寺井尚之と鷲見和広(b)のデュオ・チーム、”エコーズ”は1990年結成、以来、サー・ローランド・ハナ(p)+ジョージ・ムラーツ(b)の名コンビを模範にしながら、ユニークなプレイを長年展開しました。
鷲見和広の超絶テクニックを、とぼけた顔でかわす寺井尚之の関係は、漫才で言うならば、ツッコミとボケで、二人の織りなす音のダイアローグはお客様がお腹を抱えて笑うほど面白かった!
なかなかライブで聴けないサー・ローランド・ハナやジョージ・ムラーツのオリジナルや、ハナ+ムラーツの名盤『ポーギー&ベス』の中の名曲、ベルリンからOverSeasに飛んできてくれて鷲見和広(b)と演奏してくれたウォルター・ノリスさんが書き下ろしてくれた曲・・・レパートリーもユニークなものでした。
或る夜、名ベーシスト、アール・メイが、このデュオを聴きに来てくれて二人に言った。
「君たちの音楽は素晴らしい。レコーディングしなさい。いつまでもこんな演奏ができるとは限らないんだ。だから絶対にレコーディングしておくべきだよ。」
それで出来たCDが『Echoes of OverSeas』(2002年)、この10年後、アール・メイの言ったとおり、『エコーズ』は活動を休止。
でも、「また聴きたいなあ…」というご要望と、「また演りたいなあ・・・」という想いで、一晩のリユニオンをいたします!
初秋の日曜日、『エコーズ』はどんな会話を聴かせてくれるのでしょう?
拍手を沢山いただけばいただくほど、想造力が豊かになる、大阪弁で言うといちびりな『エコーズ』!どうぞ皆様、お越しください!
Echoes Reunion!
寺井尚之 Hisayuki Terai (p) 鷲見和広 Kazuhiro Sumi (b)
日時:9月14日(日)7pm-/8pm-/9pm-
Live Charge: 2,000yen(税抜)