2011年7-9月 |
7月9日<その93> 10人のピアニストが名演を繰り広げる"100 Gold Fingers"、第3回目となる'93年のコンサートは、ハンク・ジョーンズや先ごろ亡くなったレイ・ブライアント、モンティ・アレキサンダーなど花形が顔を揃えた。フラナガン圧巻のソロ、“Someone to Watch Over Me”と、ぶっつけの“Tin Tin Deo”を、寺井尚之が語るバックステージ秘話を。 旧ユーゴスラビア、ボスニア出身のトランペット奏者、ダスコ・ゴイコビッチの「Soul Connection」はジミー・ヒースなど芸達者が脇を固める好アルバム。 |
||
8月13日<その94> ピーター・ワシントン(b)&ルイス・ナッシュ(ds)とのトリオで、エラ・フィッツジェラルドに捧げた「Lady Be Good for Ella」は、病床のエラが傍らに置いていた。プログラムに込めたフラナガンの真意を読み解いていく。 そのほか、プリミティブで圧倒的な個性を放つソニー・ロリンズ(ts)とのリユニオン、「Old Flames」を。 |
||
9月10日<その95> 南フランスでのライブ盤、「Live in Marciac '93」はハンク・ジョーンズ、トミー・フラナガン、二人の巨匠の、ソロ、デュオ、トリオが堪能できる。アイドリース・ムハマッド(ds)の好演にも注目! 併せてデトロイト出身トランペッターマーカス・ベルグレイブをフラナガン3がバックアップする。「 Marcus Belgrave with Detroit’s Jazz Piano Legacy vol. 1 」で、“Zec”などデトロイト・ハードバップの仕上がりをチェック。 |
「寺井尚之のジャズ講座」の本 |