ジャズ・クラリネットの異才、滝川雅弘、10月1日(土)に!

takigawa_masahiro_large.jpg
 十五夜の月は欠けて来ましたが、残暑はまだ続いていますね。いかがお過ごしですか?
 OverSeasは秋に向って色んなイベントを企画しています。第一弾は、冴え冴えとした音色と、精緻なテクニックで「西に滝川あり」と賞賛されるクラリネットの名手、滝川雅弘さんと寺井尚之の共演ライブ!なんと25年ぶりです!
 滝川さんとの出会いは今でも忘れません!OverSeasでライブ演奏中、うつむいてゴソゴソしているシャイな感じのお客さまが・・・なにしてるのかしら??と眺めていたら、瞬く間にクラリネットを組み立ててバンドスタンドにまっしぐら、きれいな音でソロを取り始めたのが滝川さんでした。
 クラリネットといえば、デキシーかスイングが相場ですが、滝川さんはもっとモダンなスタイルで、ジャズ街道まっしぐら!やがてメキメキ頭角を現し、ジャズ大賞をもらったり、ジーン・ディノヴィ(p)や、尊敬するバディ・デフランコとも共演を果たし、数々のCDをリリースしています。
 昨年は上海万博日本館でも、冴え冴えした音色を響かせて、好評を博しました。
 大阪在住の人気SF作家、堀晃さんも大の滝川ファン、応援HPを作るほどの惚れこみようです。
 今回のリユニオンを取り持ってくれたのは故西山満さんです。フェイスブックで、滝川さんの親分格の西山満さんと私のやり取りがきっかけで、滝川さんが訪ねて来てくださって、トントン拍子に寺井尚之との共演が決まったのです。何とも不思議なご縁です。
 クラリネットの異才、滝川雅弘と、寺井尚之(p)のリユニオン、どんなプレイになるのか、私も楽しみで仕方ありません。
 皆さん、ぜひお待ちしています!
takigawa_masa.jpg滝川雅弘(cl) カルテット
共演:寺井尚之(p)、宮本在浩(b)、今北有俊(ds)
10月1日(土)
7pm-/8pm-/9pm-
Live Charge ¥2,625

<fb:like href="” send=”true” layout=”button_count” width=”450″ show_faces=”true” font=””>

バド・パウエル至高の名曲 Un Poco Locoを演奏します!

 一週間が怒涛のように過ぎてしまいました。今年はなかなか始まらなかった蝉時雨も、高校野球開幕に合わせようと、今週は全開。おかげで早起きになり我が家もセミ・サマータイム。稽古魔、寺井尚之の練習時間は増える一方。
hisayuki_terai0074.jpg
 8月6日(土)のメインステム・トリオでは、バド・パウエルの大作、”Un Poco Loco”をお聴かせします!
AmazingBudPowell.jpg “Un Poco Loco” は、『Amazing Bud Powell Vol.1』で有名なバド・パウエルのオリジナル(’51)、ウン・ポコ・ロコというのはスペイン語で、「”A Little Crazy”ちょっとイカれてる」という意味。
 ご存知のように、天才バド・パウエルは20才のとき、師匠セロニアス・モンク(p)を守ろうと、警官に殴打され、脳にひどい損傷を受けました。病院では治療と称する電気ショックの実験台にされ、病状はさらに悪化、ひどい頭痛を和らげるためにアルコールや麻薬に浸り、僅か42才の壮絶な生涯を終えるまで、入退院を繰り返しました。タイトルはブラック・ユーモア?確かにクレイジーなくらい凄い曲、彼の人生のように激しい閃光を放っていますね!
bud_monk_paris.jpg 文芸評論家、ハロルド・ブルームは20世紀最高のアメリカン・アートと、ジャズ批評家は汎アフリカ音楽と呼ぶ。つまりビバップの斬新で複雑なテーマとハーモニー、アフロキューバンのリズム、ブルース・フィーリング、反復を繰り返す土着性のあるアドリブのコードパターンを備える包括的なブラック・ミュージックということなのかな?
 難しいことはさて置き、寺井尚之にとってこれは思い出の曲、なにしろ師匠トミー・フラナガンが初めてOverSeasでコンサートをしたとき、サウンドチェックで最初に”Un Poco Loco”ガツンとやられてブチかまされたのです。寺井のこだわりは、パウエルですら引っかかるサビ部分の左手の返し。がんじがらめの題材を頭と体で充分稽古して手中に収めれば、自由な音楽的地平が眼前に開けるんや!と寺井は言います。
 フラナガニアトリオ時代、アルバム『Fragrant Times』以来、長らく封印してきた大作、メインステムが演るとどんな味わいになるのでしょうか?土曜日の首尾は如何に?
 当日は他にバド・パウエルに因む曲としては“Bouncing With Bud”、Roostの『Bud Powell Trio』(バド・パウエルの芸術)で有名な“I Should Care”も予定しています。夏の花火のようなバド・パウエルの名曲をどうぞお楽しみに!ぜひお待ちしています。
8月6日(土) 寺井尚之(p)メインステム:宮本在浩(b)、菅一平(ds)
演奏7pm-/8pm-/9pm-
Live Charge 2,625yen

