来る7/29(火)、長年、NYのジャズ・シーンで傑出したバップ・ドラマーとして存在感を示す田井中福司と、寺井尚之(p)の共演が実現します。カミソリのように切れの良いドラムと、ソフトタッチで疾走する寺井が四つに組んだ強烈なハードバップ・セッション!これは絶対聴き逃せません。
田井中福司さんは1954年滋賀県出身の関西人、1980年以降、しっかりNYジャズシーンに根を下ろし、チャーリー・パーカー直系の巨匠アルト、ルー・ドナルドソンから最も信頼されるレギュラー・ドラマーとして、「日本人ジャズマン」のラベルを超越し、長年に渡り米国、ヨーロッパ、日本と国際的に活躍しています。
<Musician’s Musician>
国内外のバップ系ミュージシャンが絶賛する田井中さんのドラミングは、大吟醸みたいにスッキリした味わいで、凄みだけでなく、思わずニンマリするユーモアもあります。寺井尚之の芸風と似ていますよね!
メインステムのリズム・チーム、宮本在浩(b)、菅一平(ds)、ふたりとも田井中さんの大ファンで、ライブがあると必ず聴きに行って、勉強を重ねていました。2人の今があるのも、田井中さんから色々盗ませてもらったおかげと言えるかも知れません。
実は、今回のライブが実現したのも、宮本在浩の尽力のおかげなんです。
前々から、メインステムの菅一平(ds)は、事あるごとに、「田井中さん、いっぺん聴いてみ。人生変わるで!」と啓蒙して回ってる。音楽を演っている人たちが田井中さんの良さを一番良く知ってる- いわゆるMusician’s Musician!
私が評判に聞く田井中さんのドラムに初めて接したのは1991年、ルー・ドナルドソン4がOverSeasに来演した時です。勿論見た目は日本人なのに、出てくる音は紛れもなく洗練された黒いビートだったので、「こんな人がいるんや・・・」と、ただただ驚くばかりでした。その後、盲目の名ピアニスト、ハーマン・フォスター(p)3など、何度が来演してもらって、寺井も長年惚れ込んで、ずっと一緒にやりたかった人、今回の共演をとても楽しみにしています。
これまで、日本でも沢山の一流ミュージシャンと様々なフォーマットで楽歴を重ねて来た田井中さんですが、OverSeasでは、寺井尚之(p)、宮本在浩(b)とピアノ・トリオでセッションを繰り広げます。
絶対お聴き逃しなく!ご予約はお早めに。
私もすごく楽しみです!
【寺井尚之(p)トリオ featuring 田井中福司(ds) Live at OverSeas】
日時:7/29 (火) 開場6pm Music 7pm-/ 8pm-/ 9pm (入れ替えなし:要予約)
Live Charge : 3,000yen (税抜)