12/7(金) アーマッド・ジャマルのピアノ・マジックをDVDで!

 トミー・フラナガンが’70年代のインタビューで「興味深いピアニスト」に挙げたピアノの魔術師、’30年に鉄鋼の町ピッツバーグに生まれたジャマルは3歳でピアノを始め、神童と呼ばれ、現在も活躍中。

 

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 完璧なテクニックと意表を突いた演奏解釈、そして強烈な印象を与えるステージマナーは、マイルス・デイヴィスに、奏法はモンティ・アレキサンダーたちに大きな影響を与えた。

 ヒップ・ホップのアーティストたちに最も愛されサンプリングされているジャズマンで、世代を超えて強烈なアピールがある反面、アーマッド・ジャマルは、日本で過小評価されているのは、観ることができたいためなのかもしれない。

 そんなジャマルのピアノ・マジックの秘密は、映像を見ながら種明かしするのが一番!

一度見たら虜になりますよ!

 

 

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 12/7(金) 7pm-

受講料 2,625yen

 

明日はベニー・カーターw/トミー・フラナガン・トリオで

 明日は「映像で偲ぶトミー・フラナガン」

 トミー・フラナガンが子供のころから尊敬して止まない大巨匠、ベニー・カーター(as)との共演映像を、寺井尚之のナビゲーションで楽しみましょう! 

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 かつてフィル・ウッズ(as)は、「俺をコピーする前に、ベニー・カーターを聴け!アルトサックスのあるべきサウンドがここにある。」と言い、トミー・フラナガンは、「ベニー・カーターとの共演」について、「ベニー・カーターがバンドスタンドで(音楽的に)どこに行くのかは、誰にもわからない。だが、どこに行こうと、それが正しい道筋であることは間違いない。私は彼の行く手をはばまぬように併走するのみ。」と語っています。

 

 ベニー・カーターのサウンドとステージ・マナーからは、気取りのない「品格」、ありのままの「気品」を味わうことができます。巨匠フラナガンが、音楽を心から楽しんでいる様子や、ピーター・ワシントン(b)、ルイス・ナッシュ(ds)の誠実が音になったようなプレイ、寺井尚之の解説とともに、学ぶところがたくさんあります!

11/24(土) 6:30pm- 
 Tommy Flanagan trio  with Benny Carter (as)
  於 France

参加料:2,625円也

 

連休のひととき、ぜひお越しください!

 

*ベニー・カーターのプロフィールはこちらに

 

お知らせ 11月3日(土) 映像講座でトリビュート

 11月はトミー・フラナガンの逝去月、寺井尚之とOverSeasはフラナガンへ心を込めて、来る11月3日(土)、トミー・フラナガンの絶好調の映像を観ながら、在りし日の姿を偲びます。
寺井尚之が、どなたにもわかりやすく譜面も参照しながら解説いたします。
 トミー・フラナガンの映像で、「名盤請負人」ではないフラナガンの本当のプレイを!
 どなたでもご参加いただけます!ぜひ一度!
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Tommy Flanagan Trio in Bern Switzweland, 1991

<メンバー>
トミー・フラナガン(p)
 ジョージ・ムラーツ(b)
 アルヴィン・クイーン(ds)

プログラム

1. Mister P.C.
2. They Say It’s Spring
3. Our Delight
4. ‘Round Midnight
5. Interview
6. Epistrophy
7. Some Other Spring
8. Raincheck
9. Tin Tin Deo

「映像で辿るジャズの巨人達」日曜のお昼のひとときを、ぜひご一緒に!

 11/3(土)

6:30pm-受講料 ¥2,625