8/13(火) 寺井尚之/Hisayuki Terai(p)+橋本洋佑 /Yousuke Hashimoto(b)デュオ Live Charge 2200 Music 7pm-/ 8pm- Close 9pm-
8/14(水) 寺井尚之/Hisayuki Terai(p)+宮本在浩/Zaiko Miyamoto(b)デュオ Live Charge 2530 Music 7pm-/ 8pm-/ 9pm-
8/15(木)寺井尚之ジャズピアノ教室 /Piano School (No Music)
8/16(金)末宗俊郎/ Toshiro Suwemuneh (g)Trio w/寺井尚之/Hisayuki Terai(p)、坂田慶治/ KG Sakata(b) Live Charge 2530 Music 7pm-/ 8pm-/ 9pm-
8/17(土)寺井尚之/Hisayuki Terai(p)+宮本在浩/Zaiko Miyamoto(b)デュオー“Special Selection” Live Charge 2970 Music 1st set 7:00-7:45 pm / 2nd set 8:10-8:55 pm- 閉店9pm (*7pmまでにご入店ください)
1.Ode to a Potato Plant (Sir Roland Hanna) オード・トゥ・ア・ポテト・プラント 日本語にすれば「ジャガイモ賛歌」というところだろうか?凡人にとっては些細なことにも大きな感動を見出すハナさんらしいオリジナルで、清涼感溢れる70年代の作品。 ジョージ・ムラーツ(b)、リチー・プラット(ds)とのトリオによるアルバム『Time for the Dancers』 (’77, Progressive)に収録。
2. Enigma (Sir Roland Hanna)エニグマ
神秘的な無調のオリジナル、リチャード・デイヴィス(b)、アンドリュー・シリル(ds)とのトリオによる『Three Black Kings』 (’97 JFP)他、ハナさんは何度も録音している。寺井は2002年に鷲見和広(b)と“Echoes of OverSeas”に収録。
4. This Time It’s Real (Sir Roland Hanna) ディス・タイム・イッツ・リアル
2001年、青森善雄(b)、英明(as,ss,cl)、クリス・ロゼリ(ds)のカルテットで来演した時に演奏された。曲の由来をハナさんに訊いたところ、ハナさんの友人で恋多きフレンチホルン奏者が、また新しい恋をしたときに言った言葉-「今度こそ本物よ!-This time it’s real」に触発されたという。その恋の顛末は定かでない。恋は盲目、美しいメロディーに幸せと切なさが入り混じる。同メンバーでの青森英明名義のアルバムや、デンマークの名テナー奏者、ジェスパー・シロとの共演盤がある。
7. What Does It Matter? (George Mraz) ホワット・ダズ・イット・マター?
‘70年代にコンビを組んで多数の録音を遺したベーシスト、ジョージ・ムラーツ作のソフトで官能的なボサノバ曲、今夜は宮本在浩によるベースの美技をフィーチャー。フランク・ウエス(ts,fl)とハナさんを中軸にしたユニット、ニューヨーク・ジャズ・カルテット(NYJQ)のアルバム『Surge』(’76, Enja)、ムラーツとのデュオ『Sir Elf Plus 1』(’78, Choice)に収録。 作曲したムラーツによれば、レコーディング時に、録音ブースとのやりとりで、「だからどうだっていうのさ?(What Does It Matter? )」とムラーツが言った言葉だったが、なぜか曲名としてクレジットされていたという。
2nd Set
1.Colors from a Giant’s Kit (Sir Roland Hanna) カラーズ・フロム・ア・ジャイアンツ・キット
最も人気のあるサド・ジョーンズ作品とされるが、実はサドメル時代にハナさんが作った曲だという。キリストの生誕を想起させる慈愛に満ちた高潔なメロディーとハーモニーで、いつの時代も愛される作品。2002年6月、トミー・フラナガンへの追悼盤『Tributaries: Reflections on Tommy Flanagan』(IPO)に収録。録音の5か月後、ハナさんもフラナガンの後を追うように、この世を去った。
3.Prelude No. 4 in Cm, München (Sir Roland Hanna) ミュンヘン