A.T.こと巨匠ドラマー、アーサー・テイラーが愛したテナー・サックスの名手、ウィリー・ウィリアムス、彼の子息でジュリアード音楽院在学中の新進トランペッター、エース・ウィリアムスと、OverSeasが誇る寺井尚之(p)、宮本在浩(b)とのセッションは、初顔合わせながらも、相互のリスペクトが伝わる和気藹々のコンサートに❣
今から約30年前、寺井尚之は、A.T.ことアーサー・テイラー率いるバンドでコンサートを開催する計画を練っていましたが、A.T.の急逝により実現はかないませんでした。このバンドのフロント・テナーがウィリー・ウィリアムスで、30年ぶりに寺井の想いの一片が実現したことになります。
終演後、ウィリー&エースは「大阪大好き」を連発しながら、アーサー・テイラーの思い出話や、ミュージシャンとしての信念を語り合いながら夜は更けていきました。
1st set
- Father and son (Willie Williams)
- What is this thing called love (Cole Porter)
- Psalm 107 (Willie Williams)
- All the things you are (Jerome Kern)
2nd set
- Zig Zag (Willie Williams)
- Body and soul (Johnny Green)]
- One for Ace (Willie Williams)
- Spirit Willie (Willie Williams)
アンコール Lady bird (Tadd Dameron)