先日ご紹介した、長年、ダンス営業を規制してきた風営法改正関連のウエブ・ニュース、この法改正の動きを3年間に渡って内外で取材した神庭亮介さんが、今度はこの話題を一冊の本として、河出書房新社より上辞されました。
何故政府は一般市民が「踊る」という行為を規制しようとするのか?何故、日本ではダンス・クラブが「風俗」のカテゴリーに成るのか? この法律を、クラブ経営者や利用者の多くの人が立ち上がり、改正法が成立するまでの記録です。
本の中には、英国の「クリミナル・ジャスティス法」など、海外のクラブ事情に関するダンス規制法も詳しく紹介されていて、「NYキャバレー法」の章では、不肖当ブログも紹介してもらってます。思えば、私の人生最初の文学全集は旧河出書房版、「少年少女世界の文学」でしたから、とっても名誉に感じてます。
ダンスと日頃無縁な私にもとっても面白く読みやすいルポルタージュです。
書名:『ルポ風営法改正 踊れる国の作り方』 著者:神庭亮介 2015年9月 河出書房新社刊
ISBN 9784309247267 (4309247261)
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