今週は講座二本立てで、下準備にアップアップのInterludeです。
皆様は連休前でWhere to go…と楽しくプランを練っていらっしゃるのでしょうか?うらやましい~ 土曜日はジャズ講座なので、予定を空けておいてくださいね!
今まで仕事に追われて紹介できなかったオーディオ・ヴィジュアル情報をまとめてお伝えします!
上の写真は、長年の常連様なら、お名前だけはご存知の、神出鬼没の名物男「むけぞう」氏が撮影してくださった、鉄人デュオでの寺井尚之の写真です。
長らく姿を見せないと思えば、タイやオーストラリアに撮影旅行している謎の氏は某大手旅行代理店のパンフレット写真なども手がける名写真家。
強烈なパッセージでも、鉄人デュオは二人とも頭部がブレないとつぶやいておいででしたが、写真の添え書きにこんなコメントが・・・
シャッター速度0.8秒です。
釈迦に説法になりますが、この速度、三脚なしでは普通は絶対手触します。
シャッターボタン押下するだけでカメラが微妙に動きます。
しかし、それより驚きはこの0,8秒の速度で鍵盤を操る?手のみが動いている。
この方が驚きです。名人は無駄な動きは一つもない、実感です。
これ以上は語るとボロがでますし、多くを語る必要はないことです。
ファインダー通してタダタダ驚愕です。
あらためて、凄すぎる!
その他にも、寺井ファンのために、携帯待ちうけショットも作ってくださいました。
240X300サイズもあります。
むけぞう先生どうもありがとうございました!
<寺井尚之のお勧め新着動画>
このところ、OverSeas映画部が、着々と撮影する動画の数々。北海道、九州、北陸など、遠方のお客様や、生徒諸君から、「ええやん!」とお喜びいただいてます。
悩みの種は、撮影資金がないこと、それに、寺井尚之が余りにもフォームの安定した、ジタバタしないミュージシャンなので、むけぞう先生がびっくりされていたように、動画なのか静止画像なのかが、手を観ないと全くわからない。まあ、チャーリー・パーカーにせよ、アート・テイタムにせよ、巨匠は仏様のように不動の姿で、何百万もの音符を繰り出していますよね。短距離のスーパーアスリート、ボルト選手もスローモーションで見ると頭部だけはほとんど動いていないです。 そこで、数台のカメラで、共演者の宮本在浩(b)、菅一平(ds)も撮影したのですが、編集作業がなかなか大変らしい・・・寺井尚之もファッツ・ウォーラーみたいに、メイクしてカメラ目線で映ってみるのはどうでしょうか?
寺井尚之が自分なりに、かなり気に入っているのが上の動画、「Yours Is My Heart Alone」、元々オペレッタ『微笑みの国』の劇中歌「君はわが心の全て:Dein Ist Mein Ganzes Herz 」で、ドミンゴなどテノール歌手の十八番でもあります。スタンダードというには、地味すぎるかも知れませんが、寺井尚之の、スイング力と疾走感のあるパッセージがご堪能いただけると思います。連休の間にでも、ぜひご覧になってくださいね!
新着動画はそれ以外にも4曲。
(1)先日のメインステムで大好評だったデューク・エリントン+ビリー・ストレイホーンの“Warm Valley”はこちら。
(2)トミー・フラナガンと寺井尚之の十八番、極めつけの美バップ “Our Delight”、ハイライトでお楽しみいただきます。
(3)トミー・フラナガンのファンや、サド・ジョーンズを愛する通の皆さんには垂涎の動画、“Let’s”も少し公開いたしました。
(4)日本全国のバド・パウエル研究者には見逃せない、硬派の名バラード“I’ll Keep Loving You” で、Jazz Club OverSeasならではの雰囲気が味わえます。
‘(5)寺井尚之3のCD『ダラーナ』では、(4)とメドレーになっているバド・パウエルの名曲、”Bouncing with Bud“もアップロードしました!かなりハイレベルのプレイ!ビバップ・ファンはCDと一緒にぜひチェックしてみてください。
デトロイト・ハードバップと寺井尚之を愛する、Jazz Club OverSeas常連の皆様と、OverSeasに来たいけど、諸事情によりなかなか来れない皆様全てに愛をこめて!
さあ、これからジャズ講座のOHP製作に戻らなくては・・・
CU