寺井尚之のジャズ講座
第32学期(2008年1月〜3月)

1月12 日<その51

 エラ・フィッツジェラルドは、年間300本以上の、ハードなコンサート・スケジュールをこなし、休暇は年間2週間ほどしか取らなかったといわれる。トミー・フラナガンとエラは、あわただしく世界中を移動しながら、アレンジや歌唱を毎晩磨き上げて行ったのだ。
 1月は旧ユーゴスラビア、ベオグラードのライブ、<ザ・レディ・イズ・ア・トランプ>、南仏でのライブ盤などで、二人のコラボを追いかける。

 加えて、先ごろ発売された<コンプリート・オーバーシーズ+3〜50THアニバーサリー・エディション>の未発表テイクを検証。
2月9日<その52>
 
 デトロイト出身の名トロンボーン奏者、アル・グレイが「生涯最高のコンサート」と述懐した、ノーマン・グランツ主催の一大イベント、<ジャズ・アット・ザ・サンタモニカ・シヴィック>!

 エラ・フィッツジェラルドの長い歌唱歴の中でも屈指の名作!
 何度聴いても興奮する名唱の数々を、歌詞だけでなくMCの完全対訳と共に名解説で楽しむ。

 
3月8日<その53>
 糖尿病の為に活動の中断を余儀なくされたエラ・フィッツジェラルド、「ステージこそ人生」だったエラの苦悩はどれほどだったろうか。
 病気を乗り越えカムバックした喜びが炸裂したカーネギーホールの歴史的コンサートのライブ盤は、いつ聴いても、深い感動に包まれます。
全ての音楽ファンにとって 絶対に聴き逃せない講座!

 



過去の講座内容
第1学期
第2学期
第3学期
第4学期
第5学期
第6学期
第7学期
第8学期
第9学期
第10学期
第11学期
第12学期
第13学期
特別学期
第14学期
第18学期 第19学期 第20学期 第21学期 第22学期 第23学期
第24学期 第25学期 第26学期 第27学期 第28学期 第29学期
第30学期 第31学期 第32学期 第33学期 第34学期 第35学期 
第36学期
講座ページへ

Topへ