 お勧め料理はサーロインのパイ包み焼きを作ります!
CU!

NEWS 河原達人(ds) Reunion!

 東京のお客様の話では、夜の街に少し活気が戻ってきたそうですね!
 大阪は、先月から節電モードの様相、路地裏も一層薄暗く感じます。でも希望の光を灯すGood Newsもありますよ!
tatsuto_black_cap.JPG 来る7月22日(金)フラナガニアトリオで人気を博した河原達人(ds)のJazz Club OverSeas出演が決定しました。
k-g_7_22.jpg お相手は、寺井尚之(p)に加え、最近メキメキ実力を上げるk-gこと坂田慶治(b)、新しい顔合わせで、超楽しいセッションになりそうです。
 最近、河原さんは、初心に立ち返り、ドラムの基本をしっかりコツコツ練習していたそうです。凄いね!CDでしか河原達人を知らないお客様、ぜひ生タツトを聴いてみてくださいね!
 私もワクワクしています!
7月22日(金) :寺井尚之(p)トリオ:坂田慶治(b)、河原達人(ds) 
演奏:7pm-/8pm-/9pm-
ライブ・チャージ:2,625yen

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
316785824.jpg
 もうひとつGood News! 本日、摩周湖の辺に住むジャック・フロスト氏より、特大のみずみずしいグリーン・アスパラガスとよつばバターの差し入れいただきました!昨年も一昨年もお送りいただき、大阪では滅多に味わえない本当のアスパラの味に感動を呼んでいます!
 フロスト氏の経営する川湯温泉、御園ホテルはミシュランのガイドブックでも紹介されているそうです。ラウンジの自動ピアノでトミー・フラナガンが聴けるだけでも、最高ですよね。
 土曜日の記念すべき”Let’s”登場「ジャズ講座」のおすすめ料理「黒毛和牛の赤ワイン煮」に、グリーンな特別出演の予定。ぜひご賞味ください。
CU

OverSeas 連休の営業予定

 こんにちは!皆様いかがお過ごしですか?
 GWが楽しみで眠れないというハッピーな方も多いのではないでしょうか?
 OverSeasの連休中の営業は変則になります。
4月29日、30日とお休みをいただき、かねてからお伝えしているように、3日~5日は、正午からイベント開催いたします。<楽しいジャズの講座>

 ビリー・ホリディ、サラ・ヴォーン、カーメン・マクレエと、ジャズ・ヴォーカル史を代表する歌手の名唱セレクション!

 遠出せずに街にいて、ゆっくりしようと思われるのでしたら、ぜひお待ちしています!連日でも、一日だけのご参加でも、勿論大歓迎です!

 ご予約はEメールでどうぞ。

 5/6(金)は、寺井尚之+坂田慶治(b)+今北有俊(ds):スーパー・フレッシュ・トリオ!

 5/7(土)は、寺井尚之ジャズピアノ教室門下生ライブ、というより、しっかり一人前のピアニストに成長した福西綾美(p)さんのトリオです!



































