寺井尚之のジャズ講座
第22学期(2005年7月〜9月)
7月9日(土)
「トミー・フラナガンの足跡を辿る」<その21>


 名トランペッター、ケニー・ド−ハムの<ケニー・ド−ハム・メモリアル・アルバム>が登場!
<静かなるケニー>と並ぶ、ハードな快作!K.Dとフラナガンが織成すハードバップの真髄を解説。
 天才ギタリスト、ウエス・モンゴメリーとフラナガンとの顔合わせによる、ジャズ史上に輝く必携盤<インクレディブル・ジャズ・ギター>で、名手達の豪快なプレイを堪能。
ジュリアン・プリースター(tb)の<キープ・スインギン>には、ジミー・ヒース(ts)が講座に初登場。


8月13日(土)
「トミー・フラナガンの足跡を辿る」<その22>


 フラナガンが、共演を終生誇りとした、巨匠コールマン・ホーキンスの最高作<アット・イーズ>がいよいよ登場!寺井尚之が心から愛する“プア・バタフライ”の名演についての感動の解説は聴き逃せない!
 また、男性ヴォーカル、フランク・ミニオンの希少盤“ザ・ソフト・ランド・オブ・メイク・ビリーブ”を本邦初の対訳付きで、また、独自のスタイルで強烈な印象を残すトランペッター、ハリー・エジソンの<パテンテッド・エジソン>を解説。 

9月10日(土)
「トミー・フラナガンの足跡を辿る」<その23>

 テキサス・テナーの大御所、アーネット・コブの快作 <モア・パーティ・タイム>で、アーシーさが身上のテナーとスカっとしたフラナガンのピアノの組み合わせの妙を楽しもう。
 若きフラナガンの手本となった先輩ミルト・ジャクソン(vib)の<ヴァイブレーションズ>では、フラナガンの名演目<ウイズ・マリス・トワード・ノン>の原型を詳細に解説。
 ジャクソン以前のヴァイブの王者、ライオネル・ハンプトンとフラナガンの珍しい顔合わせが聴ける希少盤、<シルヴァー・ヴァイブズ>も鑑賞する。 

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