寺井尚之のジャズ講座
第16学期(2004年1月〜3月)
1月10日(土)
「トミー・フラナガンの足跡を辿る」<その3>


ソニー・ロリンズ(ts)のリーダー作、<サクソフォン・コロッサス>は、古今東西ジャズ史上最高の名盤のひとつに数えられ、「名盤の陰にフラナガンあり」というセリフを生むきっかけとなった。緻密なデトロイトバップと豪快にブロウするソニー・ロリンズとの発火点はどこなのか?年明けのジャズ講座は、この耳慣れた名盤を中心に検証。
2月14日(土)
「トミー・フラナガンの足跡を辿る」<その4>


デトロイト時代の盟友ケニー・バレル(g)と録音した<オールデイ・ロング>は名手アーサー・テイラー(ds)のサポートが光彩を放つ秀作、その他サド・ジョーンズ(cor.tp)の<マッド・サド>等、時間が許すなら、トロンボーンの神様J.J.ジョンソンの最高傑作<ダイヤルJJ5>迄を解説予定。
3月13日(土)
「トミー・フラナガンの足跡を辿る」<その5>

全く聞き飽きる事のない完璧な名盤、前回大反響を呼んだJ.J.ジョンソン<ダイヤルJJ5>の続編と、同一ユニットでのライブ盤<ライブ アット カフェ ボヘミア>、またデトロイトが生んだギターの星、ケニー・バレルと共演が光る<ブルー・ムーズ>等、殆ど一週間のうちに録音された名盤を聴きながらフラナガンの懐の深さを堪能。
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