日曜

定休
4/29 祝

休業
4/30 (土)

臨時休業
ジャズヴォーカル 対訳を見ながら楽しもう!各日 3,150yen
(月) 5/3(火)正午~ 5/4(水)正午~ 5/5(木)正午~ 5/6(金)

7pm~
5/7(土)

7pm~






ビリー・ホリデイ



サラ・ヴォーン





カーメン・マクレエ





 SFT

寺井尚之(p)

坂田慶治(b)

今北有俊(ds
)
福西綾美(p)

宮本在浩(b)

菅一平(ds)


CU

4/2(土) 林宏樹(ds)ハイパワー・ドラム・ソロで元気をもらおう!


 来る4月2日(土)、東海のバディ・リッチこと、三重を拠点に全国をジャズ行脚している人気ドラマー林宏樹(ds)さんが、寺井尚之とリユニオン・セッションで来演!
 震災のニュースですっかり元気をなくしていた林先輩、でも被災された方からの、「同情や悲しみより、今している仕事を、活き活きとこなして欲しい」というメッセージに、「落ち込んでいる場合ではない!」と、逆に励まされたそうです。
 以来、地元では、チャリティ・ライブなどで、林パワーを炸裂させているらしい。
 OverSeasのリユニオン・セッションでは「普通にライブが出来ることに感謝しながら演奏したい」と林先輩。
 まったく本当ですね!私たちもライブが聴けることを感謝しながら、林宏樹(ds)のハイパワー・ドラムソロを精一杯楽しみたいと思います。
<林宏樹(ds)リターンズ!>
日時:4月2日(土) 
   7pm-/8pm-/9pm (入替なし) 
メンバー:林宏樹(ds)
   寺井尚之(p)
   宮本在浩(b)
Charge 2,625yen


 震災の影響で、いつもほど込み合わないと思います。今回がゆっくり聴けるチャンス!
 林先輩のハイパワー・ドラム・ソロで元気をもらおう!

19日Tribute to Tommy Flanagan開催します。

tommy2nd.JPG
 3月19日(土)、トミー・フラナガンに捧げる定例コンサート、Tribute to Tommy Flanaganは予定通り開催いたします。
 OverSeas、寺井尚之メインステム一同、真心を込めて演奏をお届けいたします。
日時:2011年 3月19日(土)
会場:Jazz Club OverSeas 
〒541-0052大阪市中央区安土町1-7-20、新トヤマビル1F
出演:寺井尚之(p)トリオ ”The Mainstem” :宮本在浩(b)、菅一平(ds)
開場:6:30pm
演奏時間:7pm-/8:30pm-(入替なし)
当日 3,675yen(税込、座席指定)

 初めてトミー・フラナガンがOverSeasで演奏したのは、1984年、ジョージ・ムラーツ(b)、アーサー・テイラー(ds)のトリオでした。
 ブログを始めたころに、その時のレポートを書いています。ブログ・ソフトのヴァージョンが違うので、今のヴァージョンと見え方が違うかもしてませんが、寺井尚之の音楽の原点になったできごとです。良かったら読んでみてください。


CU

3/19(土) Tribute to Tommy Flanagan開催のお知らせ

tommy1984.jpg
 先日の積雪が嘘のように生暖かい大阪です。
 皆様いかがお過ごしですか?
 昔から関西は、奈良時代から東大寺で続く「お水取り」が終わらないと春は来ないと言われています。トミー・フラナガン・ファンの春の儀式と言えば誕生月のトリビュート・コンサート!
 今年は3月19日(土)に開催いたします。
 トミー・フラナガンが遺した数々の名演目、3月、4月は春と言っても、ジャズクラブが盛り上がる夜は毛皮が要るほど寒かったNYの街。でも、フラナガンのスプリング・ソングを聴くと、花の香りが漂いました。そんな情景を思い出しながら、寺井尚之The Mainstemの演奏を、皆様とご一緒に楽しみたいです!
 トミー・フラナガンをまだお聴きになったことがない方も大歓迎、勿論「通」の皆様も心よりお待ちしています。
 春らしい御料理も作っておきますので、飲みながら、食べながら、法事の気分でトミー・フラナガンを一緒に偲びましょう!
tribute_mainstem.JPG日時:2011年 3月19日(土)
会場:Jazz Club OverSeas 
〒541-0052大阪市中央区安土町1-7-20、新トヤマビル1F
TEL 06-6262-3940
チケットお問い合わせ先:info@jazzclub-overseas.com
出演:寺井尚之(p)トリオ ”The Mainstem” :宮本在浩(b)、菅一平(ds)
演奏時間:7pm-/8:30pm-(入替なし)
前売りチケット3,150yen(税込、座席指定)
当日 3,675yen(税込、座席指定)

