Flanagania Trio : Tomorrow Night Only:

flanagania3mune.gif  明日は一夜限りのスペシャル・イベント、フラナガニアトリオ・オリジナル・メンバー、寺井尚之、宗竹正浩(b)、河原達人(ds)のリユニオン!
 宗竹、河原両氏から、「久々の共演、楽しみにしてます!」とメールいただきました。
 「フラナガニアトリオ」という名前は、多分、アルバム「フラナガニア」(’94)以来、いつの間にかそう呼ぶようになったのだと思います。
 今では貫禄の3人だけど、アルバムをめくっていたら、懐かしい写真が・・・
munetakeh_recording.jpg  m_munetake.jpg  左は『Dalarna』レコーディング中、どちらも旧店舗OverSeasにて。
tastuto_nhk.jpg  tatsuto_kumamoto.jpg  左は渋谷に珍道中し、NHKのラジオ番組で。右は熊本にあったジャズクラブJanisさんに出演したとき。
hisayuki_nhkstudio.jpghisayuki_kumamoto.jpg左はNHK、右は熊本、古荘さんを初めとして九州方面の皆さんと交流(宴会?)出来て楽しかった~!焼酎の味も馬刺しも覚えました!現在も九州の皆さんとお付き合いさせてもらっていて幸せです!
 久々のリユニオン、名画『カサブランカ』に登場するめっぽうソフトタッチの酒場のピアニスト、サムの名台詞に「A lot of water under the bridge.」(月日の経つ間、いろんなことがありました。)というのがあるけれど、フラナガニアトリオの橋の下に流れた水はどんな水だったろう?今は甘いかしょっぱいか・・・
 明日は皆さん、お楽しみに!
なお、残席僅かですので、お越しになる方は必ずご予約くださいね。TEL 06-6262-3940
CU

I’ve Found a New Baby: “エコーズ” 鷲見和広

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 鷲見和広さんとNew Babyの2ショット!新しい楽器はストラディバリを生んだイタリアの弦楽器の町、クレモナでも現存する最高のコントラバス製作者マルコ・ノリの作品。明日出演する宗竹正浩さんの愛器も同じマエストロの作品です。因みに鷲見さんの今までの楽器は、宮本在浩さんと同じカルロ・コルシーニ作。
 5月20日のエコーズは、鷲見和広さんが新しい愛器で奏でる記念すべき夜。エコーズ愛好会長、副会長や、噂を聞き付けたベーシストたちが集合して、じっくり鑑賞会。府立大Orch.のメンバーや、ふらりとジャズを聴きに来てくれたお客様たちも、「すごいね!」と言い合ったり、音楽で奏でるジョークに大笑いしたり・・・今夜も華も実もあるプレイを聴かせてくれました。
 i_wants_to_stay_here.JPG  先日The Mainstemでも聴けた”I Wants to Stay Here”にはガーシュインの名曲の数々が、”In a Mellow Tone”はデューク・エリントン・ヒット・ソング集がどんどん挿入されて、”エコーズ”らしいインタープレイに皆大喜び!
 鷲見さんの新しい恋人マルコちゃんは、元カノのコルシーニより少し大柄でグラマー、鷲見さんは”モンスター・ベース!”と楽器の潜在能力に惚れこみながらも、まだ初日は「弾きにくい~!」と言ってました。でも、後ろのレジのところで聴いていると、倍音が店中に拡散されている感じですごい快感!
 寺井尚之も、新しい楽器の音色が気に入ったようです。
寺井:「倍音がよう鳴ってるなあ。今度のベースの方が、だいぶええんちゃうか?」
鷲見:「まあ、後10年位経ったら一番良い音になってるんじゃないですかねえ。僕そしたら50過ぎてますけど・・・」
寺井:「10年か・・・そんならわしはもう70近いやないか・・・どないすんねん?!はよ年金欲しいわ。」
・・・なんか話は変な方向へ・・・

 銀太(b)くんは、「調整直後で、殆ど弾き込んでいないはずなのに、アンプ入れてないみたいに生音が聴こえるし、何よりもしっかり鷲見さんの音色に鳴っているのがスゴいですねえ!」と感服。
bassists.JPG  休憩時間には、ベーシスト達が名器の周りに集まって、糸巻きの形を鑑賞したり、うっとりした表情で曲線をなぞってみたり、弾かせてもらったり、皆の惚れ惚れした表情に鷲見さんもにっこり。
bassmen.JPG  ベーシストたち:左から宮本在浩、銀太、鷲見、休校中府大Orch.のアーサー(敬称略)
echoes_09_520.JPG 愛器が変わると、自ずと”エコーズ”のサウンドも変化していくはず。“エコーズ”は毎週水曜日、要チェック!
CU

