今年の梅雨は、シトシトピタパタとはいきませんね。台風が来たり、野球は面白くないしToo Bad. そんな時はスカっとスイングして元気になりましょう!
ご好評いただいているDVD講座、7月の予定をお知らせいたします。
①7/6 (Fri) 7pm- ”PIANO LEGENDS” (ピアノ・レジェンド)
好評につき、DVD講座、ウィークエンドに開催!「ピアノ・レジェンド」では、トミー・フラナガン、アート・テイタム、バド・パウエルら、総勢20数名のピアノの巨匠たちの貴重な映像を鑑賞しながら、時代とともに移り変わる、ジャズ・ピアノ奏法を、ピアノを弾かない方にも、ピアニストたちにも、楽しく判りやすく解説!
トミー・フラナガンの懐かしい名演も観れますよ!
【日時】 7/6(金) 7pm- 9pm 【参加料】 2,625yen
②7/8 (Sun) 正午~2pm ”Art Blakey & Jazz Messengers” (アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ)
私の大好きなBuことアート・ブレイキーがDVD講座初登場!嬉しいですね!
今回は、1958年の映像で、フロントにLee Morgan (tp)とBenny Golson (ts), リズム・セクションが、Art Blakey (ds), Jymie Merritt (b), Bobby Timmons (p) という強力な布陣。
ベニー・ゴルソンは、ジャッキー・マクリーンが病気になって、たった一週間のエキストラを引き受けたのがきっかけで、そのまま入団し、メンバーをリストラし、音楽監督だけでなくユニフォームまで決めるディレクターとしてメッセンジャーズを改革しました。
この映像は、その当時のもので、ブレイキー以外のメンバーは全てゴルソンが同郷のフィラデルフィア出身の実力者を集め、ビシっとしたアンサンブルと超弩級のソロが堪能できます!ブレイキーだけが、唯一のピッツバーグ出身者なので、最初不安がったそうですが、「フィラデルフィアもピッツバーグもペンシルヴァニア州なんだから」ということでまとまったのでした。
ゴルソンはブレイキーのドラミングについてこのように語っています。
「Bu(ブレイキーのニックネーム)は、僕が共演したうちで最高のドラマーだ!ピアノではソフト・タッチということが言われるが、彼のドラムは正しくソフトタッチで、だからこそ、あんなにすごいダイナミクスが生まれるんだ。」
一般的にハードバップとは、「アンサンブルより個人の即興演奏を重視する音楽」と定義されているそうです。でも、彼らのプレイを観て聴くと、この定義の真偽が実感できると思います!
夭折の天才トランペット奏者、リー・モーガンのプレイはボクシングのチャンプのように凄いし、ボビー・ティモンズのピアノは、フォームも指使いも想像以上にエレガントです。
百聞は一見にしかず!日曜日のお昼から!どうぞご一緒に楽しみましょう!
【日時】 7/8(日)正午~2pm 【参加料】 2,625yen
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