第7学期
講義内容
1月8日 Stephane Grappelli ステファン・グラッペリ(violin)
 
古くは戦前のパリ時代から現代まで、いつの世もジャズバイオリンの王座を守ったグラッペリ。国籍、ジャンル、スタイルに関係なく、いつでも夢のような音色で強烈にスイングする。小花模様のブラウスと人なつこい笑顔がトレードマーク、好々爺グラッペリの名演を楽しみました。

2月12日 Billy Eckstein ビリー・エクスタイン(vocal)
男らしさと甘さを兼ね備えた歌声で一世を風靡したMr.Bことビリー・エクスタイン、ビバップ時代には、パーカー、ガレスピー、A.ブレイキー、マイルス達を擁する伝説的なビッグバンドを率い、歌手としてフランク・シナトラやサラ・ヴォーンにも多大な影響を与えた。天才伴奏者ボビー・タッカーとのコンビも含め、現代の我々にも強烈にアピールする、その歌唱を鑑賞、解説しました。

3月11日 Monty Alexander モンティ・アレキサンダー(piano)
さあ、ピアニスト! 今学期、寺井尚之が選んだのはジャマイカ出身でオスカー・ピータースンの再来と謳われたスターピアニスト、モンティ・アレキサンダー。批評家から無視されているのは映画音楽からレゲエまで何でもこなす器用さのため?最高に華のあるピアニスト、アレキサンダーの魅力を徹底解剖ししました。(モンティは2000年5月24日OverSeasに来演、すばらしいライブでOverSeasファンを熱狂させました。その時の模様はこちらをお読み下さい。)

4月8日 Milt Jackson ミルト・ジャクソン(vibraphone)
去る10月に他界したジャズの巨星。モダンジャズでバイブラフォンの代名詞といえばこの人。思いきりブルージーでありながら、すっきりとした余韻を残す独特の音色。ジャズ史に輝く名コンボMJQや、レイ・ブラウンとの双頭コンボなどミルト・ジャクソンの様々な側面にスポットをあてて追悼しました。

5月13日 特別講座第5回 フラナガンの音楽解説
         
〜90年代のトミー・フラナガンTommy Flanagan
トミー・フラナガン60歳代。デンマークでは栄えあるジャズパー賞を受賞。ケニー・バレルとの再会セッションを皮切りに、名盤サド・ジョーンズ集“レッツ”、エラへの追悼アルバムなど過去への回帰かと思いきや、そこには大きな音楽的展開がある。ミレニアム最後の10年間、巨人の大きな足跡を辿ります。

6月10日 <補講> 続・フラナガンの音楽解説
         
〜90年代のトミー・フラナガンTommy Flanagan
とにかくトミーのことを話しだせばきりがない寺井尚之。5月の講座だけでは本テーマを語る尽くせるはずもなく、今学期も恒例の<補講>を行います!

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