Un-plugged 寺井尚之 The Mainstem 5/16(土)

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 週明けの大阪、出勤時の環状線や地下鉄は休校になった学生さんで超満員。殆どの人がマスク姿、バイオハザード in Osaka?? えらい光景になってました。
 実家の知人のメキシコ在住の方の話では、向こうの国ではインフルエンザの報道も余りないし、マスクしている人はほとんどいないとか… ボストンのしょうたんも同じようなことを言っていた。とにかく用心に越したことはないので、うがいや手洗いをきっちりして、OverSeasのドアの取っ手は頻繁に消毒薬で拭き、衛生管理に充分注意しています。どうぞ安心してお越しください。
 The Mainstem3の第一ラウンド、16日の土曜日はダンスする5月に似合わぬ雨模様、却って客席は親密なムード一杯。休憩中はあやめ生徒会長主催の勉強会や、客席交流会もありデトロイト・ハードバップ風文芸サロンの楽しい雨の夜。

セット・リスト
<1st set>
1. The Con Man (Dizzy Reece)
2. Beyond the Bluebird (Tommy Flanagan)
3. Muffin (Ron Carter)
4. Monk’s Mood (Thelonious Monk)
5. Speak Low (Kurt Weill/ Ogden Nash)
<2nd set>
1. Yours Is My Heart Alone (Franz Lehar, Ludwig Herzer, Fritz Loehner)
2. Moon & Sand (Alec Wilder)
3. Azure (Duke Ellington)
4. I Didn’t Know What Time It Was (Richard Rodgers/ Lorenz Hart)
5. Fine & Dandy (Kay Swift/ Paul James)
<3rd set>
1. Repetition (Neal Hefti)
2. 46th & 8th (Waymon Reed)
3. Mean What You Say (Thad Jones)
4. I Loves You Porgy (George Girshwin / Dubose Heyward)
5. Tin Tin Deo (Dizzy Gillespie)
Encore: 50-21 (Thad Jones)

 今夜の曲目は、The Mainstemの強み=ラン&ヒットの持ち味を生かしたセレクション!この曲を聴くいつもの状況と違い、ざわめきのない静かな客席に響く「Speak Low 」は片隅派には格別の味わいだった。
 二部には五月の青空を思わせるエリントニア、「アジュール」が湿気を一掃した後、『スティット-パウエル-JJ』の名演が忘れられない「Fine & Dandy」で軽快に締めてくれました。fine and dandyは「サイコー!」という意味だけど、突然の雨で傘を持ってないし、いくら手を挙げてもタクシーが全然止まってくれないとき、「fine and dandy!」と自嘲気味に言ったりしますよね!
 3部はThe Mainstemが”New Trio”と名乗っていた時代のオハコだった『レペティション』が久々に聴けて嬉しかった!宮本在浩(b)+菅一平(ds)は当時よりチームのまとまりが出来て大きくなっていたのを実感!
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 意表を突かれたのは三部のバラード、常日頃水曜のエコーズで聴いているI Wants to Stay Hereの異名同曲でした。1-5同様、先日のジャズ講座に登場したアルバム、『City/土岐英史』に因んだ選曲だったのでしょうが、今日の演奏解釈は水曜版と全く違う味わい。水曜のエコーズと聴き比べもまた楽し!
 雨の夜なのにピアノのサウンドは円くて冴え冴え・・・いつもよりお客様が少ないせいかな・・・と勝手に思ってた。でも本当は寺井尚之がピアノのサウンドを自分の描くイメージに合わせる為、マイクのスイッチを切ってしまってたんです。不思議なことに音量が減ったようには思えませんでした。これから毎日ノーマイクだったらエコポイントもらえるのかな?
 ’84にトミー・フラナガン3が初めてOverSeasでコンサートを演った時、ぎゅうぎゅう詰めの満員のお客様の前でフラナガンはやっぱりUn-plugged だった。寺井尚之もその境地に近づいているのだろうか・・・
 次回のThe Mainstemは5月29日(金)、またよろしくお願いします!ありがとうございました。
CU

