10月10日の休日に、寺井尚之フラナガニアトリオがリユニオン!CDだけしか聴いたことのなかった方、「懐かしい~!」という方、沢山のお客様が集い、楽しい集まりになりました!
玄関口に’80年代に作ってもらったフラナガニアトリオのサインボードを出しておいたら、OverSeasの“O”がどっかに欠落してるは、「写真若すぎるやん!」と、着席されたお客様たちがワイワイ爆笑してi-phoneで写真撮影してTweetしたり、開演前の楽しいアペリティフでさらに楽しい雰囲気で盛り上がり、開演する頃には客席の方が先に「今日は楽しく行こう!」という理想的なムードが漂っていて、ラッキー!
寺井尚之はいつもと変わらぬポーカーフェイス、宗竹正浩さんは以前より格段に鳴りの良くなった自慢の愛器、名匠マルコノリ作のベースを抱え、河原達人さんは、新しいシンバルと帽子で登場!
オープニングのタッド・ダメロン、Ladybirdからフル・スイング!
ベースをフィーチュアしたPassion Flower、河原達人の十八番Meanstreets、そしてWith Malice Towards None、演奏曲をコールするたび大拍手や掛け声が溢れます。
寺井尚之はシラ~っとしたポーカーフェイスと裏腹に、終始アグレッシブ、強烈二人をどうしようもないほど情熱的に煽り立て、音楽的快感は天井知らずとなりました。
セットリストを見ればどんなにハードなプレイが繰り広げられたか、お分かりになるかもしれません。美バップ、デトロイト・ハードバップが次から次へと並びました。
≪演奏曲目≫
1. Ladybird (Tadd Dameron)
2. Out of the Past (Benny Golson)
3. Stablemates (Benny Golson)
4. Lament (J.J.Johnson)
5. Minor Mishap (Tommy Flanagan)
1. Epistrophy (Thelonious Monk)
2. Smooth As the Wind (Tadd Dameron)
3. Mean Streets (Tommy Flanagan)
4. Passion Flower (Billy Strayhorn)
5. Our Delight (Tadd Dameron)
1. Eclypso (Tommy Flanagan)
2. With Malice Towards None (Tom McIntosh)
3. I’ll Keep Loving You (Bud Powell)
4. Tin Tin Deo (Chano Pozo, Gill Fuller,Dizzy Gillespie
Encore: A Night in Tunisia (Dizzy Gillespie)
写真はドラム脇の特等席にいた菅一平(ds)さんにお願いしました。私がカメラを持ってくるのを忘れていなかったら、一平さんの陶酔の表情をアップで撮影できたのにと残念!ジャズのライブじゃなくて、前かがみになったりのけぞったり、初めて最高のストリップをかぶりつきで見れた未成年みたいだったね!蓄えたエナジーは今週のThe Mainstemで発揮されること間違いなし!
フラナガニアの客席は、拍手や掛け声の達人が一杯!鳴り止まない拍手の後のドヤ顔です!
Bravo フラナガニアトリオ! 次回のリユニオンをお楽しみに!We’ll Together Again!
11月26日開催するトミー・フラナガンへのトリビュート・コンサートも、さらに応援宜しくお願い申し上げます。
CU
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