10月10日<その72> 前回の『The Super Jazz Trio/ The Standard』の残りトラックを聴きながら、トミー・フラナガンが「企画盤」に隠した強烈な暗号を解読してみます。 一転して、当時レギュラーで活動した巨匠レッド・ミッチェル(b)との名盤、『You're Me』では、歌心溢れるダイアローグで、レッド・ミッチェルとの黄金時代を偲びます。 デトロイト時代の盟友ペッパー・アダムス(bs)との久々の共演盤、『The Master』は骨の髄までハードバップな名盤、バップのサムライ、アダムスのユニークなキャラクターを偲びつつ、ジョージ・ムラーツ(b)とフラナガンの強烈な煽りのプレイを堪能しましょう。 |
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11月14日<その73> テナー、バリトン、クラリネットをこなすマルチ・リード奏者、テッド・ハリスのリーダー作『Presents Five Giants of Jazz』は、アーマド・ジャマール3のドラマー、ヴァーネル・フォーニエ(ds)、ボブ・ディランなどとの共演で有名なビル・リーなど異色の顔合わせ。 デトロイト時代のボス、ビリー・ミッチェル(ts)との久々のリユニオンとなる『De Lawd's Blues』が登場!デトロイト・ハード・バップを代表するテナー奏者、ビリー・ミッチェルに往年の輝きは? フラナガンがエルヴィン・ジョーンズ(ds)、リチャード・デイビス(b)と組んだ『Heart to Heart』は“Moon River”など意外な選曲で魅せるヘヴィー級トリオ・アルバム。強烈な個性のぶつかり合いに心奪われます。 |
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12月12日<その74> スエーデン時代のレッド・ミッチェル(b)のレギュラー奏者、ニセ・サンドストローム(ts)のリーダー作『Home Cooking』はドラムレスのトリオ・フォーマット、ミッチェルとサンドストロームの完璧なチーム・プレイに絡むフラナガンの妙技が堪能できます。“Minor Mishap”は必聴! そして、フラナガン+レッド・ミッチェル・コンビに、フィル・ウッズ(as)が絡む『Three for All』が登場、三人の強烈な個性がぶつかり合うスリルを寺井尚之の名解説でエンジョイ! |
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