浪速のケニー・バレル、末宗俊郎(g) の夜

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 末宗俊郎(g) : 写真:後藤誠
 5月15日(金)の末宗俊郎(g)ライブは、寺井尚之(p)、銀太こと田中裕太(b)とトリオでしたが、3セット目から今北有俊(ds)がSit In!急遽、末宗俊郎(g)+Super Fresh Trioとなって盛り上がりました。
suemune4.JPG  ブルース・ナンバーや、”There Will Never Be Another You”や”It’s Only a Paper Moon”、”Love for Sale””ジェニーの肖像”のスタンダード、うっとりするバラードなど、末宗俊郎の絶妙のギターいに冴え冴えしたピアノが絡みついてうっとり。
 この夜は府立大のOrch.のメンバー達が団体で来てくれたり、初めてOverSeasの扉を開けてくださったカップルも何組か・・・新鮮な反応を味わえたカルテットがプレイで応えました。
 中には台湾からやって来た寺井尚之ファンも!
with_mr.chow_09_5.JPG  左から寺井、張光佑さん、田中裕太(b)、今北有俊(ds)、前列、末宗俊郎(g)
 張光佑さんはギタリスト、日本留学の経験があるので、休憩中は日本の本を読んでらっしゃるし、言葉もネイティブ・ジャパニーズ、最初はてっきり日本のお客様だと思っていました。彼は台湾で寺井尚之のCDを愛聴していて、今回の日本旅行の際、OverSeasを探して聴きにきてくれたんです。張さんはお土産に正規品のCDも何枚が買って帰ってくれたけど、今まで彼が愛聴していたCDは、寺井尚之本人は全く知らない海賊版だったと知り、再度びっくり!ご自分もギターをやっているので、末宗4は凄く楽しかったそうです。「寺井さんみたいピアニストは台湾にいません。」と言ってくださいました。張さん多謝!
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 末宗俊郎ライブ初体験のお客様からも、「かっこよかった~」「また伺います!」と、レジで、メールでお言葉いただき嬉しかった!次回の末宗俊郎3は6月19日(金)、次回は坂田慶治(b)共演、またよろしくお願いします!
なお、Super Fresh Trioは銀太君がNY修業に行くので、5月30日(土)で一区切り。銀太くんのファンはお見逃しなく!!
CU

フランス的贅沢な大人の時間、鉄人Duo

akihiko_nakajima_1.JPG  OverSeas第一金曜日のお楽しみは、寺井尚之+中嶋明彦(b)の鉄人デュオ!(写真提供:後藤誠氏
 鉄人コンビを組んでから何年になるのか判らない・・・(25年くらいかな?:寺井尚之)
 中嶋明彦(b)さんは、北海道生まれで、立命館大学時代から京都を中心に活動。プロ入りした動機が、’75年のエラ・フィッツジェラルド+トミー・フラナガン3の伝説的来日コンサートだったことが、寺井尚之と一緒。(あのときはプロになったら、いつでもエラ+フラナガンみたいな超満員のお客さんの前で演奏できると思てたんや・・・寺井尚之)
 フリー・ジャズから歌伴まで何でもこなすヴァーサタイルな中嶋さんですが、OverSeasではベテラン同士、肩の力を抜いたプレイで主にスタンダード曲を聴かせてくれます。
 日頃は滅多に聴けない寺井尚之のMistyや即興演奏の醍醐味一杯で、どこまで転調していくのかわからないブルース、それに中嶋さんの十八番、Hush Abyeや「朝日の如く爽やかに」など、聴きなれた曲での大人の会話を楽しみました。
 山口マダムが来られていたので、鉄人は敬意を表して弾丸スピードのJust One of Those Thingsを披露。わざと、ハアハア言いながら手をブルブル運動させて見せる中嶋さんのお茶目な表情が素敵だった。GWにも関わらず、音楽をよく知っている素敵なお客様たちが、大きな拍手や歓声を送ってくださったので、二人併せて(?)才の鉄人たちも燃えました!
 昨夜は、昔よく聴きに来てくれていた寺井ファンが、殆ど10年ぶりにご両親と一緒に来てくれて嬉しかった~!その頃は小麦色の肌が綺麗で、無口だけどいつもニコニコしている神秘的な美少女、とても印象に残っていました。
tetujin_duo_yuko_sonoda.JPG  エキゾチックな美女訪問に鉄人もフニャフニャ
 寺井尚之やトミー・フラナガンのピアノを愛する園田由子さんはクラシック・ピアニスト、姿を見せなくなったと思っていたら、ピアノ修業で渡欧し、現在はパリでコンサート・ピアニストとして活動しています。
 運命は不思議だ!由子さんがパリで知り合った年上のお友達夫妻のお宅を訪問したら、そこにはトミー・フラナガンの写真が一杯!驚いたことに、トミー・フラナガンの大ファンで友人だったんです。奥さんがルイ・ヴィトン本店のディレクターをしていたとき、フラナガンのライブを盛んに企画していたのでした。フラナガンの思い出話を色々聞いた由子さんは、パリから飛んできて報告しに来てくれたのでした。ヴィトンの熱烈なフラナガン・ファンの噂は聞いていたけど、まさか、彼女がその人たちと現在仲良しだとは・・・絶句です。
 お話を伺っている途中に、昔トミーがまだ元気だった頃、梅田のリッツ・カールトンに迎えにいったら、黒の丸いBeBopサングラスで、全身ヴィトンに身を包み、私に腕をさし出して「どや、わしってカッコイイやろう! タマエにも今度バッグをあげるよ。」と鼻高々だった姿が懐かしく甦って来ました。(バッグはもらってないけど・・・)
 美少女から、シックで洗練された美女に成長していた由子さんは明日パリに帰国するそうです。
 コンサート活動頑張って!帰国したらOverSeasに来て下さいね!
Bon Voyage!