1/25(火)「名盤サクソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズの真実を探る」

 昨年秋から毎月開催している「楽しい講座&ライブの夕べ」、今月のお題は「名盤サクソフォン・コロッサス/ソニー・ロリンズの真実を探る」
terai_sonny.JPG
 「トミー・フラナガンの足跡を辿る」で大評判になった“サクソフォン・コロッサス”講座はもう6年以上前に遡ります。(講座本第一巻参照)
 今回は、ジャズ初心者の方に判りやすく、“サクソフォン・コロッサス”の面白さ、ひいては即興演奏というジャズの醍醐味をお伝えしようと、ただ今鋭意準備中。
 昨年も来日して、大阪のコンサートは完売したというソニー・ロリンズは、トミー・フラナガンと同い年でNYハーレム生まれのハーレム育ち。生家は、アーサー・テイラー(ds)やジャッキー・マクリーン(as)のご近所、当時コールマン・ホーキンス(ts)も近所に住んでいて、ソニー少年はサインをもらうために、自宅の前でホークを待ち伏せたという逸話もあります。
 “サクソフォン・コロッサス”で共演したトミー・フラナガンは、’80年代に共演アルバムを録音したり、カーネギー・ホールでリユニオン・コンサートをしたり、色々ご縁がありました。
 トミーが入院したとき、真っ先にお見舞いに駆けつけたのがロリンズさんだったと聞いています。
s-rollins.jpg ヴィレッジ・ヴァンガードのオーナー、マックス・ゴードンは、デクスター・ゴードン、ジョニー・グリフィンなど数え切れないテナーの星が出演した内で、最も華のある奏者はロリンズだと、自伝で言い切っています。
 また同じテナーのジミー・ヒースは、「ソニーは我々仲間のミュージシャンが世界中のどこにいるか、確実に把握しているが、誰もソニーの現在位置を知らない。」と神がかりっぽいことをつぶやいていました。
 真面目な性格だからこそ、堂々とユーモラスな引用ができるという話も聞いたことがあります。真面目だからこそ、二度もステージから遠ざかって、修行したり瞑想したのかも知れませんね。
 「サッコロなんか恥ずかしいてよう聞かんわ」と通が言うほど”サクソフォン・コロッサス”は有名盤、だけど、私は何度レコードをかけても、オープニングの”St.トーマス”でマックス・ローチ(ds)のイントロが始まるだけでわくわくするし、理屈では説明できない圧倒的な魅力を感じます。
 理屈じゃない隅々まで、寺井尚之はしっかり解説、おまけに自ら演奏を聴かせ、さらに納得させてくれます!
 初めてのお客様も、常連様も大歓迎です。ウィークデイ、お仕事帰り、お気軽にお立ち寄りください。
night_234x60.gif【日時】2011年 1月25日(火)7pm~9pm 
【講師】トミー・フラナガン唯一の弟子、OverSeasオーナー、 寺井尚之
【受講料】One Drink付 ¥2,500 (税込\2,625)  要予約
 いつもどおりお食事も用意していますので、ぜひどうぞ!
CU

寺井尚之 新譜『Evergreen』ダウンロード発売開始!

Evergreen_cover.JPG
 去る10月末に録音した、寺井尚之のアルバム、『Evergreen』がようやく米国サイト、CD Babyから配信開始されています。
 演奏メンバーはメインステム・トリオ、寺井尚之のレギュラーメンバー、宮本在浩(b)菅一平(ds)ですが、通常のレパートリーと異なり、ほとんどが皆様よくご存知のスタンダード・ナンバーばかりのラインナップです。
<収録曲>

stars-desi-glitters-8

1. Chinatown (チャイナタウン)Jean Schwartz
2. As Time Goes By (アズ・タイム・ゴーズ・バイ) Herman Hupfeld
3. Autumn Leaves (枯葉) Joseph Cosma
4. I’m Thru with Love  (アイム・スルー・ウィズ・ラブ)Joseph A. Livingstone, Matt Malneek matt dennis
5. Fly Me to the Moon (フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン) Bart Howard
6. My Funny Valentine (マイ・ファニー・バレンタイン)Richard Rodgers
7. My One and Only Love (マイ・ワン&オンリー・ラブ)Robert Mellin
8. White Christmas  (ホワイト・クリスマス)Irving Berlin

