッスルを鳴らし大喝采。トミー・フラナガンが元気だった「昔のように」楽しい空気が満ち溢れた。
アンコールの後でフラナガンとのエピソードを語る寺井尚之(左)、宮本在浩(右)

トリビュート・コンサートの演奏を演奏をお聴きになりたい方へ:3枚組CDと動画配信がございます。お問い合わせは当店(info@jazzclub-overseas.com)まで。

お知らせ:寺井尚之

Hisayuki TERAI

 3/19(土)、40回目のトミー・フラナガンへのトリビュート・コンサートを催すことができました。
 蔓延防止措置の中、お越しいただいたお客様へ感謝いたします。
 当日の模様が、CDと動画と、両方で記録いたしました。

 来れなかった方も、ぜひお楽しみください。

 寺井尚之

3/19 40th トミー・フラナガン・トリビュート:今夜の曲目

3月19日 第40回トミー・フラナガン・トリビュート今夜の曲目

<1st>
1. Bitty Ditty(Thad Jones) 
2. Smooth As the Wind (Tadd Dameron)
3. Beyond the Blue Bird  (Tommy Flanagan)
4. Rachel’s Rondo (Tommy Flanagan) 
5.メドレー: Embraceable You(Ira& George Gershwin)
   ~Quasimodo(Charlie Parker)  
6. Sunset and the Mockingbird (Dule Ellington, Billy Strayhorn)
7. Eclypso (Tommy Flanagan)
8. Dalarna (Tommy Flanagan)
9. Tin Tin Deo (Chano Pozo, Gill Fuller Dizzy Gillespie)

<2nd>
1. That Tired Routine Called Love (Matt Dennis) 
2. They Say It’s Spring (Bob Haymes)
3. A Sleepin’ Bee (Harold Arlen)
4. Elusive (Thad Jones)
6. Passion Flower (Billy Strayhorn)
7. Mean Streets (Tommy Flanagan)
8. I’ll Keep Loving You (Bud Powell)
9. Our Delight (Tadd Dameron)

Encore: With Malice Toward None (Tom McIntosh)
Like Old Times (Thad Jones)

今週のご案内

(土)解説アルバム『Like Someone in Love』Tommy Flanagan Solo

3/7 (月)寺井尚之ジャズピアノ教室
3/8 (火) 寺井尚之(p)+橋本洋佑(b)デュオ Music Charge1650
3/9(水)寺井尚之(p)+宮本在浩(b)デュオ Music Charge2200
3/10(木)寺井尚之ジャズピアノ&理論教室
3/11 (金)荒崎英一郎(ts)トリオ w/ 寺井尚之(p) 橋本洋佑(b)Music Charge2200
3/12(土)「新トミー・フラナガンの足跡を辿る」6:30pm開講 参加料 2750

 Music: 1st Set 7pm- /2nd Set 8pm- 閉店9pm (酒類の提供は8:30pmまでとさせていただきます。)
  

時短営業延長のお知らせ

ゴールドステッカー

 大阪府蔓延防止重点措置期間の延長を受け、Jazz Club OverSeasの時短営業(9pm閉店)を3月末まで延長させていただきます。

 なお、まんえん防止期間の3/21まで、酒類の提供は8:30pmまでとさせていただきます。

 引き続き、感染予防を徹底して営業いたしますので、宜しくお願い申し上げます。

 

今週のご案内 ~3/5(土)は中井カルテット

Koichi Nakai

中井幸一

 

2/28 (月)寺井尚之ジャズピアノ教室

3/1(火)寺井尚之(p)+坂田慶治(b)デュオ Music Charge 1650

3/2(水)寺井尚之(p)+石川翔太(b)デュオ Live Charge 2200

3/3(木)寺井尚之ジャズピアノ教室

3/4(金)寺井尚之(p)+宮本在浩(b)デュオ Live Charge 2200

3/5(土)中井幸一(tb) plays J. J. Johnson w/ 寺井尚之(p)、倉橋幸久(b)、石川翔太(ts, fl) Music Charge 2750

Music: 7pm-/8pm- 閉店9pm (酒類の提供は8:30まで)

2/26 寺井尚之(p)トリオ:今夜の曲目

Personnel:寺井尚之(p)Trio宮本在浩-bass、岡部潤也-drums

=Playlist=

1st Set

  1. Mean What You Say (Thad Jones)
  2. Prelude No.2 in Cm, München (Sir Roland Hanna)
  3. Prelude No.14 in Cm (Sir Roland Hanna)
  4. Mean Streets (Tommy Flanagan)
  5. I’ll Keep Loving You (Bud Powell)
  6. Medley: Embraceable You (George Gershwin)-Quasimodo (Charlie Parker)

2nd Set

  1. That Tired Routine Called Love (Matt Dennis)
  2. The Say It’s Spring (Dick Hyman)
  3. A Sleepin’ Bee (Harold Arlen)
  4. Elusive (Thad Jones)
  5. Passion Flower (Billy Strayhorn)
  6. Our Delight (Tadd Dameron)

Encore: With Malice Toward None (Tom McIntosh)

今週のご案内

寺井尚之(p)トリオ 宮本在浩(b) 岡部潤也(ds)

2/21 (月)寺井尚之ジャズピアノ教室

2/22(火)寺井尚之(p)+宮本在浩(b)デュオ  Live Charge 2200

2/16(水)臨時休業

2/17(木)寺井尚之ジャズピアノ教室

2/18(金)寺井尚之(p)+東ともみ(b)デュオ  Live Charge 1650

2/19(土)寺井尚之(p)トリオ”Special Selection” 宮本在浩-bass、岡部潤也-drums Music Charge2750

Music: 7pm-/8pm- 閉店9pm (酒類の提供は8:30まで)

蔓延防止措置延長による時短営業期間のお知らせ

大阪府の蔓延防止重点措置延長に伴い、時短営業期間を3月6日までとさせていただきます。

* 期間中のライブは7pm-/8pm-の2セット
* 閉店時間9pmとさせていただきます。(酒類の提供は8:30pmまで)
* 完全予約制とさせていただきます。

引き続き感染予防に注意怠りなく営業する所存です。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。
店主敬白

2/19 寺井尚之トリオ:今夜の曲目

演奏風景:寺井尚之(p)、宮本在浩(b)、岡部潤也(ds)

Personnel:寺井尚之(p)Trio宮本在浩-bass、岡部潤也-drums

=Playlist=

1st Set

  1. Bitty Ditty (Thad Jones)
  2. Smooth As the Wind (Tadd Dameron)
  3. Beyond the Bluebird (Tommy Flanagan)
  4. Rachel’s Rondo (Tommy Flanagan)
  5. Sunset and the Mockingbird (Duke Ellington, Billy Strayhorn)
  6. Eclypso (Tommy Flanagan)

2nd Set

  1. Ode to Potato Plant (Sir Roland Hanna)
  2. Prelude No.2 in G△-Blue, Green, Brown and Black (Sir Roland Hanna)
  3. Webb City (Bud Powell)
  4. Star Eyes (Gene DePaul)
  5. Dalarna (Tommy Flanagan)
  6. Tin Tin Deo (Chano Pozo, Gill Fuller, Dizzy Gillespie)

Encore: Like Old Times (Thad Jones)