トリビュート・コンサート曲目解説できました!

コンサート前に譜面をチェックするトミー・フラナガン
 こちらは雨模様の大阪です。
 今日は寺井-田中裕太(b)-菅一平(ds)のトリオ、初顔合わせでどんな演奏が聴けるか楽しみ!
 トリビュート以降、ピアニストの骨密度を高めるために、鰯や鯖の骨が入った削り節でお昼ごはんのおでんを炊きながら、やっとトリビュート・コンサートの曲目説明が完成しました。
 チーム・ワークを最優先事項にし稽古を重ね、その結果、個人の美技が際立ったのは、WBCのみならず、今回のトリビュート・コンサートも同じでした。
 あかげで書きたいことがいっぱいありすぎ、削っているうちに早一週間経ちました。スローですみません。
 トリビュートの客席から、魔法を使って名演を引き出してくださったお客様、残念ながら来れなかった皆様、トリビュート・コンサートのCDRを聴きながら静養中のトミー・フラナガン愛好会石井会長、どうぞ覗いてみてください!
 第14回トリビュート・コンサートの曲目紹介はこちらです。
CU

トリビュート曲目解説もうすぐUP!

  皆様、お元気ですか?
 トリビュート・コンサートの後も、掲示板メッセージや感想メールなど、色々嬉しいお便りをありがとうございます!
 トリビュートの曲説を書いていて、まだ皆さんにお返事しきれずすみません!
 今回はThe Mainstemが、一歩空きぬけたすごい演奏をしてくれたおかげで、「これも書きたい、あれも書きたい・・・」と、寺井尚之のピアノと正反対にコーラス数ばかり増え、ミスノートではなく誤字脱字も一杯で、今スリムに読みやすくしているところです。
 tribute_family.JPG この二人の女の子達は、お行儀のよさと演奏を聴く真剣なまなざしでトリビュートの客席で一番注目の存在でしたね!トリビュートの常連ですから覚えておられたお客様も多かったのでは・・・お父様のKD氏は、独身時代からの常連様、はるばる埼玉からライブに来てくださっていました。
 そのうち可愛い奥様とご結婚され、ベビー・カーに赤ちゃんを乗せてOverSeasのジョージ・ムラーツ・ライブに!だから小さな彼女たちはジャズ通で、ドラムやピアノも得意です。二人とも赤ちゃんの時からお行儀がいいので、私はいつも見習いたいと思ってるのですが、一旦大阪のおばちゃんに出来上がると・・・
 現在KD氏は単身北京に赴任されていて、トリビュートのために北京から飛んできて、埼玉からのご家族と合流!Beijin-Saitama-Junktionは大阪だったのだ!遠いところから本当にありがとうございました!
 今回のトリビュートは、演奏も良かったけど、「お客様が素敵な人ばかりだった」と、色んなお客様に言っていただけてとっても光栄です!!
 トリビュート曲説は今週中にUP予定!
CU

