皆様、いかがお過ごしですか?大阪は蒸し暑くて、ほこりっぽい路地裏は水をまいても清涼感がUPしません。私は体感ベスト気温が28℃の亜熱帯派ですが、やっぱり暑い。
高湿度なのにOverSeasのピアノは何故か調子がよく、火曜日に調律してくださった川端さんも不思議そう。ひょっとしたら9月にコンサートをやることを知って気合が入っているのかも・・・
昨年2月に寺井とのデュオ・コンサートで大好評だった、寺井尚之の同志ベーシスト、ショーン・スミスが、再び9月にOverSeasにやってきます!
NYで固定メンバーとがっちり自己カルテットを組んで地道な活動をしながら、巧者揃いのヘレン・メリルのバンドで、ジョージ・ムラーツに次ぐ準レギュラーとして、また手堅いプレイでビル・シャーラップ(p)、テッド・ローゼンタール(p)達NYのトップピアニストと活躍中。
前回は二人は大好きなフラナガンの愛奏曲の数々や、寺井好みのショーンのオリジナル曲を聴かせてくれました。9月のライブには少し早いけど、ショーンの作品”Japanese Maple(もみじ)”はぜひ聴きたいな!
トミー・フラナガンの愛奏曲”Elusive”がきっかけで生まれた寺井尚之(p)とショーン・スミス(b)の親交はもう20年!ショーン・スミスの安定したランニングとベースラインは、どんな難曲を演るときも、寺井尚之に鍵盤上の『自由』を与えてくれる大きな優しさを感じます。
ショーンは地元NYで7/30、8/12にグリニッジ・ヴィレッジの老舗クラブ“55Bar”に自己カルテットで出演予定。夏休みNYに行かれる方はぜひどうぞ!ショーンの可愛い奥様、安紀子さんがマネージメントするスイーツ・ショップ“Lady M”がアッパー・イーストサイドにあるので、お茶してみてください。
さて、私はこれから、土曜日のジャズ講座で使うOHPシートを清書しなければ・・・J.J.ジョンソン(tb)、アート・ペッパー(as)、ロン・カーター(b)などなど、今回登場するサムライ達の面構えを眺めていると、心はアメリカ中西部インディアナポリスから西海岸シナノン麻薬刑務所へ・・・中西部といえば、土曜日はミネソタで長らく研究活動していた優秀な翻訳者にしてカーネギーホールに出演したバイオリニスト、N大准教授うだちゃんも○年ぶりにお待ちしています!
 11日(土);ジャズ講座の日のお料理は、暑さのなかで特においしそうな栗かぼちゃやポークを使って、寺井尚之の解説を聴きながら召し上がりやすいパスタを作っておきます。
CU