 今回はCDではなく、一曲ごとにダウンロード出来る形式のアルバムなので、一度スタンダード・アルバムを作ってみようということになったのだそうです。
 “枯葉“や”I’m Thru with Love“、”My Funny Valentine “など、これまで対訳ノートに綴ったことのあるスタンダード曲も入っていて、ちょっと嬉しい気分。
 ラストの”ホワイト・クリスマス”は、チャーリー・パーカーのBebopヴァージョンになっています。ぜひこの季節にダウンロードしてみてくださいね。99セントで聴けますよ!
 まもなくi-tuneなど、日本語配信各サイトでもダウンロード出来るようになる予定です。
<記念イベント:12月23日(祝)>
hisayuki_terai_lecture_live.JPG
 新譜発売を記念して、来る12月23日(木、祝)に、収録スタンダード曲にまつわる講座&ライブを開催いたします。
 12月23日(木、祝) 6pm開場、7pmスタート
 チャージ:2,625yen(税込)

 時節柄お忙しいとは存じますが、ぜひご参加お待ちしております!
CU

11/27(土) トリビュート・コンサートにご参加ください!

tribute_17th.jpg
 今日でやっと平年並みの気温だそうです。トミー・フラナガンが亡くなったのは2001年11月、私は今よりずっと若く、元気でもあったけど、今よりずっと寒く感じました。
 恒例の追悼コンサート、今回は11月27日(土)に行います。
logo1.gif
演奏:寺井尚之ピアノ・トリオ The Mainstem 宮本在浩(b)、菅一平(ds)
2010_tribute_audience.JPG
2010年11月27日
18:00開場
第1部:19:00~20:00
第2部:20:30~21:30  
(入替なし)
場所: Jazz Club OverSeas
料金: 前売りチケット 3,150円
当日:3,675円

 生前のトミー・フラナガンは、とにかく「ライブ」命のアーティストで、「録音」するのは余り好きではないと言っていました。でも、沢山のレコーディングがあるからこそ、若い世代も聴けるのですから、ありがたいことです。
 音楽産業の変化で、トミー・フラナガンが参加する名盤の数々がごく一部を除いて廃盤になっているのが現実です。レコード業界で、ジャズのみならず、音楽を熟知したプロデューサーが激減しているからという話も聞いたことがあります。
 こんな状況を天国のフラナガンはどんな風に見ているのかしら?信じられないかも知れないけど、フラナガンは、自曲の譜面もロクに書かずに演奏をしていた。フラナガン以前のジャズ・』ミュージシャンは、自分のネタを奪われるのを防止するために譜面があっても門外不出にしており、その伝統のためなのか、或いは文字文化を持たないインディアンのDNAのためなのか・・・寺井尚之がきちんと書いたフラナガン作品の譜面を、レギュラーでない共演者用にと、コピーして大事に持って帰ったりしてたっけ。故に、フラナガンのオリジナルを再現することは、誰にでも出来る業ではないのです。
 トミー・フラナガンの名演目は数あれど、それらを一挙生で聴けるのは世界広しといえども、今のところOverSeasのトリビュート・コンサートだけ!
 生前のトミー・フラナガンの勇姿をご存知の方も、その頃にはまだ生まれていなかった人も、トミー・フラナガンがお好きなら、ぜひ一度トリビュート・コンサートにお越しください!
 ぜひ沢山の方にフラナガン・ミュージックの醍醐味を味わっていただきたと願います。心からお待ちしています!
terai_watch_tf.jpgトミー・フラナガンが生前最後にOverSeasにやってきた時、当時の寺井尚之によるレポートがHPに載っています。
イベントサイト:http://jazzclub-overseas.com/concert.html
トリビュート・コンサートのページ:http://jazzclub-overseas.com/tribute_tommy_flanagan/tribute.html

CU