速報:第14回トリビュート・コンサート

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   トミー・フラナガンの誕生月に因んで、今年も3月28日に、恒例のトミー・フラナガン追悼コンサートを行うことが出来ました。
 お休みの中、フラナガンを偲ぶため、一番遠いところでは北京から(!)沢山の皆さんが、予定を繰り合わせ、オフィス街のOverSeasに集まってくださって、素晴らしい夜になりました!
&nbsp寺井尚之(p) – 宮本在浩(b)-菅一平(ds)のThe Mainstem が、この日のために用意したトミー・フラナガンの名演目、スプリング・ソングスが春の到来を告げます。トミー・フラナガンのオリジナルからエリントニアまで、それぞれに、リズムと音色の花が開き、皆の楽しい気持ちが春の香りになって、OverSeasに溢れてました。
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【曲目】
<Ⅰ部>
1. 50-21
2. Beyond the Bluebird
3. Minor Mishap
4. Embraceable You~Quasimodo
5. Lament
6. Rachel’s Rondo
7. Dalarna
8. Tin Tin Deo
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<Ⅱ部>
1. Bitty Ditty
2. They Say It’s Spring
3.That Tired Routine Called Love
4. Thelonica ~Mean Streets
5. Some Other Spring
6. Eclypso
7. I’ll Keep Loving You
8. Our Delight
tr_ippeiCF9207.JPGEncore:
With Malice Towards None
=Ellingtonia=
A Flower Is a Lovesome Thing
~Chelsea Bridge
~Passion Flower
~ Raincheck
 宮本在浩(b)+菅一平(ds)の演奏を久しぶりに聴いて「本当にうまくなったもんだなあ!!」と、つぶやくお客様も・・・本当に二人とも大きくなりました!
 トリビュート常連のお嬢ちゃんたちも、Our DelightやRaincheckに体がスイング!
 今回はジャズ評論家のG先生も東京から撮影係を兼ねて来て下さったので、良い写真を沢山いただきました。(G先生レポートはこちらです。)上の写真も全て後藤誠氏撮影です。
 コンサートに来て下さった皆様、心よりお礼申し上げます!今回のトリビュートにお越しになれなかったお客様からも、いろいろ激励いただき、ありがとうございました!皆さんのおかげで、素晴らしい集まりになりました。
 今回の曲目説明には、G先生にいただいた写真を沢山載せようと思います。乞うご期待!
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CU

速報:今夜のエコーズ

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 毎週水曜日のお楽しみ”エコーズ”!今夜は、客席に来られていた河原達人(ds)さんが急遽参加のハプニング!
 EnigmaI Wants To Stay Hereなど、おなじみのエコーズのレパートリーやスタンダード・ナンバーなど、2nd セットから飛び入りとは思えない肩の力の抜けたドラミングで、春らしい華やかな彩りを添えてくれて、大いに盛り上がりました。
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 「WBC優勝記念セッション」・・・というわけではではありませんが、昨日は一日シビれて仕事にならなかったという常連様も来られていて、連日連夜の大喜び!ビールかけが始まりそうな雰囲気になりました。
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   楽しいリユニオンに片隅の私も元気をもらいました!
 皆さま、ありがとうございました。
CU

トリビュート前:北国からのお客様

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昨年のフラナガンの誕生日に撮影された摩周湖の眺望が「ウィキペディア」に載っていました。
 トリビュート・コンサートの3月到来!だけど、春は遠く真冬の寒さに花粉だけが舞う大阪の路地裏ウイークデイに、北の大地、マイナス20℃の摩周湖から一年ぶりに、ジャック・フロスト氏が飛んできて、寺井ー宮本在浩デュオ、エコーズを連日楽しんでくださいました。
 フロスト氏は、長年のトミー・フラナガン・ファン!札幌でトミー・フラナガン・3を楽しんだり、訪米時に、フラナガンゆかりの「レガッタ・バー」や、スイート・ベイジルをを行脚、フラナガン本人と遭遇してお話されたり、ディック・カッツさんの演奏をNYで聴かれたり、…今回も楽しいお話を沢山伺うことが出来ました。昨年11月のトリビュート前には、北の恵みのジャガイモを沢山贈っていただいて、色んなお料理に使わせていただきました。おいしかった~!
 
エコーズ&フロスト氏“エコーズ”とフロスト氏。
 追記:OverSeasのBBSやInterludeを愛読してくださっているフロスト氏にとって、今一番聴いてみたいOverSeasのプレイヤーは今北有俊(ds)だそうです。今日、イマーキー君は、「ぜひお会いしたかったなあ…」と残念がっていました。来年はぜひ!

 にこやかな紳士フロスト氏、実はホテル協会の理事長さんという、私には想像もつかないビッグ・ショット、摩周湖の名湯、川湯温泉にある御園ホテルのオーナーでもあります。トミー・フラナガン・ファンの皆さん、釧路方面にご旅行の際はぜひどうぞ!ホテルには海外の観光客が沢山来るらしい…寺井尚之の友人、アキラ・タナも大の北海道ファンですよ!
 いつか私たちも、トミー・フラナガンのピアノの音色のように透明な湖を眺めたり、露天風呂に入り、お風呂上りにラウンジの自動ピアノでトミー・フラナガンのソロ・ピアノを聴きたいものです!
 ビヨンド・ザ・津軽海峡!フロストさん、またOverSeasに遊びに来てくださいね!
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