鷲見和広さんとNew Babyの2ショット!新しい楽器はストラディバリを生んだイタリアの弦楽器の町、クレモナでも現存する最高のコントラバス製作者マルコ・ノリの作品。明日出演する宗竹正浩さんの愛器も同じマエストロの作品です。因みに鷲見さんの今までの楽器は、宮本在浩さんと同じカルロ・コルシーニ作。
5月20日のエコーズは、鷲見和広さんが新しい愛器で奏でる記念すべき夜。エコーズ愛好会長、副会長や、噂を聞き付けたベーシストたちが集合して、じっくり鑑賞会。府立大Orch.のメンバーや、ふらりとジャズを聴きに来てくれたお客様たちも、「すごいね!」と言い合ったり、音楽で奏でるジョークに大笑いしたり・・・今夜も華も実もあるプレイを聴かせてくれました。
先日The Mainstemでも聴けた”I Wants to Stay Here”にはガーシュインの名曲の数々が、”In a Mellow Tone”はデューク・エリントン・ヒット・ソング集がどんどん挿入されて、”エコーズ”らしいインタープレイに皆大喜び!
鷲見さんの新しい恋人マルコちゃんは、元カノのコルシーニより少し大柄でグラマー、鷲見さんは”モンスター・ベース!”と楽器の潜在能力に惚れこみながらも、まだ初日は「弾きにくい~!」と言ってました。でも、後ろのレジのところで聴いていると、倍音が店中に拡散されている感じですごい快感!
寺井尚之も、新しい楽器の音色が気に入ったようです。
寺井:「倍音がよう鳴ってるなあ。今度のベースの方が、だいぶええんちゃうか?」
鷲見:「まあ、後10年位経ったら一番良い音になってるんじゃないですかねえ。僕そしたら50過ぎてますけど・・・」
寺井:「10年か・・・そんならわしはもう70近いやないか・・・どないすんねん?!はよ年金欲しいわ。」
・・・なんか話は変な方向へ・・・
銀太(b)くんは、「調整直後で、殆ど弾き込んでいないはずなのに、アンプ入れてないみたいに生音が聴こえるし、何よりもしっかり鷲見さんの音色に鳴っているのがスゴいですねえ!」と感服。
休憩時間には、ベーシスト達が名器の周りに集まって、糸巻きの形を鑑賞したり、うっとりした表情で曲線をなぞってみたり、弾かせてもらったり、皆の惚れ惚れした表情に鷲見さんもにっこり。
ベーシストたち:左から宮本在浩、銀太、鷲見、休校中府大Orch.のアーサー(敬称略)
愛器が変わると、自ずと”エコーズ”のサウンドも変化していくはず。“エコーズ”は毎週水曜日、要チェック!
CU